アジングのシーズン別釣り方特集!おすすめアイテムも徹底チェック
アジングは、オールシーズン楽しめるライトソルトゲームです。 ただし、アジが釣れやすい・釣れにくいというのは、釣果として表れるでしょう。 「冬って結構何をキャストしても釣れにく…
FISHING JAPAN 編集部春は徐々に水温が上がっていく季節、アジの群れが接岸してきて活発に回遊する時期でもあります。
そんなタイミングで使用するアジングワームには、どんなものを選べばいいのでしょうか。
ここでは、春から夏にかけて使ってみたい、アジングゲーム用のワームについて深掘りしてみましょう。
目次
どのアジングワームが効果的なのか、それをチェックする前に、春のアジの状態を知っておきましょう。
魚がどういう状態で泳いでいるのか、詳しく事前チェックしておけば、アジングゲームの現場で使うワームも選びやすくなります。
春のアジは、寒い冬を乗り越えてきて、産卵時期に突入します。
具体的には、毎年4月から7月にかけて、広い範囲でアジが産卵をおこなうことが確認されています。
となると、産卵する直前までは、体力を溜めるために活発に捕食を繰り返すことに。
エサとなる稚魚やプランクトンの少ない時期と重なるケースがあり、定着している甲殻類やゴカイ・イソメを捕食することがありますが、少しでも捕食しやすいエサを求めて移動していきます。
ゴールデンウィークの時期になると、一気に接岸してきて稚魚やプランクトンを食べている印象を受けます。
漁港の防波堤などから、サビキ釣りでアジが掛かるようになるので、接岸のタイミングは防波堤の釣り人の数を見て推し量れるでしょう。
その時期に大型のアジをターゲットにするつもりなら、夕方から夜間にかけて、同じ防波堤エリアに向かうことをおすすめします。
そして使ってみたいアジングワームは、2inch以上のシャッドテール系ワームでしょうか。
テールが左右にウォブリングアクションしますから、離れたところにいるアジに見つけてもらいやすいメリットを持っています。
少し長めのリング系ワームやカーリーテール系ワームも、広範囲からアジを呼び込むのに向いているでしょう。
釣れるアジのサイズは、産卵前なので大きめです。
なので、ファーストアプローチには長めのアジングワームを選んでかまいません。
昼間から釣り人のプレッシャーを受けている防波堤では、アジが少しのプレッシャーでも沈みやすくなります。
キャストするアジングワームは、しっかりとフォールさせてボトム付近をトレースできるように、重めのキャロやジグヘッドに装着するほうが、バイトの確率は上がります。
3inch程度の長さがあれば、アジに見つけてもらいやすいでしょう。
ダイワ(DAIWA) ワーム 月下美人 アジングビーム バチコンカスタム 3インチ グローピンク ルアー
産卵直後のアジは、体力が疲弊していてあまりアジングワームに反応してきません。
かといって、いきなり小さいサイズのワームを投入しても、バイト数は伸びないでしょう。
こういう場合、細長いストレート系ワームを先に投入し、フォール+スローリトリーブで探ってみます。
強いバイトはないものの、長いぶんアジに見つけてもらいやすく、最後尾をついばんで引っ張ってくれるケースも。
それでアジの居場所が判明するので、ワームを小さいものに付け替えて再度直撃するようにします。
この際、フォール主体のアプローチに徹して、着底したらすぐに巻き上げて再度キャストします。
やはりリブのあるストレート系ワームのほうが、微細な水流を起こしやすく有利です。
レインのアジアダーなら、長いボディをそのまま使うことも、カットして小さくしてから使うこともできます。
産卵を終えて時間が経つと、アジは活発に捕食するようになります。
ここにエサがあるぞ!というアピール度が、アジングワームに必要になるでしょう。
ナチュラルで柔らかい素材に、アピール度を増すためのラメが入っているのが、ティクトのフィジットヌード。
さまざまなシチュエーションで活躍してくれるので、ジグ単やキャロにセットしてフルキャストしてみましょう。
アジングワームをジグ単にセットしてキャストを繰り出すのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、ショートレングスで軽めのスピニングロッドがマッチします。
リールは、2000番以下のスピニングリールなら、ライトラインを巻いてアプローチしやすいでしょう。
ダイワ(DAIWA) アジングロッド アジングX 59UL-S 釣り竿
ダイワから発売中のアジンクゲーム用スピニングロッド・アジングXシリーズの中から、59UL-Sを選んでみました。
全長は1.75mなので、取り回ししやすいベーシックな長さといえるでしょう。
2ピース仕様で、仕舞寸法は92cmにまで縮まります。
ウエイトは98gと軽めで、これなら長い時間振り続けても、さほど疲れは感じないかもしれません。
先径/元径は、0.8/8.9mm。
適合するルアーウエイトは、0.3gから5gまでです。
ジグ単をメインに操るつもりであれば、ちょうどいい守備範囲ではないでしょうか。
適合するラインは、PEラインなら0.15号から0.3号まで、モノフィラメントラインなら1lbから3lbまでとなっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、87%に設定されています。
実際に手に取ってみると、各部に剛性のあるしっかりした作り込みに仕上がっています。
継目の曲がりもスムーズなので、掛けたアジを丁寧にランディングにまで持ち込めるでしょう。
実売価格は6千円台と、とても低価格に設定されています。
初心者の人がアジングゲームを始めたい!と思ったら、選択肢の候補に入れたくなる1本です。
他のライトソルトウォーターゲームにも転用できるので、最初のロッドにおすすめといえそうです。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 20 月下美人X 2000S-P(2020モデル)
ダイワからリリースされている月下美人シリーズの中から、2000番サイズのスピニングリールを選んでみました。
ギア比は4.8対1なので、ハンドル1回転につき63cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
ウエイトは200gで、最大ドラグ力は5.0kgです。
ボールベアリングは5個搭載していて、適合するラインは、PEラインなら0.4号を200mまで巻けます。
モノフィラメントラインなら、3lbを150m巻くことができます。
ハンドルの長さは、45mmです。
実際に手に取ってみると、ハンドル回転は滑らかでスムーズ。
ローターの順応も素早くて、軽快に反応してくれます。
ギア比が低めですから、ジグ単などをロングキャストしてスローリトリーブするのに適しているでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
最初に揃えるアジングゲーム用スピニングリールとして、基本スペックはほぼ揃っているといえるのではないでしょうか。
PEラインをスプールに巻いてアプローチする際、ライン表面のコーティングが剥がれたカスなどが、ラインローラー部分に付着することがあります。
そのままにしておくと、ラインローラーの回転に影響が出てしまうので、拭き取り作業を適時おこなうようにしてください。
アジングワームの特徴や使い方、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
冬場でもアジングはおこなえますが、やや深場に落ちていて魚の反応も鈍くなります。
やはり春からスタートするほうが、数多くのバイトを手元で感じることができるでしょう。
夏を過ぎ秋になると、孵化した小アジが釣れるようになり、より一層アジング経験値が高まるはずです。
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