春のクランクベイト特集!バス釣りに使ってみたいおすすめ4機種
産卵の時期を迎える春のバスは、浅瀬に積極的に入ってきます。 どこに定着しているのか、効率よく探していくには、ワームよりもハードルアーのクランクベイトが適しているでしょう。 こ…
FISHING JAPAN 編集部春になり水温が上がってきたので、池や水路に足を運んでバスを狙ってみました。
ワームを放り込んだのですが、なかなかバイトが発生しません。
そんなとき頼りたいのが、全身ステンレスワイヤーで構築されている、スピナーベイトです。
その特徴や使い方=春バスの攻略方法について、分かりやすくご紹介しましょう。
目次
スピナーベイトとは、ステンレスワイヤーによってブレードとヘッドパーツをつないでいる、バス釣り用ルアーのことです。
ヘッドバーツには、上向きのシングルフックとシリコンスカートが付いていて、バスを引き付けフッキングに持ち込むことができます。
見た感じ、こんなカタチをした生き物は、自然界には存在しません。
それを理由に、スピナーベイトをラインに結ばない人がいますが、それは極めてもったいない判断です。
まず、ブレードに注目してください。
光をしっかりと反射し、それが回転して波動を発生させるので、小魚の群れが泳いでいる状態を表現できています。
小魚そっくりのカタチに似せるのではなく、生き物の躍動感を表現する目的にしているわけです。
次に、ヘッドパーツを見てください。
シリコンスカートが配置されているので、しっかりと水をつかみます。
リトリーブスピードの変化によって、そのスカートのボリュームが、膨れたり縮んだりします。
スカートの1本1本が細く張りがありますから、ブレードからの振動を上手く拾って、ピリピリと震えてくれます。
それらを1本のステンレスワイヤーでつなぎ、水中の任意のレンジを泳がせることができるのです。
バスにとって、これほど不思議で魅力的な存在はないでしょう。
最初は驚くものの、強烈に惹き付けられるでしょうし、追従を試みようと判断するケースも出てきます。
いきなり威嚇攻撃を仕掛けてくるバスも、いるはずです。
つまり、かなり高い確率でバイトが発生する、誘発要素満載のルアーといえるのです。
ノリーズ(Nories) スピナーベイト ウインドレンジ タンデムウィローブレード 1/2oz タナベセレクトタイガーII #755 ルアー
スピナーベイトのフック部分にも、注目してください。
上向きのシングルフックなので、根掛かりトラブルを回避しやすくなっています。
しかもブレードが、フックポイントの上で回転してくれるので、藻などの水中カバーに引っ掛かってしまう危険度も下げてくれます。
積極的にキャストを繰り返して、バスを誘い続けられるでしょう。
春バスは、水温の上昇とともに浅瀬に入ってきますから、スピナーベイトを広大な浅瀬に投入してください。
ブレード回転による振動を手元で感じながらリトリーブし、その振動が一瞬止まったら、バスのバイトかもしれません。
強めのフッキング動作へ移行して、バスを上アゴをフックでとらえてみましょう。
スピナーベイトは、シンキング仕様のルアーです。
なのでリトリーブを続けないと、ボトムに沈んで横になってしまいます。
基本的には、ブレードがしっかり回るスピードで、リトリーブするようにしましょう。
もっとスローに泳がせたいときは、フックの軸にトレーラーワームを装着します。
おすすめは、ややボリュームのあるシャッドテール系ワームで、スピナーベイトの大きさに合ったものを選んでください。
カラーも、スピナーベイトのスカートカラーに馴染むような配色が好まれます。
トレーラーワームをスピナーベイトに装着することで、全体的なウエイトのアップにもつながりますから、飛距離が伸びます。
より広範囲の浅瀬を、よりスローに探れるようになるので、釣れる確率はかなり上がることになります。
プロズワン×ケイテック スイングインパクトファット 3.8inch PROS ONE KEITECH 43T イワシ 3.8inch
スピナーベイトをロングキャストしてリトリーブするのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、ロングレングスで張りのブランクスを持った、ベイトロッドが合います。
具体的には、6ftから7ft前後の長さがあれば、飛距離をしっかり伸ばすことが可能です。
リールは、太いモノフィラメントラインを大量に巻けるベイトリールなら、さまざまなシチュエーションで使えるでしょう。
スピナーベイトは、カバーに引っ掛かりにくいルアーなので、積極的にカバー・ストラクチャーに当てていくことができますが、ラインも一緒に擦れてしまいます。
細いラインでは持たないので、太いモノフィラメントラインが必要になるわけです。
AbuGarcia (アブガルシア) バスフィールド BASS FIELD BSFC-672MH バスロッド 釣り竿 釣竿 ベイトロッド
アブガルシアブランドからリリースされているバス釣り用ベイトロッド・バスフィールドシリーズのラインナップから、BSFC-672MHを選んでみました。
全長は2.01mもあるので、ロングキャストするのに向いています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は103cmにまで縮まります。
ウエイトは144gで、ブランクスの先径/元径は、2.0/11.7mm。
適合するルアーウエイトは、7gから42gまで。
適合するラインは、10lbから30lbまでです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98%に設計されています。
実際に手に取ってみると、とても張りのあるブランクスに仕上がっていると感じました。
ガイドにはラインが絡まりにくく、手返しのいい連続キャストを実践できるでしょう。
グリップ周りのぜい肉は削がれている印象で、とても握りやすいのがメリットです。
実売価格は6千円台と、とても低価格な設定に抑えられているのが嬉しいです。
オカッパリゲームで釣り場に持ち込んで、どんどんキャストしたいときに重宝するでしょう。
周囲の木の枝や草などに、スピナーベイトが引っ掛からないように注意してください。
アブガルシアから発売されているロープロファイルデザイン系ベイトリール・クロスフィールドシリーズの中から、7タイプを選んでみました。
ウエイトは209gと軽めで、ギア比は7.1対1に設定されています。
ハンドル1巻きにつき、74cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は、7.0kgです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16lbを115m巻けます。
ボールベアリングは、3個搭載されています。
実際に手に取ってみると、とてもパーミングしやすくて、ハンドルの巻き心地が軽快に感じました。
ラインキャパが多めですから、20lbクラスのモノフィラメントラインでも、大量に巻くことができるのは嬉しいです。
スピナーベイトとの相性はバッチリで、カバーやストラクチャーに当てるようにアプローチを繰り返してみましょう。
あえて水面ではなく、陸の上にスピナーベイトを落としてから水に入れる方法も有効です。
着水音を極力抑えられるので、バスの警戒心を刺激せずに済むからです。
そういった丁寧な釣り方の工夫を盛り込みやすいのも、このベイトリールを使うメリットかもしれません。
スピナーベイトの特徴や使い方、おすすめのベイトタックルを取り上げましたが、いかがでしたか?
春バスは、産卵の時期を直近に迎えています。
そのために浅瀬に入ってきているので、いきなりいちばん浅い場所を叩くのではなく、ブレイクラインなどの少し沖合いにアプローチしてみましょう。
スピナーベイトなら、シンキング仕様なので、ブレイクラインに直接当てることができます。
おっ!ここに変化があるな!と感じたら、別の角度から何度も叩くようにしてみてください。
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