夏の磯から狙うヒラマサ「夏マサ」がアツい!

マリア

ヒラマサのシーズンは春や秋がメインとされていますが、実は 「ヒラマサ」の旬は夏。夏の磯は水温上昇と豊富なベイトの接岸により、大型ヒラマサとのスリリングな釣りが楽しめる絶好のシーズンです。本記事では、これから迎える「夏マサ」攻略に向けたポイント、タックルやルアー選び、安全対策をまとめました。ロックショア初心者から経験者まで、ロックショア釣行を安全により楽しむためのヒントとして、ぜひご活用ください。

夏マサシーズンの特徴と魅力

■ パワフルな引き味が魅力
ヒラマサの夏シーズンは、産卵後の個体が荒食いを行い、スピーディかつパワフルなファイトが楽しめる時期です。夏のヒラマサは筋肉質な個体が多く、ロックショアゲームならではのスリル満点の釣りが可能です。

■ 豊富なベイトフィッシュと変化する状況
初夏にはキビナゴ、盛夏~秋にかけてはダツ、シイラ、カマス、サンマといった大型ベイトが接岸しやすくなります。ヒラマサの捕食スイッチが入るタイミングを見極めつつ、柔軟なルアーチェンジが釣果アップの鍵を握ります。

■ 釣れ始めのタイミング
水温が適度に上がる 6月下旬~7月末頃 はヒラマサの反応が活発化。特に朝まずめの時間帯は好機が訪れやすくなります。

夏マサに向けたタックルとルアー選び

■ 基本タックル構成
ロッド:10ft H~HH クラス

リール:8000~14000番(PE4~6号対応)

ライン:PE4~6号+リーダー 80~150lb

夏のヒラマサは活性が高いため、やや強めのタックル設定がおすすめです。

■ おすすめルアー
夏のシーズンはベイトが豊富。ベイト状況に応じたルアー選択が釣果を左右します。
マリアのプラグの中から特に夏おすすめのルアー、使いどころを紹介いたします。

ボアー (SS170~195)
朝の薄暗い時間帯に有効。夜明けとともに動き出すベイトの中で、高い反応が得られます。
夜明けと同時にベイトの動きも出始めるため、アジやキビナゴなどが確認できたらチャンス大。

ラピード(F160~230)
実績抜群のラピードシリーズ。幅広いベイトサイズ、アクションに対応できるので、確実に持っておきたいルアーです。キビナゴやカタクチイワシがベイトの時は、食わせのラピードF160がおすすめ。

レガート(F165/F190)
速い動きでリアクションバイトを誘い、日中の警戒心の高まったヒラマサ攻略に。北部九州での夏時期は凪が多いため、ベタ凪攻略も夏マサ攻略のカギになります。

日中にはレガートがおすすめです。

リライズ
荒れた状況や日中攻略に有効です。水温の高まる日中は魚の遊泳レンジも下がりトップへの反応が出にくくなります。リライズの誘い上げで警戒心の高まった魚を狙います。

うれしいゲストとしてカンパチなどがヒットするケースも。夏の誘い上げの魅力の一つです!

■ ポイント選び
潮通しがよく、ある程度水深がある(5m~20m)ポイントは比較的水温上昇の影響を受けにくく、日中も魚の回遊が多くみられます。

夏のロックショア 安全対策と熱中症予防

夏のロックショアは高温環境下での釣行になるため、事前の準備と安全対策が欠かせません。

■ 熱中症対策グッズ
経口補水液:脱水症状の兆しに即効性あり。甘く感じたら注意信号です。

保冷剤・クールネック:首元を冷やすことで体温上昇を抑制できます。

帽子・ネックガード:直射日光から身を守る必需品です。

UV カットウェア(明るい色推奨):黒い服は熱を吸収しやすいので避けるのが無難です。

■ 基本の心がけ
・こまめな水分補給と休憩(1時間おき推奨)
水分量も大事ですが補給頻度も大事です。
水分は一度に吸収できる量が限られるためこまめに水分補給を行いましょう。

・自身の体調変化を敏感に察知し、「無理をしない」意識を常に持つ
安全第一で釣りを楽しむようにしましょう!
夏のロックショアに無理は禁物。沖磯の場合は4L以上は水分を持っていくようにしてください。

まとめ

夏マサは、パワフルな引き味と豊富なベイトを追う攻略性が魅力。
豪快に飛び出す魚体とスリリングなファイトは釣り人をさらにアツくしてくれます!
タックル・ルアー選び、ポイント攻略、安全対策を万全に整え、夏のロックショアゲームを思いきり満喫しましょう!

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