テイルウォークのバスロッド【フルレンジ】が2022年リニューアル!全15機種を徹底チェック
テイルウォークのバス釣り用ロッド・フルレンジシリーズが、2022年リニューアルを果たしました。 全15機種がラインナップ、大きく分けると3つの使い方に絞ることができるようになっていま…
FISHING JAPAN 編集部バス釣りのアプローチには、ワームを用いたものが数多く考え出されています。
中でもタフコンディションに強く、効果的にビッグサイズを狙える釣り方が、ミドストです。
いったいどんな釣り方なのか、使用するおすすめワームと合わせてご紹介しましょう。
目次
ミドストとは、ミッドストローリングの略で、ジグヘッドにスリム系ワームを装着して、連続ロールアクションさせながら食わせる釣り方のことです。
中層を漂わせるイメージで、ジグヘッドリグをアクションさせるのがキモとなります。
当然そこにバスが居る!というのが前提ですが、実は中層でサスペンドしているバスは結構多く、ボトム付近でウロウロしているバスも、ミドストアプローチのジグヘッドリグを見つけて、浮き上がってバイトしてくることもあるのです。
それぐらい強い釣り方なのですが、唯一欠点があるとすれば、水の濁りでしょうか。
水質が濁っていて遠くまで見通せないシチュエーションなら、食わせ要素の強いミドストはアピール度が弱くなり、バスに気づいてもらえないかもしれません。
そこに必ずバスが居るはず!という絞り込みができている状態で、ミドストを敢行するのが鉄則といえるでしょう。
ミドストでジグヘッドをワームに装着する際は、ワームの中心にフックを刺し通すのではなく、背中側に近いところを薄く刺し通してください。
そうすることで、ジグヘッドがより背中寄りになり、ロッドワークを加えたときにロールアクションしやすくなります。
ミドストではロッドを小刻みにシェイクするイメージがありますが、それにはコツが要ります。
ギュッ!とロッドグリップを握りしめておこなうと、あまり細やかなシェイクに成り得ません。
ロッドグリップをやや開いた状態の手のひらに乗せ、その手のひらの上で躍らせる感じでアクションを加えてください。
リールハンドルを持つ指は、どんどんラインを巻き取ってはいけません。
ラインがたるんだ状態で、そのスラックを波立たせるようにアクションを加えていき、スラックが大きくなり過ぎた分だけリールハンドルを回して回収します。
定点でジグヘッドリグをロールアクションさせるイメージで、仕方なく手前に寄ってしまった分のラインを回収する!のが効果的。
慣れるまでは大変ですが、マスターしてしまうとミドストの破壊力を手に入れたも同然です。
それでは、ミドストに向いているおすすめワームをピックアップしてみましょう。
●ミドストするのにおすすめのワーム①ボトムアップ・フリッシュ3.5inch
ボトムアップからリリースされている、スリムシェイプなシャッドテールワームです。
独特な張りと柔らかさを共存させたボディマテリアルで、中層で艶めかしくアクションしてくれます。
ソルトは含まれておらず低比重なので、発生したロールアクションがいい感じに維持してくれるのが強みです。
●ミドストするのにおすすめのワーム②デプス・デスアダー5inch
デプスから発売中の定番ピンテールワーム・デスアダーも、ミドストをおこなうのに適しています。
3inchなどの小さなサイズも揃っているのですが、ビッグバスを丁寧に誘いたいなら、5inchを使ってみてください。
深く刻まれたリブが水をしっかりつかんで、ロッドワークを有効なボディアクションに変えてくれます。
ロールアクションを継続すると、最後尾のピンテールがプルプルと震えて、生命感溢れる食わせ要素となるでしょう。
デプス(deps) ワーム デスアダー 5インチ ブルーグリッター/レッドグリッター #23
●ミドストするのにおすすめのワーム③ジャッカル・RVドリフトフライ3inch
ジャッカルからリリースされている細身のワームで、最大の特徴はアゴ下部分からリップが突き出していること。
ここに水が当たって、レンジキープすることが容易になります。
中層をとらえて誘い続けることで、気難しいビッグバスがバイトしてくるわけです。
ジグヘッドをセットしやすいように、ワームボディにガイドホールが設けられているのも、大きなメリットといえるでしょう。
ミドストを丁寧におこなうのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ライトリグをキャストして操作することになるので、スピニングタックル一択でしょうか。
ULパワー前後のブランクスで、6ft前後の長さなら操りやすいかもしれません。
リールは、ライトラインを巻いて使うので、2000番から2500番のスピニングリールがマッチします。
シマノ(SHIMANO) バスロッド ポイズンアルティマ スピニング 264/66SUL-S 2本のソリッドティップが交換可能
シマノのポイズンアルティマシリーズの中から、ソリッドティップが2本付け替えできるスピニングロッドを選んでみました。
全長は1.93mと1.98mの2種類から選ぶことができます。
継数は2本で、仕舞寸法は168.4cmになります。
結構長めでロッドティップが繊細ですから、クルマへの積み込みの際は接触しないように注意してください。
自重は77gと極めて軽く、先径/元径は0.8/9.8mmと細く仕上がっています。
適合するルアーウェイトは、1gから5gまで。
これなら軽量なジグヘッドリグでも、的確に操れるでしょう。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら2lbから4lbです。
グリップの長さは181mmで、ブランクスのカーボン素材含有率は99.7%になります。
実際に手に取ってみると、とても軽くてライトソルトウォーターゲーム用のスピニングロッドを握っている印象を持ちました。
グリップはスリムで握りやすく、手元に伝わってくる情報の繊細さは、そのまま繊細な演出を生み出すベースとなってくれそうです。
ガイドにはラインが絡まりにくいので、手返しのいいアプローチを繰り返せるでしょう。
実売価格は6万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
もっと価格を抑えたもので、6ft前後の長さのULパワーブランクスロッドがあれば、ミドストに使えるはずです。
ただし、圧倒的な手元感度や、フッキングしてからのやり取りに安心感を得たいなら、ポイズンアルティマを使ってみることをおすすめします。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 20 ツインパワー 2500SHG バス 中本流トラウト
ツインパワーシリーズの中から、2500番のハイギアモデルを選んでみました。
トータルウエイトをもっと軽くしたいなら、C2000番を選ぶのもいいでしょう。
ギア比は6.0対1ですから、ハンドル1巻きにつき89cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は、2.5/4.0kgです。
自重は210gと軽めで、スプール寸法は直径が47mmでストロークが17mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら5lbを110m、PEラインなら0.6号を200m巻けます。
ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは9個搭載しています。
実際に使ってみると、とても軽やかにハンドルは回ってくれますし、ドラグレスポンスも良好な印象です。
ローター回転も滑らかなので、ラインスラックを回収するのをスピーディーにおこなえます。
実売価格は3万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されています。
長く同じリールを使い続けたい人に、おすすめの1台といえそうです。
ミドストの特徴や釣り方、おすすめのワームやタックルについて取り上げましたが、いかがでしたか?
主にクリアな水質のリザーバーなどで活用されるミドストですが、オカッパリシーンで水深のあるエリアを探るのにも向いています。
自分なりに使い方を膨らませて、ビッグバス攻略のきっかけに活用してください。
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