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7月の野池でバスを釣りたい!おすすめの釣り方&ルアー特集

FISHING JAPAN 編集部

7月の野池は、降り続いた雨で増水気味になっていて、さまざまな生き物が活発に動いています。

春の産卵によって、多くの稚魚が野池のあちこちに群れているのに遭遇できます。

これを7月のバス釣りを攻略するきっかけに、使ってみるのはいかがでしょうか。

バス釣りと稚魚の関係を紐解いてみよう!

バス釣りと稚魚は、とても縁の深い関係になっています。

そもそもバスは、フィッシュイーターなので、稚魚であれば食い付く習性を持っているといえるでしょう。

そのはずなのに、孵化して間もない稚魚の群れに寄り添う、バスの姿を見つけることができます。

時期的には、ちょうど7月に入ったぐらいでしょうか。

捕食対象のはずなのに、なぜバスはそばにいるだけなのか?

理由は至ってシンプルで、その稚魚の正体が、バスの卵から孵化したもの、いわゆるバスの稚魚だからです。

孵化してから一定の期間だけ、バスの成魚は、稚魚の群れを外敵から守る習性を持っています。

ブルーギルやウグイ・ハスなどからの攻撃を、きっちり防いでいるのです。

いや、もしかすると、バスの稚魚を誘いに利用して、ブルーギルやウグイ・ハスを捕食しているのかもしれません。

どちらにしろ、稚魚がある程度大きく育つまでの間、バスの成魚は群れの下などに潜んでいます。

稚魚は表層を漂っているケースが多いので、我々アングラーが目視で見つけやすい存在です。

なので7月のバス、特に野池などの比較的小規模に釣り場でバス釣りを実践したければ、バスの稚魚の群れを徹底的に探してください。

半径1mほと群れなので、水面が細かく揺れているように見えたら、そっと近づいてみましょう。

間違いなく群れだと分かったら、すぐに離れて距離を保ってください。

バスの成魚に気づかれないためであり、稚魚の群れをパニックにしないためでもあります。

そしてじゅうぶんな距離を取ったら、バスの成魚をターゲットにしたルアーをラインに結んで投入してみましょう。

距離は、20mも開いていればOKです。

それぐらいの飛距離を出せるルアーが、必要不可欠ということになります。

7月のバス釣りで使ってみたいおすすめのワームはこちら!

7月の野池でバス釣りに用いるおすすめルアーとして、まずは自重のあるワームを挙げてみましょう。

フラットなデザインのものにすれば、ブルーギルと見間違ってくれる確率が高まります。

またこのフラットな側面に水を当てて、浮上させては沈めるアクションを引き出しやすいメリットも持っています。

飛距離を伸ばしたいときは、ワームボディにネイルシンカーを刺せば、遠くまで到達できるでしょう。

ブルーギルそっくりのスイムベイトでも対応できそうですが、稚魚が散ってしまわないように着水時の衝撃を抑えたければ、こちらのワームのほうが対処しやすく感じます。

3inchよりも大きいサイズもラインナップされているので、上手くローテーションしながら使いこなしてみましょう。

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おすすめのハードルアーで野池のバス釣りを楽しもう!

7月の野池のバス釣りを攻略するのに、おすすめのハードルアーも取り上げてみましょう。

こちらは、細身のフローティングペンシルベイトを選択します。

ブルーギルとは似ていないですが、ウグイやハスなどにはそっくりでしょう。

また軽くても飛距離を伸ばせるので、着水音を抑えたアプローチが可能です。

稚魚を散らさずに、バスの成魚には気づかせるという、とても都合のいい使い方ができるのです。

70mmから90mm程度のサイズで、水面からのダイビングアクションか得意なペンシルベイトなら、上手くバイトに持ち込めるのではないでしょうか。

20mの飛距離を稼ぎ、正確に静かに稚魚の群れのそばに着水できれば、あとはダイビングアクションを繰り返してください。

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野池のバス釣りに使ってみたいおすすめのタックルを選んでみた!

野池のバス釣りで効果的に使えそうな、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、軽めのルアーからキャスト可能な、よく曲がり込むベイトロッドがマッチします。

リールは、12lb前後のモノフィラメントラインをしっかり巻けるベイトリールがいいでしょう。

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シマノのバス釣り用ベイトロッド・ゾディアスシリーズの中から、167M-Sを選んでみました。

バットパワーはじゅうぶんにありながら、ロッドティップはソリッドで出来ているので、とてもよく曲がってくれます。

全長は2.01mなので、振り抜けば飛距離を伸ばしやすい特徴を持っています。

継数は2本ですが、グリップジョイント方式を採用しているので、仕舞寸法は172.2cmと長めです。

ウエイトは97gと軽めですから、手元感度は高くなっています。

ブランクスの先径は1.2mmと細めで、適合するルアーウェイトは、4gから15gまでです。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら6lbから12lbまでとなっています。

グリップの長さは235mmで、ブランクスのカーボン素材含有率は、100.0%です。

実際にフィールドで使ってみましたが、とても軽くてしなやかなブランクスに作られている印象を持ちました。

極端にロッドティップが曲がり込むテイストになっているので、バスのバイトを弾いてしまう展開にはなりにくいでしょう。

バットパワーはとても強く、リフトするチカラはじゅうぶんあります。

カバー周りで、その中にバスに逃げ込まれても、時間をかけて引き出すことは可能でしょう。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

カイドは小径ですからラインが絡まりにくく、手返しのいい連続キャストを繰り出すのに向いています。

ロッドは立てずに寝かせておくほうが、稚魚の群れに気づかれにくいでしょう。

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シマノから発売中のロープロファイルデザイン系ベイトリール・メタニウムシリーズのエクストラハイギアモデルです。

ギア比は8.1対1ですから、ハンドル1回転につき86cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは175gと軽め。

スプール寸法は、直径が34mmで、幅が19mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら12lbを100m巻けます。

ハンドルの長さは45mmで、ボールベアリングは10個搭載しています。

実際に使ってみると、とても軽くて剛性感のある巻き心地を体感できました。

滑らかなスプール回転は、飛距離を思った以上に伸ばしてくれます。

ロープロファイルデザインなので、ロッドグリップに装着した際の姿勢が低く、パーミングしやすくなっているのが特徴です。

ロッドワークでトゥイッチやジャークを繰り出しやすく、フッキング動作もやりやすく感じます。

実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に設定されています。

軽めのルアーをキャストするのにも向いているので、野池はもちろん、さまざまなフィールドで使ってみましょう。

7月の稚魚絡みのバス釣りをマスターしてビッグサイズを釣り上げよう!

7月の野池のバス釣りをマスターする方法や、おすすめのルアー&タックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

バスの稚魚は大きくなると、なんとバスの成魚に食べられてしまいます。

いわゆる共食いが積極的におこなわれる魚で、極端にバスの数が増えるのを抑えているのです。

バスカラーのルアーが夏以降よく釣れるのは、この共食い性向によるものです。

上手く習性を利用して、ビッグサイズのバスを狙ってみましょう。

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