バッカンってどんなふうに使うの?ダイワ・シマノなど便利なおすすめバッカン特集
釣り場へ向かう際に、やたらと荷物が増えていることに気づきませんか?
もっとシンプルにまとめて運べたらいいのに!と感じたら、ぜひバッカンを活用してください。
樹脂製ボディに持ちやすい専用ハンドルが付いて、しかも驚くほど軽量に出来ていますよ。
さまざまな用途に使えるように種類も豊富ですから、さっそく詳しくチェックしてみましょう。
バッカンとは
バッカンとは、水やほこり等から大切な釣り用具を安全に保管するための特殊ケースをさします。
バッグというよりは、より四角くてスペースがあるケースというイメージがピッタリです。
デザインは、口が大きく角が取りやすい形状になっているので、数多くの釣り用具を納めて移動することが可能です。
ボディをきちんと支えてくれる、専用のハンドルが付いている点も重要な特徴の一つですね。
昔は磯釣りでよく見ていたバッカンですが、近年では様々な釣りのために特別に設計されたものがリリースされています。
ダイワ・シマノはもちろん、他の各釣具メーカーからも、大きさ、長さ様々なバッカンが数々出されていて、どれにすべきか迷ってしまいますね。
現場の工事などでは、産業廃棄物を保管するケースもバッカンと呼びますので、より広範な意味で収納箱を指しているのかもしれません。
多機能付きバッカンの解説動画はこちら
各釣具メーカーのおすすめバッカンを個別にチェック!
オーソドックスな大容量のものから、仕切りや側面機能の付いたものまで、バッカンには多種多様なタイプが用意されています。
どのような機能が搭載されているのか、商品別に詳しくチェックしてみましょう。
各メーカーの工夫が、盛り沢山でとても楽しいですよ。
ダイワ・イソバッカンH36(J)
日本を代表する釣具メーカー・ダイワからは、数多くのバッカンがリリースされています。
その中でもオーソドックスなものが、このイソバッカンシリーズ。
磯釣りに必要な釣り道具はもちろん、コマセ作り用のケースとしても有効です。
実際に磯釣りや防波堤釣りに持ち込んで、使ってみました。
持ちやすいハンドルと自重の軽さは、大きなメリットに感じましたね。
ただコマセを作ったら、そのボリュームや重みでずいぶんと外側に膨らんでしまいます。
それが予想以上の膨らみでしたから、変形して跡形が付いてしまわないかと心配になりました。
そのまま壊れてしまうような剛性感の無さは感じませんが、やはり毎度変形して膨らんでしまうようでは、もっと硬いバッカンを求めてしまうことになるかもしれませんね。
この点以外は、デメリットを感じずに使い続けることができましたよ。
角が取れてラウンド形状になっているのは、持ち運びの際に体に強く当たらなくなるのでいいですね。
ダイワ・水汲みバケツM21CM(H)
バッカンには、水汲み用に特化して作られたものがあります。
ダイワの水汲みバケツは、ボディをグニャリと捻って折りたたむことができるので、持ち運びの際にかさばらずににとても便利ですよ。
中に通っている骨組み部分には、ステンレス素材を使っているので、海水によるサビにも対応できているのがいいですね。
帰宅して水洗いしておけば、長く使うことが可能です。
デメリットを挙げるとすれば、フタの部分でしょう。
メッシュになっていて扱いやすいのですが、なんとジッパーが片側にしか付いていません。
これでは左右どちらからでもすぐに開放することができず、とても手間がかかります。
他メーカーのフタ付きバッカンでは、両方向から2つジッパーが付いているタイプがリリースされていますから、それらと比較すると不便といわざるを得ないでしょう。
また付属のロープがやや細いので、何か所か丸結びにして滑らないように加工しなければ、ちょっと使いにくいかもしれません。
シマノ・バッカンEX BK-114R
シマノ(SHIMANO) 水汲み バッカン EX (ハードタイプ) ブラック 36cm BK-114R
- 最安値価格
- ¥5,127(Yahoo!)
シマノのバッカンといえば、リミテッドプロやこのネクサスシリーズが有名ですね。
ブラックカラーにゴールドのロゴが、釣り場でもよく映えます。
実際に使ってみると、剛性がしっかりしていて、中に収納したもので変形するようなことはありません。
ジッパーは滑らかで滑りやすく、塩ガミなどのトラブルに見舞われたケースもこれまでは皆無です。
それからフタ上部に付いている専用ハンドル。
これが握りやすくて、持ち運びの際にとても便利ですね。
フタのほうへ押し込めば、ハンドル同士がくっ付いている状態を開放できる仕組みになっていますよ。
デメリットを挙げるとすれば、バッカンの底部分に滑り止めとなるものが設けられておらず、何度かカンタンに滑ってしまうことがありました。
中に重いものを入れておけば問題ないのですが、釣り場で中身を取り出して軽くなってしまった状態がちょっと不安かもしれません。
シマノ・水汲みバッカンBK-053Q
シマノ(SHIMANO) 水汲み バッカン BK-053Q ブラック 19cm
- 最安値価格
- ¥2,002(楽天市場)
シマノの水汲み用バッカンは、付属のロープがとてもしなやかで扱いやすい印象です。
これなら防波堤から水面まで降ろして、目いっぱい水を汲んでも引き上げるのが楽ですね。
どうしても他メーカーの廉価版バッカンでは、引き上げの際に余計な力を入れて、水を汲み上げることを強いられますから、やはりシマノの製品クオリティは高いといえるでしょう。
実際に使ってみて感じたのは、開封時から付いていたへこみなどのクセでしょうか。
ドライヤーや温水に当てて、解消できないか試みたのですが、一切復元する気配がありません。
あまり加熱して破損してしまっては、水を汲むという基本機能が損なわれますから、無理なことはしていいませんが、ちょっともったいない気がします。
出荷時の細やかな配慮が、ユーザーの心象を左右するので、どのメーカーも気をつけてもらいたいところではあります。
多機能で使いやすいバッカンもピックアップ
いろいろな機能を持ったバッカンも一緒に見てみましょう。
ロッドホルダーやショルダーストラップなどが標準で付属しているものもあるので、それらはバッカンというよりもタックルバッグに近いように思えますね。
釣り道具を最小限に抑えたい時には、コンパクトなバッカンが便利でしょう。
今後も新たな機能を備えたバッカンが次々と開発されて私たちの前に現れることでしょう、それはとてもエキサイティングなことですね。
エバーグリーン・E.G.バッカン4
エバーグリーンは、バス釣りやエギングなどにさまざまなアイテムをリリースしています。
このバッカンは、側面にロッドホルダーを配置していますから、アジングや管釣りトラウトなどにも転用できますよね。
上フタがしつかりしていて、雨などの水の浸入を防いでくれます。
中身の大切な釣具を濡らさずに、長い時間釣りを楽しめるでしょう。
DRESS・バッカンミニPLUS
DRESSは、ルアーゲーム用の人気アイテムを多くリリースしているメーカーです。
このバッカンミニは、ショルダーストラップが付いていて、斜め掛けしながらロッドを触れるようにセッティングされていますよ。
大型のプライヤーホルダーが装備されているので、ラインカットや針ハズシをスムーズにおこなうことができます。
またロッドホルダーが、バッカン本体の左右に付いているので、ロッドを複数本持ち歩いて釣りを楽しむことができるでしょう。
アジングをしていると、フロートリグをキャストするためのロッドと、ジグ単をキャストするロッドが全く異なるので、2本以上ロッドを持ち歩けるのは大きなメリットになります。
ただし、専用のトレーが含まれていないので、ルアーやショックリーダーの仮置きをしたいときに不便な印象です。
またプライヤーホルダーは1か所にしか装着されていないので、位置を付け替えできる機能か、もう1つ標準で付けておいてほしかったですね。
ラインカッター用の小型のホルダーでもいいかもしれません。
バッカンを活用して釣りをスムーズにおこなえるようにしよう!
バッカンの機能やオススメのアイテムを特集したのですが、いかがでしょうか?
大容量で多機能なもの、または小さめでも使いやすいもの、多種多様なラインナップが揃っています。
自身の釣りスタイルに適したバッカンを見つけ、使いこなせるようになればいいですね。
コマセを作成した後のポイントですが、よく釣り場近くの漁港で洗っている方々が見受けられます。
ですが、漁港内の水質を汚し、濁らせることは避けなければなりません。漁港はバッカンの洗浄場所としては適していませんので、そうした行為は控えましょう。
「え、コマセって臭いだろ?クルマにそのまま入れろっていうの?」
そんなことはありませんよ、大きめのビニール袋を準備しておけば、バッカンを包んで持ち帰ることが可能です。
自宅できちんと洗えば、次回の釣りでも同じバッカンを使用できます。他の方に迷惑をかけない釣りスタイルを心がけてみてくださいね。
バッカンの関連記事はこちら
「釣具(タックル)」カテゴリの人気記事
「ツール」カテゴリの人気記事
- バッカンってどんなふうに使うの?ダイワ・シマノなど便利なおすすめバッカン特集
- 魚の臭いを秒で消す!効果バツグンの消臭アイテムを大紹介!意外なアレも効果あり?!
- 自動ハリス止めって何?ラインを結ばなくてもサクッとハリ交換ができるアイテムとは
- ゴンズイは海に棲む危険生物!釣れたゴンズイを毒トゲに刺されないように扱うにはどうすればいいの?
- 釣り用ランディングネットの選び方!扱いやすい人気アイテムを徹底チェック
- 【2022年】ロッドケースのおすすめ20選をタイプ別にご紹介!選び方も徹底解説
- タモ網の使い方、合っていますか?超大事なタモ網の使い方のコツをおさえてデカい魚をしっかりゲット!
- ワカサギ釣りを圧倒的に快適な釣行にするアイテム特集!BMOジャパンのワカサギレールとリール台をオススメする理由とは?
DAILYランキング