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素直じゃない動きが魚を誘う──Maria デュプレックス、新色でさらに頼れる存在に。
はじめに
こんにちは、Mariaスタッフの近藤康太です!
最近は全国的に猛暑日が続いていて、日中の釣りもなかなか体力勝負ですね…。とはいえ、水温も上がってくるこの時期は、個人的にはむしろ「ハイシーズン」だと思っています!
私自身もこの夏は、島根でのシーバス、トカラ列島への遠征、高知のアカメ狙いと、あちこち飛び回っておりました(笑)。本命には出会えない釣行もありましたが、どの釣行も仲間との思い出深い時間になりました。やっぱり釣りって、魚だけじゃなくて“誰とどこで竿を振るか”も大事ですね。
そんな中、今回ご紹介したいのがMariaのロングセラールアー「デュプレックス」。
実はこのルアー、私が中学生の頃から使っている相棒のような存在で、サゴシやイナダを中心に、本当によく釣らせてもらいました。今でも一軍ボックスの中にしっかりスタメン入りしています。
そんなデュプレックスに、久しぶりとなる新色が仲間入りしたんです!今回は改めてこのルアーのご紹介と、新色の実釣性能についてご紹介します!
デュプレックスとは?
上からデュプレックス65,80
ラインナップは現在、65mm/18g、80mm/31gの2サイズ展開。
・65mmモデルは、エギングロッドなどライトなタックルでも扱いモデル。
・80mmモデルは、シーバスロッドやライトショアジギングロッドで扱い易いモデル。
小粒なボディにウエイトがぎっしり詰め込まれており、そのサイズ感からは想像できないほどの飛距離を実現しています。
向かい風や横風といった悪条件でもしっかりと飛び、沖のナブラ撃ちや広範囲のサーチにも対応できる頼れる一本です。
デュプレックスの“まっすぐ泳がない”は強み!?
このルアー最大の特徴は、タダ巻きするだけで“千鳥(チドリ)アクション”が自動的に入るという点。
つまり、ロッド操作やリトリーブの変化を一切入れなくても、勝手に左右にふらつき、喰わせの間を演出してくれるのです。
一部では「まっすぐ泳がない」と言われることもありますが、実はそれこそが最大の釣れる要素。
変にアクションを加えなくても、ルアー自身が不規則にフラつくことで、魚のスイッチを入れてくれます。
まずは思っているよりもちょっと早いかな?くらいのスピードでリトリーブするのがキモ。
ブルブルと動いている感覚が伝わってくればOKです!!時折ジャークを入れてみるのも効果的です!!
なかなか口を使わないナブラに対して、デュプレックスでレンジを入れてただ巻きで喰わせた魚
ベイトが多い状況下でも小粒×強波動は武器になる。
小粒×強波動で「喰わせ」と「アピール」を両立
加えて、「小粒ボディ」でありながら、しっかり水を押す「強波動」を持っているのもデュプレックスの魅力。
ハイアピールが必要な状況でも、プレッシャーを与えすぎず、魚に口を使わせる絶妙なサイズ感と存在感を両立してくれます。
デュプレックス80でキャッチしたカマス。小粒ボディでカマスやサバのような小型魚も射程圏内に
信頼のデュプレックスに新色登場!
信頼のボディに、新たな7色が追加されました。
それぞれのカラーには、現場で求められる役割や釣果シーンが明確に込められています。
シチュエーションを選ばず使いやすいソルトルアーの定番カラーブルピン。側面のホロとピンクベリーの明滅でフィッシュイーターへ確実にアピールする。
クリアレッドの背中にオレンジヘッドの新生アカキン。夜光ベリーを採用することで、高い実績を誇るアカキンの引き出しがさらに広がった。
キビナゴに似せたベイトフィッシュカラー。クリアとフラッシングを両立した極めてナチュラルな見た目と、ケイムラの効果でリアルにアピール。
シラス等の透明なベイトを選択的に捕食している状況を考慮。ベイト同様に光の透過度を上げるため、余計な色は一切排除し食わせにシフトした究極カラー。
側面だけでなく背中にもホロを施してかつ、無駄な塗装を省いたフラッシングに全振りの強フラッシングカラー。ボディ全体をケイムラコートしているため、紫外線発光でもアピール。
色の三原色を全てのせてかつ強いフラッシングを備えたハイアピールモデル。釣り場について活性が高い魚をいち早く探すパイロットカラー。魚の活性が高いことが多い朝夕マヅメやポイントに着いての一投目やランガンでのサーチに!
濁り潮に定番のチャートバックキャンディをホログラムの上からマットトップコートで仕上げ、鈍いギラツキでアピールするモデル。通常のホロ系カラーよりもシルエットがハッキリと出るため、より濁り潮に特化したカラー。
実際に使ってみました!
6月中旬、念願だったトカラ列島遠征へ行ってきました!
本命ターゲットはもちろんGT。でも遠征釣行って、実は“合間時間”が結構あるんですよね。そんな時こそ活躍してくれたのが、デュプレックス80(ギラギラケイムラ)でした。
トカラの海といえば、いつ何が掛かってもおかしくないフィールド。
だからこそ、フックとスプリットリングはライトタックル用でも強化仕様に変更して臨みました。
この日は、小型のナブラが点在しているものの、大型ルアーでは無反応…という難しい状況。
そんな中、シルエットをぐっと落としたデュプレックスを投入すると、カツオ・キメジ・ツムブリなど、次々と多彩なゲストがヒット!
この日は20カウント程レンジを入れ、リトリーブだけではなく、連続ジャークも効果的でした!
特に今回使用したギラギラケイムラは、デュプレックスの特性に加えて強フラッシングも武器になります。
ボディ全体に施された強いフラッシング効果と、ケイムラコートによる紫外線アピールが相まって、広範囲に魚のスイッチを入れてくれました。
アピールもできて、食わせもできて、小さい魚にもちゃんと効く。こういった「器用なルアー」は荷物を厳選しなければいけない遠征では本当に頼りになります!
まとめ
梅雨明けが早かった今年の夏は、水温の上昇も例年以上に早く、フィールド全体が“夏の海モード”に突入しています。
全国的にもベイトサイズは小さめで、小粒シルエットかつしっかりアピールできるルアーの出番が増えてきました。
小粒・強波動・喰わせの間。
今の海にこそ、デュプレックスはちょうどいい。
昔から知っている人は“懐かしく新しい気持ち”で。
初めての人は“新色をきっかけに”、ぜひ体感してみてください!
これから海が秋になるにつれてデュプレックスの出番も増えてきます。
難しいことは考えずにデュプレックス片手に水辺に出かけてみてはいかがでしょうか?
きっとデュプレックスが素敵な出会いを作ってくれるはずです♪
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マリア
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