がまかつのアジングワーム特集！おすすめの使い方＋実釣インプレ

6月のアジングゲームは、水温が上昇して夜釣りでの釣果がアップする時期です。

積極的に釣り場へ足を運んで、アジの姿を追いかけたいのですが、頼りになるアイテムも増やしたいところ。

そこで取り上げるのが、がまかつがリリースしているアジングワームです。

個性的なデザインのワームが多いので、その使い方を確認してみましょう。

がまかつのアジングワームには、フィールドテストをしっかり重ねてデザインされた、個性的でオリジナリティの高い専用アイテムが揃っています。

水中に投入したときのアクションレスポンスの素早さは秀逸で、きっちりと水をつかんでいるのが分かります。

がまかつからは、アジングゲーム用のジグヘッドも豊富にリリースされていますから、それらに装着してキャストすれば、好釣果を引き出せるでしょう。

宵姫AJカスタムや宵姫ラウンド・宵姫コブラなど、使い勝手のいいジグヘッドが揃っています。

中でも操作性の高いのが、キャロヘッドです。

発売されてからの期間は長めで、さまざまな釣り方に応用できるジグヘッドとして、ヘビーユーザーは多いでしょう。

ジグ単はもちろん、キャロやスプリットショットリグにマッチしますし、フロートリグにも合います。

これらのジグヘッドに装着して使いたくなる、がまかつのアジングワームについて、個別にピックアップしてみましょう。

●がまかつのおすすめアジングワーム①宵姫アーミーシャッド 1.8inch

宵姫アーミーシャッドは、全長が1.8inch。

ややファットなボディからシャッドテールが連なっていて、2本のアームが左右から伸びています。

ボディの軸と平行に配置されているので、まるでそこにマイクロベイトの群れが漂っているように見えます。

これがバツグンの存在感を生み出し、アピール度が他のワームを遥かに超えてくれます。

水中をリトリーブすると、かなり強めの波動を起こし、それが生命感溢れる刺激に切り換わっていきます。

遭遇したアジは、もはや無視できる状態ではなく、高い確率でバイトに結び付くことになるわけです。

宵姫アーミーシャッドのボディの真ん中辺りに、クビレが設けられているので、そこでカットしてみてください。

全く別のカタチの極小ワームとして、活用することが可能です。

そのまま使うケースと、カットして前半部分を使うケース、後半部分を使うケースの合計3通りの使い方ができるのが強みです。

ちなみに、どのケースもバイトは発生したので、積極的にさまざまなフィールドでキャストすることをおすすめします。

●がまかつのおすすめアジングワーム②宵姫トレモロAJ 2.6inch

フォルムはストレート系で、デカアジ・ギガアジなどの活性の高いアジをターゲットにしやすい、大きめサイズのアイテムてす。

水中を通すと、よく目立つのが分かります。

マイクロベイトからやや成長したベイトフィッシュのサイズにマッチしているので、フィールドでのアジに対するアピール度はバツグンです。

リブは深く刻まれていて、いわゆるリングワームとしての要素がとても強いです。

当然水をつかんだり押したりするのが得意で、その波動がアジにしっかり伝わるでしょう。

宵姫トレモロAJ 2.6inchの真ん中部分に注目してください。

かなり深くクビレていますから、アジが吸い込んだときに折れ曲がりやすくなっています。

フッキングの効率が高いのも、このワームの強みといえるかもしれません。

●がまかつのおすすめアジングワーム③宵姫ノレソレ 1.8inch

ノレソレとは、アナゴの幼魚のことで、それに似た細身のボディ＋極薄の扁平テールにデザインされているのが特徴です。

うなぎの幼魚とも似ていますから、それらを捕食しているアジにとっては大好物に見えるはずです。

他のワームと比較すると、弱めの波動でナチュラルに泳ぎます。

アピール度は低めなので、タフコンディション下のアジをバイトに持ち込みやすいでしょう。

扁平テールのワームは珍しく、ロッドワークに対して敏感に反応してくれます。

ファストリトリーブで誘うもよし、急にフォールさせて刺激を与えるもよし。

ナチュラルに泳がせること以外のアプローチを見つけ出して、フィールドで試してみましょう。

がまかつのアジングワームをジグ単でキャストするのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、ショートレングスで操作性の高いスピニングロッドがマッチします。

リールは、2000番サイズのスピニングリールなら、さまざまなシチュエーションで試せるでしょう。

がまかつのアジングゲーム用スピニングロッド・ラグゼ宵姫天シリーズの中から、S510ML-solidを選んでみました。

全長は1.78mと、ショートレングス寄りのブランクスに設計されています。

ブランクスのパワーはMLで、ウエイトは41gとかなり軽めです。

2ピース仕様ですから、仕舞寸法は93.5cmになります。

ブランクスのカーボン素材含有率は、99.9%です。

適合するルアーウェイトは、0.1gから7gまで。

適合するラインは、PEラインなら0.1号から0.4号までとなっています。

モノフィラメントラインなら、1lbから3lbまで使えます。

ブランクスの先径は0.8mmで、元径は8.0mm。

グリップの長さは、75mmと短めです。

実際にフィールドで使ってみると、とてもしなやかで、軽量なジグ単をイメージ通りにキャストできました。

グリップ周りはシンプルでぜい肉が無く、ウエイトを軽くするのに影響を与えています。

実売価格は4万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。

アジングゲームに高い感度と扱いやすさを組み入れたいなら、購入を検討してみたくなるスピニングロッドといえそうです。

シマノから発売中のライトソルトウォーターゲーム専用スピニングリール・ソアレBBシリーズの中から、C2000SSHGを選んでみました。

ギア比は6.1対1ですから、ハンドル1巻きにつき82cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

実用ドラグ力は1.0kgで、最大ドラグ力は3.0kg。

ウエイトは185gと軽めで、スプール寸法は直径43mm、ストロークは13.5mmです。

ラインキャパは、PEラインなら0.6号を140m、モノフィラメントラインなら2.5lbを140m巻けます。

ハンドルの長さは45mmで、ボールベアリングは5個搭載しています。

実際に手に取ってみると、とてもハンドル回転は軽やかで、ローター回転の追従もスムーズです。

ドラグのレスポンスも良好なので、極細PEラインでも安心して活用できるでしょう。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

0.3号以下のPEラインをスプールに巻けば、軽いチカラでジグ単を飛ばせるはずです。

がまかつのアジングワームの特徴や使い方、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか？

梅雨の時期は、水に濁りが入りやすいです。

でも表層だけ濁っていて、そこを突き抜ければクリアーになっていることも。

キャストするジグ単をしっかりと落とし込みながら、アジの微細なバイトを弾かないようにしましょう。