バス釣りをトップウォーターで楽しみたい!おすすめの時期やタックルを徹底特集
バス釣りには、さまざまな釣り方が用意されています。 水中に棲むバスを釣るのに、ルアーを沈めてバスを迎えに行く方法や、ルアーを水面に浮かべて誘い寄せる方法など。 どの釣り方も奥…
FISHING JAPAN 編集部バス釣りのトップウォーターフリークなら、冬の寒い時期でも水面に浮くルアーを投げたいもの。
そこでここでは、トップウォータールアーを使って冬バスを釣る方法をご紹介します。
ハードルが高そうに感じますが、準備を整えればそんなに困難な釣りではありません。
タイミングを重視する釣り方だと考えてください。
目次
トップウォータールアーをキャストして冬のバスを釣ろうとしたら、まずは防寒対策から始めてください。
肩に負担の掛かりにくい、軽い着心地の防寒ジャケットや防寒インナーは必須です。
首周りが冷えるのもダメなので、首を保護してくれるウエアも着込んでください。
パンツも厚みのある防寒仕様が良く、インナーもやソックスでしっかり固めましょう。
その上で、釣る場所を絞り込みます。
カヤックやボートに乗ってもかまいませんが、季節風の影響を強く受けるので、オカッパリのほうが足場が安定しキャストしやすいでしょう。
冬バスは、おおまかにいえば、次の2ヵ所に居ます。
ひとつは、水温が安定している深場。
とはいえ平地の野池や水路・小河川に釣り場を絞れば、深場といってもせいぜい水深3m前後になります。
そこで周囲より少しでも段差のある深いところに、結構集まって越冬しているのです。
じっとしている間に冬が過ぎ去ればいいのですが、最低でも3ヵ月は低水温が続きますから、じっとはしていられません。
1日の中で何度かは、その深場から最も近い岸際へ、エサを食べに出張してきます。
体力のある大型のバスほど、出張の回数は増えますから、それを観察しながら発見し、トップウォータールアーをキャストすれば釣りは成立します。
注目したいのは、バスが岸際へ捕食しにくるタイミングの判別方法です。
目に見えればいいのですが、水面に飛び出すような派手さが伴なわないときは、目で判別はできません。
そんなときは、まず深場の位置を確定します。
オモリをルアーの代わりに結んでキャストし、着底するまでカウントダウンしながら、最もカウントの長かったところが深場です。
その地点から最も近い岸際をチェックし、深場と岸際の間に沈木の枝などが突き出していたら、冬の釣り場としては満点でしょう。
水面に変化が現れないときは、その枝にトップウォータールアーを絡ませて待ちます。
引っ掛けてぶら下げておいてもかまいませんし、枝と岸際の間をゆっくり等速リトリーブするのもいいでしょう。
細長いフォルムのルアーが効果的で、フローティングのミノーがおすすめです。
もっと水の抵抗を受けてスローリトリーブをやりやすくしたかったら、羽根が広がって水流をとらえる、クローラーベイトが役立つでしょう。
冬のトップウォータールアーをキャストする場所をもうひとつ挙げるとすれば、風下です。
季節風がビュービュー吹いている日も、釣りを諦める必要はありません。
むしろ、チャンスなのです。
冬の北西風が強く当たっている場所は、かなり波立っているケースが多いです。
そこへ、前述の水流を受けやすいトップウォータールアーを投入します。
クロウラーベイトでもかまいませんし、フローティングミノーでもOKです。
クロウラーベイトは水面の波をも攪拌する強さを持っていますし、フローティングミノーは波の下へ潜り込むしたたかさを武器にできます。
アゴの突き出したダーターも、このシチュエーションで役立ってくれるルアーといえるでしょう。
岸際にキャストして沖に向けて引っ張るか、岸際と並行にリトリーブを実施します。
やはりスローにすることが必須で、理由は素早いとバスが追いつけない、もしくはロックオンできないからです。
じっくりとトップウォータールアーを見せつけるアプローチを展開してください。
冬に効くトップウォータールアーは、まだまだたくさん存在します。
水流を売れてスローに引っ張れるものがとても有効で、バスに見つけてもらいやすい大きなボリュームも必要になります。
大きなのがスローに動くと、見切られやすいのでは?と考えがちですが、冬の低水温下ではバスがスローなので、それに合わせることが最重要です。
ちなみに、ノリーズから発売中の振り子ブレード付きルアーは、スローに引いてもアピール度はバツグン。
刺さりやすいフッ素コーティングの細軸フックに換装しながら、冬の釣りのベストセッティングを見つけ出したいものです。
それではトップウォータールアーをキャストしてスローリトリーブするのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、重めのルアーを背負えるベイトロッドがマッチします。
リールは、ギア比が高くないノーマルギアードのベイトリールを装着してみましょう。
シマノのスコーピオンシリーズの中から、6.0ftのスローテーパーなベイトロッドを選んでみました。
フニャッ!としたブランクスではなく、適度な張りを伴ないつつ柔軟に曲がるという、とても扱いやすいテイストに仕上がっています。
全長は1.83mで、継数は2本。
仕舞寸法は130.0cmと、持ち運びしやすい長さに収まります。
ウエイトは115gで、先径は1.9mmとやや太め。
適合するルアーウェイトは、3.5gから14gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら6lbから16lbまでです。
グリップの長さは212mmと短めで、ブランクスのカーボン素材含有率は、98.7%になっています。
実際に1年以上使ってみましたが、とてもキャストしやすく、掛けたバスがバレにくいと感じました。
全体的に曲がろうとするので、軽めウエイトのルアーから5/8oz前後までのトップウォータールアーまで操りやすいです。
実売価格はは2万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 19 SLX MGL 70 右 バス釣り ラバージグ 点撃ち マキモノ
ノーマルギア仕様でスローリトリーブを実践しやすい、ロープロファイルデザインのベイトリールです。
ギア比は6.3対1ですから、ハンドル1巻きにつき63cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.5kgで、ウエイトは190g。
スプール寸法は、直径が32mmで幅が23mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら14lbを90m巻けます。
ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは4個配置されています。
実際に2年間ほど使ってみて、カッチリした剛性・耐久性は、大型の魚を掛けても安心してやり取りできると感じました。
スプール回転はスムーズで、立ち上がり初速が高まり過ぎることなく、バックラッシュも上手く抑え込めます。
太いラインを巻いた状態でサミングしやすいのは、スプール幅に余裕があるからでしょうか。
実売価格は1万円台と、低価格で購入しやすいメリットが光ります。
ソルト対応なので、岩礁帯エリアでのロックフィッシュゲームなどに転用することも可能です。
冬のトップウォータールアーの使い方や、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
少しでも寒さを感じてしまうと、冬のバス釣りは辛くなってしまいます。
防寒対策を万全におこなってから、釣り場に立つようにしましょう。
その際に、ライフジャケットは必ず着用することを忘れないでください。
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