雨降りで増水した池でのバス釣りはどうすればいいの?おすすめルアーはこちら!
降り続く雨で、池には大量の雨水が流れ込んでいます。 白濁した水質になり、先日まで水面より上にあった岸際も、全て水没しています。 そんなシチュエーションになったら、どんなふうに…
FISHING JAPAN 編集部春から夏にかけて、フィールドの環境は激変していきます。
特に水温・気温の上昇と、虫・カエル・エビ・カニなどの小動物の大量発生は、バス釣りに大きな影響を与えるでしょう。
ここでは、そんな春から夏のバス釣り攻略法を、分かりやすくご紹介します。
目次
春から夏のバス釣りでは、雨が必ず絡んできます。
釣り当日は降っていなくても、前日の雨の影響で、水位が増えたり濁りが入ったり。
当然それまで水をかぶっていなかった場所も、水没している可能性が出てきます。
真っ先にチェックしたいのは、木の枝。
葉がしっかり付いている木の枝なら、バスがそこにぴったり居付いているかもしれません。
その理由は、急に水没した木の枝に、毛虫などの幼虫やクモなどが、棲み付いていたかもしれないからです。
幼虫は、水面を自由に泳ぐことはできません。
クモは、水面を上手く移動できる種類もいますが、巣が水に浸かってあたふたしているでしょう。
つまり、通常のような生活が、水によって奪われている状態になっています。
スキだらけのこれら小動物を、バスがそのまま放っておくはずがありません。
都合のいいことに、間近に水没した木の枝があります。
その葉陰に隠れて接近すれば、小動物をたやすく捕食できるのではないでしょうか。
実際に水没した木の枝を見つけ出し、しばらく距離を置いて観察します。
すると急に波が立ち、木の枝から伸びて水に浸かっていた葉が、大きく揺れました。
これはもう、バスが小動物を襲った確固たる証しに違いありません。
ラインに結ぶルアーは、当然毛虫や幼虫などに似ているものになります。
キャストして一旦葉の上に乗せ、そこからロッドワークで水面に落とし込むには、どんなルアーがマッチするでしょうか?
春から夏のバスの釣り方を考える上で、最も多投したくなるルアーをイメージしてみましょう。
水没した木の枝を撃つのに、どんなバス釣り用ルアーがマッチするでしょうか?
まずは、葉に引っ掛かりにくく、その上に乗っても外して落としやすいものがベターです。
飛距離を伸ばすことも考慮すると、高比重素材で作られたワーム+オフセットフックの組み合わせがいいのではないでしょうか。
オフセットフックのサイズを3/0番程度にすると、40cmクラスのバスの口に吸い込まれやすく、フッキング効率もアップします。
そのフックサイズに合わせて、高比重ワームを選ぶようにしましょう。
シンプルなデザインのものなら、葉や木の枝にほとんど引っ掛からずに、水面へ届いてしまいます。
レッグパーツやツメ・アームパーツなどが突き出しているデザインのものなら、それらが引っ掛かって静止してくれるかもしれません。
そういうちょっとの間が、バスを引き寄せてワームの真下で待たせることにつながります。
葉の上に引っ掛かった状態でロッドティップをシェイクすれば、葉と一緒に揺れるでしょう。
葉は木の枝を揺らし、水面にも波を立たせます。
まだ水中にワームが無い状態で、バスを誘うことができるわけです。
水没した木の枝を撃つのに、もうひとつ有効なルアーを取り上げてみましょう。
それは、60mm程度のトップウォータールアー=ポッパーです。
ポッパーにすれば、着水した場所でしばらく漂わせることができます。
強くトゥイッチすれば、水飛沫をあげてくれますし、音も発生します。
葉に引っ掛かっても、すぐに外そうとせず、ロッドワークで細かく揺らしてみてください。
絶妙な誘いとなって、春・夏のバス釣りを盛り上げてくれるに違いありません。
フックを、トレブルフックからシングルフックに換えてみると、引っ掛かりはかなり抑えられます。
キャストしていきなりポイントを潰したくない人に、おすすめの仕様といえるでしょう。
春・夏のバス釣りに使ってみたくなる、おすすめのロッド&リールをご紹介しましょう。
ロッドは、6ftから7ft程度の長さで、MLからMパワー程度のブランクスのベイトロッドがマッチします。
スピニングロッドでもかまわないのですが、水没した木の枝や葉が直近にあるシチュエーションなので、ライトラインでは擦れて破断するかもしれません。
ベイトロッドなら、太いモノフィラメントラインを巻けるベイトリールを装着できるので、安心してアプローチできるでしょう。
シマノ(SHIMANO) ルアー竿 バス釣り 22 エクスプライド 1610M-S
シマノから発売されているバス釣り用ベイトロッド・エクスプライドシリーズの中から、6.10ftのロングレングスMパワータイプを選んでみました。
全長は、2.08mと長めなので、ロングキャストするのに適しています。
2ピース仕様ですが、グリップジョイント方式を採用しているので、仕舞寸法は176.3cmと長めです。
ウエイトは100gと、長さの割りに軽いのが特徴です。
ブランクスの先径は、1.6mmと細めになっています。
適合するルアーウェイトは、5gから15gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら7lbから14lbまでで、PEラインなら最大2号まで使えます。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.9%に設計されています。
実際にフィールドで使ってみると、とてもガイド径が小さく、数が多いことに気づきます。
ラインを通すのが、なかなか手間ですが、そのぶんブランクスのしなやかな曲がりを活かせると感じました。
手元に伝わる情報も細やかですから、バスのアタリを逃さずに済むでしょう。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ラインテンションの張り・たるませを自在に操れるのが、このベイトロッドの強みかもしれません。
シマノからリリースされているロープロファイルデザイン系ベイトリール・メタニウムシリーズのラインナップから、ハイギア仕様を選んでみました。
ギア比は7.1対1ですから、ハンドル1巻きにつき76cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは175gとかなり軽く作られています。
スプール寸法は、直径/幅が、34/19mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら14lbを90m巻けます。
16lb前後のモノフィラメントラインを巻いておけば、木の枝や葉に擦れてもすぐに破断しないでしょう。
ハンドルの長さは、 42mm。
ボールベアリングは、10個搭載しています。
実際に使ってみると、とても扱いやすくて、バックラッシュトラブルも抑え込まれている印象です。
手のひらにすっぽり収まるので、手首を用いたロッドワークを繰り出しやすいでしょう。
実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に設定されています。
ソルト対応に作られていますから、シーバスゲームやロックフィッシュゲーム・チニングゲームなどにも転用できます。
春から夏のバス釣りの特徴や釣り方、おすすめのルアー・ロッド・リールをご紹介しましたが、いかがでしたか?
雨振りの後は、岸際が滑りやすくなっています。
よく見てまだ濡れていたら、できるだけ避けて歩くように心がけましょう。
遠くから観察して、バスを見つけることもありますし、小動物を見つけることもあります。
どちらもバス釣りを組み立てるのに重要で、こちらの気配に気づかれないよう歩を進めましょう。
雨降りで増水した池でのバス釣りはどうすればいいの?おすすめルアーはこちら!
降り続く雨で、池には大量の雨水が流れ込んでいます。 白濁した水質になり、先日まで水面より上にあった岸際も、全て水没しています。 そんなシチュエーションになったら、どんなふうに…
FISHING JAPAN 編集部バスってどんな魚なの?生態や釣り方を知ってバス釣りを楽しもう
バスは、大正時代に人の手によって日本に移入された魚です。 芦ノ湖だけに放流されたはずが、現代では日本各地の湖・池・河川などで、バスの姿を見ることができますよ。 どんな生態を持…
FISHING JAPAN 編集部スピナーベイトを活用して春バスを釣り上げたい!使い方やおすすめタックル特集
春になり水温が上がってきたので、池や水路に足を運んでバスを狙ってみました。 ワームを放り込んだのですが、なかなかバイトが発生しません。 そんなとき頼りたいのが、全身ステンレス…
FISHING JAPAN 編集部DAILYランキング