スーパードーンは2024年新登場のバス釣り用スピナーベイト【ジャッカル】
ジャッカルから2024年新しいスピナーベイトが登場します。 その名は、スーパードーン! いったいどんなスペックに仕上げられているのか、詳しくご紹介しましょう。 コンパクトなサイ…
FISHING JAPAN 編集部産卵の時期を迎える春のバスは、浅瀬に積極的に入ってきます。
どこに定着しているのか、効率よく探していくには、ワームよりもハードルアーのクランクベイトが適しているでしょう。
ここでは、春に使ってみたいクランクベイトを4機種ピックアップ。
その特徴や実釣インプレについて、詳しくご紹介します。
目次
クランクベイトとは、丸くて浮力の高い、フローティング仕様のハードルアーのことです。
過去ににシンキング仕様やサスペンド仕様のものがありましたが、今ではすっかり見かけなくなりました。
丸くて体積の大きなもの=空気室が広くて浮力の高いものを、リップに当たる水流によって水中に無理やり潜らせるわけですから、なんとか浮き上がろうともがくチカラが発生します。
ということは、常に潜るチカラと浮くチカラの引っ張り合いに巻き込まれているルアーなのです。
バランスは、静止する方向ではなく、動く方向を目指していることになり、他のハードルアーよりも激しいウォブリングアクションを得ることができます。
水中でそんなふうに動けば、①水押し②フラッシング③振動は、どれも最高レベルにまで上がるでしょう。
まさにアピールの塊で、そこにラトルボールが封入されていれば、④音の要素までも発生することに。
この4つの刺激要素が同居し、一斉に響くことで、捕食スイッチの入っていないバスでもその気になってしまうでしょう。
ワームはもちろん、他のハードルアーと比較しても、かなり優秀なバイトトリガーを生み出すルアーであることは、間違いありません。
そこに春に効く要素として、カラーも付け加えてみましょう。
例えば、甲殻類のザリガニ。
水温の上がる春先になると、浅瀬に点在する穴から這い出してきます。
そこにちょうどバスが出くわせば、まだ動きの鈍いザリガニは、恰好のエサになるはず。
なので、クランクベイトには、ザリガニカラーが配色されているものが多いのです。
実際に使ってみて、ザリガニカラーパターンが強烈に効いたのは、ストームのウイグルワートです。
少し青みがかった配色になっているのは、ザリガニが脱皮したときのカラーに似せているから。
リップが長めなので、浅瀬だとすぐにボトムを叩いてしまいますが、そういう使い方でOKです。
リップで叩いて跳ね上げられながらも、浅瀬に泥や砂を巻き上げながら、リトリーブを続けてみましょう。
ひどく根掛かりするようなら、リトリーブのスピードをスローにして、リップに接触を感じたら、リールハンドルを回す手を止めてください。
そうすれば高い浮力で根掛かりトラブルをかわし、上手くなぞるようにトレースできるはずです。
リップは接触を繰り返しても、カンタンには割れません。
割れない程度の接触を丁寧に繰り返しながら、バスの捕食スイッチをオンにしてみてください。
水深50cm程度までしか潜らないように、リップ角度が設定されているクランクベイトがあります。
例えば、ダイワのデカピーナッツシリーズ。
その中のSSRタイプは、まさに水中に潜ろうとはせず、水面でウォブリングアクションを発生します。
V字形の波は強めで、大きく水面を攪拌していきますから、それに気づいて接近してくるバスは多いでしょう。
水面を泳ぎ続けるということは、浅瀬でもほぼ引っ掛からないというメリットを生みだします。
ロングキャストしても無事に手元に戻ってくるので、次のキャストに移りやすくなります。
当然キャスト数は増え、そのぶんバスに遭遇する機会も増えることに。
浅瀬に入り込んできたバスを見つけ出すのに、これほど頼もしいクランクベイトはないでしょう。
デカピーナッツシリーズは、定番人気のピーナッツシリーズよりも、大きいサイズにデザインされていますから、ルアーを目立たせたいときにぜひラインに結んでください。
ホワイト系のカラーは、いわゆる膨張色になるので、ルアーの輪郭が把握しづらくなります。
もっと近くに寄ってよく見よう!という意識が、バスの脳裏に芽生えたら、バイトまではあと少しでしょう。
ダイワ(DAIWA) バス デカピーナッツ2 ホワイトコーチドッグ SSR ルアー
水深1.8m程度まで潜るクランクベイトで、リップがスクエア型のものにすると、浅瀬に隣接するブレイクラインを上手く触れます。
例えば、ラパラからリリースされているBXミッドブラットシリーズ。
独特なデザインと浮力で、カバーや地形変化をとらえることができます。
キャストの際の飛距離も申し分なく、どんどん投げてリップを当てていきましょう。
フラッシング効果も高いので、水質が濁るのような雨天の後でも、バスに気づいてもらいやすいです。
硬い地質が続くような浅瀬なら、このクランクベイトをラインに結んでみましょう。
標準で装備されているトレブルフックは、前後ともに大きめサイズ。
触れるようなバイトでも、しっかりフッキングに持ち込めるはずです。
カバーや地形変化への接触度合いが増えてきたら、フックポイントを必ず確認してください。
先端が鈍っているようなら、その場ですぐに交換することをおすすめします。
実は岩礁帯攻略にも向いているので、海のキャスティングゲームにも使ってみましょう。
ロックフィッシュやシーバスが、掛かってくるかもしれません。
小粒なクランクベイトは、トラウトゲームでも使われますが、当然バス釣りにも効果的です。
濃いカバー周りや、カバーそのものの中を通せるのが、ノリーズのワーミングクランクショットになります。
全長は43mmで、ウエイトは6g。
今回紹介する4機種の中では、最も小さなボディになりますが、装備されているフックは大きめで、ビッグバスが掛かってもじゅうぶん対処できます。
カバーの中には、バスが潜んでいることが多いです。
本来ならワームリグを放り込んで食わせるのですが、そこまで活性が高くないと、口を使ってくれません。
ほんの少し口を開けて、吸い込む程度のショートバイトを取るには、クランクベイトのアクションとトレブルフックは不可欠なのです。
ボディに対して大きめのリップが付いていますから、カバーに引っ掛からずに乗り越えてくれるケースが多いです。
恐れずにカバーの中へ投入していけば、素晴らしい結果につながるかもしれません。
実際にノリーズのワーミングクランクショットを、小規模な水路で使ってみました。
水深は3mに満たない程度で、水路の両岸は枯草のカバーで覆われています。
水没している枯草にリップが当たるように、ワーミングクランクショットを泳がせていくと・・・。
枯草を乗り越えるたびに少しキルを入れて浮かせ、バスにバイトするタイミング=無防備な感じを与えていると、一気にラインが引っ張られて走り出しました。
小さなクランクベイトなので、口の中に丸飲みになっています。
これならフッキング動作は省いて、ラインテンションを緩めないようにしてランディングできます。
バスの口からフックを外すときは、急な暴れ出す可能性があるので注意してください。
ノリーズ(NORIES) クランクベイト ワーミングクランクショット 43mm 6g #165S 8803
クランクベイトの特徴や春における使い方、おすすめの4機種をご紹介しましたが、いかがでしたか?
カバーや地形変化にラインも接触するケースが増えるので、太めのモノフィラメントラインをリールスプールに巻くようにしましょう。
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