マルノミフラット60は2024年新登場のシェイキーで誘えるフラットサイドクランクベイト!
ロッドティップを小刻みに揺らしながら振るアプローチ=シェイキーで、小型のフラットサイドクランクベイトを操ると、タフコンディションでもバスが口を使ってくれます。 この釣り方をおこ…
FISHING JAPAN 編集部陽射しが強く、気温の上がる夏がやってきました。
水中に棲む魚は、季節の移り変わりを水温や日照・風・水生生物などから感じ取り、それに合わせた行動を取ります。
夏のバス釣りは、バスがおこなう行動をイメージしながら釣り方を組み立てなければ、ビッグサイズにはたどり着きません。
おすすめのルアーやワームをピックアップしながら、夏の釣り方を確認してみましょう。
目次
夏のバス釣りをおこなう上で、水温の上昇は避けて通れない要素です。
水温が上がると、バスの活性も上がり、活発に泳ぎ回るようになります。
ただし、水中に残存する酸素が、豊富にあれば!という条件付きです。
夏なのに、バスの姿がどこにもないぞ!というシチュエーションに遭遇したら、水温を計ってみてください。
30℃近くまで上がっていると、水中の酸素が薄くなってしまっている可能性が高いです。
そうなると、バスは息苦しくて、活発に動けなくなります。
というより、その場に居続けられなくなり、酸素の多い場所へ移動してしまいます。
まさにこの、酸素の多い場所を発見することが、夏のバス釣りの最重要課題となるのです。
では、具体的に、酸素の多い場所を探ってみましょう。
まず挙げられるのが、新しい水の流れ込みです。
池や湖でいえば、最上流部へ足を運ぶと、高いところから低いところへ流れ落ちる水を見つけ出せるでしょう。
当然酸素の供給が常におこなわれているので、バスの寄りはバツグン。
バスだけでなく、水生生物もたくさん寄ってくるので、バスの捕食対象も満ちていることに。
そんな好条件の場所を、バスが放っておくわけがないでしょう。
そこでキャストするおすすめのルアーは、エビやカニといった甲殻類に似せた、ホグ系ワームです。
3inch前後のサイズにして、フリーリグやテキサスリグ・リーダーレスダウンショットリグにセットして投げ入れます。
着底して、流れ込みの流れに揺られながら、じっくり時間をかけてバスを誘いましょう。
すぐにバイトが発生する場合もあれば、数分待つ場合もあります。
細かく震わせる必要はあまりなく、ワームそのものが持つ存在感を誇示し続けましょう。
ホグ系ワームには、ツメや触角・レッグパーツなどが付いていますから、水流に当たって自発的にアクションしてくれるでしょう。
アタリは意外と明確なので、手元でそれを感じたらフッキングしてください。
ラインが横走りし始めるのも、バスが食い付いている証しです。
ボトムアップ ワーム ブルスホッグベイビー(Bulls Hog Baby) グリーンパンプキンペッパー
夏のバス釣りで注目したい、水中酸素の多い場所として次に挙げたいのが、日陰です。
日照が直接当たっていないぶんだけ、酸素が抜け出してしまうのを抑えられています。
例えば、木の枝の張り出し=オーバーハング。
この真下は、しっかり日陰になっていて、水温は周囲よりも低め。
さまざまな水生生物が寄りやすく、バスにとっても眩しさから逃れられる場所です。
そこでキャストしたいおすすめのルアーは、トップウォータールアーのポッパーです。
70mmよりも小さいサイズのほうが、バスの口にすっぽり吸い込まれやすいでしょう。
あまり移動させず、スプラッシュも強く飛ばさず、左右へのドッグウォークを小刻みに起こして、静止を混ぜてみてください。
日陰では、眩しくなくなるので、バスが上を向いているケースが多いです。
その視線の先にポッパーを落とせば、数回ドッグウォークさせるだけで、バイトしてくるかもしれません。
エバーグリーン(EVERGREEN) ワンズバグ #381 ブリーディングサンフィッシュ
夏のバス釣りで、水中酸素の多い場所として最後に挙げるのが、ディープゾーンです。
いわゆる深場は、日照の影響を受けづらく、夏でも水温が低いケースがあります。
ただし、ディープゾーンには、元々浅場よりも酸素量が少ないというデメリットが。
そこで水通しの良好な=酸素が補充され続けるディープゾーンに、絞り込みましょう。
具体的には、岬がおすすめ。
そこにシンキング仕様のダブルスイッシャーを落とし込んで、ただ巻きリトリーブで自分の足元まで、丁寧にトレースしてみてください。
スローにリトリーブできるので、他のルアーを使うよりも、効果的にバスを誘えるでしょう。
ボトムまで落とし込みたいところですが、根掛かりしやすいルアーでもあるので、じゅうぶん注意しながらリトリーブをおこないましょう。
ダイワ(DAIWA) スティーズ プロップ 70S 長谷川ピンクVer.2 70mm 7.8g 07434528
夏のバス釣りに使ってみたくなる、おすすめのロッド&リールをご紹介しましょう。
ロッドは、6ftから7ft程度の長さを持った、ベイトロッドがマッチします。
リールは、14lb以上のモノフィラメントラインを大量に巻ける、軽めウエイトのベイトリールがいいでしょう。
ダイワ(DAIWA) 21 スティーズ C610MH+ ベイトキャスティングモデル
ダイワからリリースされているバス釣り用ベイトロッド・スティーズシリーズのラインナップから、C610MH+を選んでみました。
全長は、2.08mと、ロングレングスなブランクスに設計されています。
2ピース仕様のグリップジョイント方式を採っています。
仕舞寸法は、長めの178cmです。
ウエイトは、108gと軽めで、ブランクスの先径/元径は、2.2/12.9mm。
適合するルアーウエイトは、9gから35gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら10lbから20lbまでです。
PEラインなら、最大で4.0号まで使えます。
ブランクスのカーボン素材含有率は、100.0%になっています。
実際に手に取ってみると、とても軽くて長いブランクスだと感じました。
独特な張りが備わっているので、ワームリグはもちろん、トップウォータールアーなどのハードルアーも扱いやすいでしょう。
実売価格は5万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
バットパワーのあるベイトロッドを1本持っておくと、さまざまな釣り場で重宝するでしょう。
ダイワ(DAIWA) ベイトキャスティングリール 22 ジリオン TW HD 1000XH
ダイワからリリースされているロープロファイルデザイン型ベイトリール・ジリオンTW HDのエクストラハイギア仕様を選んでみました。
ギア比は8.1対1なので、ハンドル1巻きにつき86cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は、6.0kgになっています。
ウエイトは、200g。
スプール寸法は、直径/幅が34/24mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16lbを100m、PEラインなら1.5号を200m巻けます。
ハンドルの長さは、100mm。
ボールベアリングは、10個搭載されています。
実際に手に取ってみると、とても姿勢が低く、パーミングしやすいデザインになっています。
クラッチのキレはスムーズで、スプールの回転は滑らかそのもの。
実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に設定されています。
ジリオンTW HDシリーズなら、ロングキャストとパワフルな巻き上げをどちらも満喫できるでしょう。
広範囲を探りながら、夏のビッグバスを見つけ出してください。
夏のバス釣り攻略法や、それに使ってみたいおすすめのルアー&ワーム、そしてロッド&リールをご紹介しましたが、いかがでしたか?
バスを釣る前に、夏は熱中症対策万全でフィールドに立つように心がけてください。
キャップはかぶらない+水は補給しない状態が続くと、とても危険です。
安全最優先で、夏のバス釣りを楽しむようにしましょう。
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