カヤックフィッシングに必須の釣りアイテムを選んでみた!
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FISHING JAPAN 編集部春といえば、バスにとっては産卵の季節。
シャローエリアへ入ってきて、産卵床を作り始めます。
バスのオスとメスでは、行動パターンが異なるので、釣り方も変わってくるのがセオリー。
ここでは、春のバス釣りに効果的なおすすめルアーをご紹介し、その特徴や釣り方・使い方について深掘りしてみましょう。
目次
春のバス釣りは、まずバスの居場所を見つけ出すところから始めましょう。
産卵を控えているので、産卵床をシャロー=浅場に作るところまでは分かっています。
でも、いきなりシャローにルアーをキャストしていいのでしょうか?
冬が明けて間もないシャローは、水温がまだ低く、エビやカニなどの甲殻類やカエルの姿は見当たりません。
そんな場所に、バスだけが現れることはないでしょう。
水温が上がるのは、春なら午前よりもお昼を過ぎてから。
朝マズメにはバスがいっぱい釣れる!という言葉に洗脳された状態だと、他の時間帯を無視しがちになるので注意してください。
春は、水温の上がるお昼ぐらいに、シャローエリアへ出向いて観察してみましょう。
バスは、暖かいのが好きなくせに、直射日光に当たるのを嫌います。
なので、シャローエリアで日陰になっているところを、見つけてください。
バスのオスが、先行隊として到着しているかもしれません。
もし日陰の無いシャローエリアなら、そこから一段深くなっている沖合いに注目します。
深いと、水の色が濃くなるので、大体の見当はつくはず。
そういう一段深くなっている=ブレイクラインに、バスは潜んでいることがあります。
しかもそこには、オスだけでなく、体格の大きなメスが居る可能性が高いのです。
春のバス釣り用おすすめルアーとして、このブレイクラインを的確に探れる4つのアイテムを、順にピックアップしてみましょう。
●春のバス釣り用おすすめルアー①ストーム・ウイグルワート
固定重心仕様で、まるでピンポン玉のようにアクションしてくれるのが、アメリカ産ストーム社のクランクベイト・ウイグルワートです。
リップの短いものや、ボディの大きなものがラインナップされていますが、こちらは最もオーソドックスなタイプ。
全長50mmで、ウエイトは12gですから、しっかりと飛距離を伸ばせます。
着水したらロッドティップを水面へ向けて下げ、リールハンドルを回してリトリーブを開始。
リールに巻いているラインを細くすれば、潜行深度はより深くなりますが、特にそんなことをする必要はありません。
14lb程度のモノフィラメントラインをスプールに巻いておけば、ボトムでラインが障害物に接触したとしても、カンタンに破断してしまうトラブルにはならないでしょう。
このウイグルワートにはリップが付いていて、その先端が前述のブレイクラインに触れてくれると、バスがいきなり食い付いてくる!かもしれません。
それほどに魅力的なアクションとボリューム感を備えていて、アメリカのみならず日本でも、春バス攻略に実績のあるルアーなのです。
Storm ラパラ(Rapala) ストーム オリジナルディープウイグルワート5cm DV086 ファントムグリーンクレイフィッシュ
●春のバス釣り用おすすめルアー②ノリーズ・ラッテリー
ブレイクラインは、大きな地形変化ですから、とても引っ掛かりやすい特徴を持っています。
どんなルアーを投入しても、根掛かりトラブルは避けられないでしょう。
でも、トラブルになる危険性を、グンと下げるルアーが存在します。
それが、ストレート系ワームです。
ノリーズのストレート系ワーム・ラッテリーなら、頭部の断面に小さな穴が開いているので、そこにネイルシンカーを刺し入れてください。
深く刺し込んでネイルシンカーが外側から見えない状態になったら、次にシンカー部分を覆うように、オフセットフックを装着します。
オフセットフックだと、ハリ先をラッテリーのボディの中に刺して隠すことができます。
これにより、ブレイクラインにハリ先が引っ掛かることは無くなり、根掛かりを抑えながらバスを誘うことが可能になります。
このネイルシンカーとオフセットフックの組み合わせによる仕掛け=リグのことを、イタリアリグと呼んでいます。
もしかすると、イタリアで流行っているリグなのでしょうか?
確かにイタリアでは、バスが釣れますから、流行っている可能性は高いかもしれません。
イタリアリグにセットしたラッテリーを、ボトムまでフォールさせてから、ブレイクラインをゆっくりトレースしていきます。
それだけで、バスを効率よくバイトに持ち込むことができるでしょう。
●春のバス釣り用おすすめルアー③ケイテック・フラッパーグラブ
ワームの中でずいぶんと昔からあるのが、カーリーテイル形状になったグラブです。
ケイテックから発売中のフラッパーグラブは、その進化形と考えていいでしょう。
これまでのグラブに存在していたデメリットの部分を、上手く改善してデザインされています。
とにかくスイミング時の姿勢が安定し、ファストリトリーブしても回転しません。
当然糸ヨレトラブルは回避されて、さまざまなポイントへ投入することができるのです。
ブレイクラインを探るのにも、ベストマッチなワームといえるでしょう。
最後尾のカーリーテイルが、弧を描いているので、スローにズル引きすると、ブレイクラインの地形変化をやんわりとらえてくれます。
そして少しロッドを振れば、プルッと外れてくれるのです。
この繰り返しアプローチだけで、バスがフラッパーグラブに興味を持ち、一瞬で丸飲みしてくれるでしょう。
テキサスリグやフリーリグ・ノーシンカーリグに適応していて、ベイトタックルで操ることが可能です。
●春のバス釣り用おすすめルアー④ジャッカル・デラブレイク
いわゆるチャターベイトの小型バージョンが、このデラブレイクになります。
コンパクトなボリュームなので、ワームトレーラーを装着しても、バスにとってはひと口サイズ。
それがブレイクラインの近くで横方向にスイミングしたり、ブレイクラインを叩いたりすれば、バスは威嚇攻撃に出るかもしれません。
実際にデラブレイクをキャストして、ブレイクラインにアプローチしてみました。
ブルブルとブレードが左右にアクションしているので、その振動がロッドを持つ手元にしっかり伝わってきます。
それがブレイクラインに接触すると、一瞬で消えます。
ラインはそのままで動きません。
もしラインが動いていくようなら、バスがすでに飲み込んでいる確率が高いです。
デラブレイクの使い方は、ロングキャストして着底させてから、ただ巻きリトリーブでOKです。
また、ロッドティップを立てて、リフトしてからフォールさせるのを繰り返すのも効果的でしょう。
ワームトレーラーには、エラストマー素材のものを選ぶと、耐久性か高く長持ちします。
ただし、エラストマーそのものに浮力がありますから、デラブレイク自体も浮き上がりやすくなることを知っておきましょう。
根掛かりトラブルは減るものの、ボトムの地形変化はとらえにくくなるでしょう。
JACKALL(ジャッカル) ブレードベイト デラブレイク 3/16oz ゴールデンシャッド
春のバス釣りのアプローチ方法や、おすすめルアーの使い方についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
さまざまな地形変化の情報を把握すれば、どのシャローエリアがホットなのか見えてきます。
オスの動向でメスの居場所も想定できるので、しっかり観察とキャストを繰り返しましょう。
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