シマノのアンタレス特集!DCMDも含め人気ベイトリールのインプレチェック
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FISHING JAPAN 編集部皆さんは村田基(むらたはじめ)さんという方をご存知ですか?
写真の男性の顔、釣りを趣味にしている人なら一度は目にしたことがあるのではないかと思います。
茨城県潮来市の釣具店の店長、釣具メーカーの開発アドバイザー、製品をユーザーに分かりやすく紹介するデモンストレーターなど、村田さんにはいくつもの顔があります。
まさに釣り業界のスーパースターと言えるでしょう。
今回はそんな村田基さんの経歴や数々の業績、最新情報について詳しく紹介していきます!
目次
1958年1月14日に生まれた村田基さんは神奈川県川崎市の出身で、現在は茨城県潮来市に在住しています。
実家は釣具店を経営しており、釣り好きのお父さんの影響で早くから釣りに慣れ親しんでいました。
3歳で釣りを始め、12歳になった頃にはルアーフィッシング、15歳になると海釣りやバスフィッシングにも挑戦するようになります。
実践と実家の釣具店の手伝いで着々と釣りの実力と知識をつけていった村田さん。
次第に釣り業界が村田さんを注目するようになり、どんどん釣りメディアにも進出するようになります。
・1978年(当時20歳)
釣り雑誌『つり人』(1946年創刊の歴史ある釣り雑誌)のライターとして記事の執筆を開始。
・1982年(当時24歳)
テレビ番組『とびだせ!釣り仲間』(数々の有名釣り師が出演する『釣り・ロマンを求めて』の前身番組)に出演。
・1984年(当時26歳)
ルアーメーカー「ウォーターランドインターナショナル」を立ち上げ。
・1985年(当時27歳)
大手釣具メーカーシマノの商品の開発・テストなどを行うアドバイザーに就任。
などなど、20代のキャリアを見るだけでも村田さんのすごさが伝わってきます。
村田基さんは、バスフィッシングのブームに火を付けた立役者です。
15歳でバスフィッシングを経験してから、その本質を求めるべく、渡米を繰り返して腕を磨いていきました。
やがて「世界の村田基」として認知されるようになると、プロバサー(プロのバス釣り師)の域を超えた独自の活動を行っていきます。
自身がビッグサイズのブラックバスを釣り上げるシーンを撮影、それを地上波のテレビやビデオで普及させることによって、多くの人々を引き込みました。
また、このやり方を大胆に実践したことで、その後の釣り番組や動画の作成方法にも大きな影響を与えたと言われています。
しかし、2000年に入るとブラックバスが外来種に指定され、バスフィッシング人気に陰りが見え始めます。
そこで村田さんは管理釣り場のイメージアップ活動に力を入れるようになりました。
管理釣り場とは、川の区画を区切ったり、人工的な池を作ったりして、そこに魚を放流している場所のことを指します。
村田さんは魚を傷つけないゴム製のネットや管理釣り場でのルアーフィッシングをアングラーに広く普及させることで、管釣り(管理釣り場での釣り)の人気を高めることに成功しました。
還暦を過ぎてもなお、村田基氏は茨城県の潮来つり具センターでの経営や釣り遠征を精力的に続けています。
個人的な釣りへの挑戦だけでなく、2000名以上のファンクラブ活動や全国規模のイベント・セミナーを通じ、村田氏は釣り業界の発展を強力に支えています。
今後も彼の活動から目が離せません!
今日はイケメン紹介 マレーシアのステファンです ちなみに日本人が住みたい国 第一位がマレーシア。。。ニュージーランドのほうがいいと思うけど そうらしい その日本人が移住するために必要なのが お家 そのお家を紹介するのが日本に7年住んでいた不動産屋のステファンなのです ちなみにマレーシアは中国語 マーレー語 英語となりその通訳として雇っているのが彼なのです ちなみにこのセイルは平均サイズ。。ちょっと小さい方です
村田 基さんの投稿 2014年9月13日土曜日
これまでに村田基さんが出演したり、開発に携わったりした商品は、驚異的なヒットとなって現在もアングラーに語り継がれているものが多々あります。
ここではその一部をご紹介します。
・『もっともっとバスは釣れる』(ビデオ)
1995年に発売されたビデオで、サッカーJリーグのビデオの次に売れた記録的なヒット作になりました。
・ウォーターソニック(ルアー)
売上数100万個のメガヒットを記録した伝説のルアーです。
・スピンソニック(ルアー)
約30年前に発売されたルアーですが、現在も爆釣ルアーとしてアングラーに広く知られています。
・アンタレス(リール)
シマノのアンタレスは完成度の高いベイトリールとして名高く、初代が発売されてから現在に至るまでの20年間、コンスタントに新しいモデルが発表されています。
シマノのアンタレス特集!DCMDも含め人気ベイトリールのインプレチェック
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FISHING JAPAN 編集部アンタレスについて詳しく紹介した記事はこちらです。
奈良県にある池原ダムはバスフィッシングの聖地として知られています。
池原ダムでは他の釣り場ではなかなか見られない60cmを超えるブラックバスが釣れることで有名です。
そこでなんと村田さんは1998年に60cm以上のバスを8匹釣り上げるという記録を打ち出しました。
この記録は「60伝説」と呼ばれ、その後も村田さんは60cmを超えるビッグサイズのバスを度々釣り上げています。
昔の映像にはなりますが、村田さんが池原ダムで大物バスを釣りまくる圧巻の動画です。
『スーパーフィッシング グランダー武蔵』というコロコロコミックに掲載された釣りマンガは、小中学生にもバスフィッシングブームを巻き起こした名作です。
このマンガのストーリーは主人公の風間武蔵という少年が釣りに目覚めるというものです。
ミラクルジムという人物の釣りを目の当たりにしたことが主人公が釣りに興味を持つきっかけだったのですが、このミラクルジムのモデルになったのが村田基さんです。
ちなみに風間武蔵は魚をかけたときに「フィーッシュ!!!」という決めゼリフを発しますが、これは村田さんの掛け声をそのまま採用しています。
1巻表紙の右の人物が伝説の釣り師・ミラクルジムです。
村田基さんには数々の称号があります。
・王様
誰もが認める圧巻の実力と功績にふさわしい称号です。
・ジム(JIM)
海外で釣りをしていた際、英語圏の人々が「HAJIME」の発音に苦戦しているのを見て、「HAJIME」のスペルの真ん中の「JIM」と呼ぶように村田さん自らが考案したそうです。
・ミラクルジム
『スーパーフィッシング グランダー武蔵』のキャラクター名が由来になっています。
・日本一忙しい釣具屋のオヤジ
潮来つり具センターの店長である村田さん。自称だそうですが、誰もが認める称号であることは間違いありません。
釣り業界で偉大なを誇る村田さんですが、釣りの他にも様々なジャンルでその才能を発揮しています。
カーレースでチャンピオンを獲得したほか、ディスコのDJやボウリングにおいてもプロ級の腕前を持っています。
村田さんはこれらの趣味と釣りとの違いについて「趣味はたくさんあるけど、覚えるのが早いからどれもすぐに飽きてしまった。でも釣りはいろいろな魚種をターゲットにできるので飽きることなく続けられる。」と語っています。
潮来つり具センターの前で愛車と写真を取る村田基さん
村田基氏は、多彩なノウハウ本を刊行しています。
釣り方を詳細に解説しつつ、独特の視点で読者の脳裏にしっかりと刻んでいく方式が卓越しています。
魚と人を思う優しさが添えられているため、数多くの釣り愛好者から支持を受けつつ読み継がれているのでしょう。
インターネットが主流の世界における、彼が創り出した文字が充分な成果を上げている事実から、その信用性の高さを窺うことができます。
村田基さんが執筆した本といえば、ナチュラル&アピールに関して解説したものが印象的です。
特にこの2冊の書籍は「なんで釣れないんだろう?」「なにを買えばいいんだろう?」という具体的な疑問にストレートに答えてくれます。
少し前の本にはなりますが、バスフィッシングで悩まれている方、もっとバスフィッシングを極めたい方におすすめです。
『まちがいだらけのバッシング』については復刻版がkindleで発売されています。
youtubeで村田基さんの名前を検索すると、驚くほどたくさんの動画が検索結果に上がってきます。
オンラインサロンの動画や過去の釣行の動画など、種類も豊富です。
「どの動画を見たらいいか分からない!」という方に、おすすめの動画を紹介します。
村田さんの華麗なテクニックが楽しめる動画だけでなく、村田さんの釣りに対する熱い想いが伺える動画もピックアップしているので、要注目です!
村田基さんは、リールのハンドルをどちらの手で回すのか、その重要性を以前から説いています。
特にベイトリールには、右巻きタイプと左巻きタイプが存在するため、ユーザーとしてはどちらを選ぶのが正しいのか、興味が尽きないわけです。
村田基さんは「ベイトリールは右利きなら右巻き!」が持論です。
その理由を詳細に解説している動画を用意しましたので、詳しくチェックしてみましょう。
現代のバストーナメントプロやアングラーには、左巻きハンドル信者が多いので、意見対立の引き金にもなっている動画です。
村田基さんが出演している過去の釣り動画の中に、サラウンディング=囲い込みに関する解説をおこなっているものがありました。
バスの産卵床における行動パターンを解析し、食性に頼らない釣り方を細部に渡るまで説明したもので、かなりマニアックな内容となっていました。
これを見て産卵床に居付くオスバスを掛けずに、重いウエイトのメスバスのみを釣る練習を実践したアングラーは多かったのではないでしょうか。
ただし、当時は産卵床のバスを釣ることをタブー視する風潮があったことから、ずいぶんと批判の矢面に立たされたはずです。
それでもこのアプローチを公開したということは、何らかの意図があったと考えるべきでしょう。
こういう問いかけ手法は、村田さん独特のバス釣りに対する思い入れと重なり、自分自身で考察できるアングラーをひとりでも多く育てることに直結していたのかもしれません。
村田基さんの動画は、最近では店舗で撮影したサロン形式のものが多いですが、やはり見応えがあるのは実釣シーンを伴なったものでしょう。
池原ダムで60cm以上のバスが釣れるようになったころ、いち早く現地に乗り込んでシマノのスコーピオンロッド曲げまくっていました。
その中でも出色のシーンが散りばめられているのが、この動画です。
サイトフィッシングを展開していく上で、ルアーの置き方や誘い方以上にタックルセッティングの重要性をオープンにしてくれています。
DMMオンラインサロンで配信されている『テレビや雑誌では絶対教えない!?村田基・奇蹟の釣り大学』。
このサロンのポイントは何と言っても村田基さんが生配信で視聴者の質問にズバっと答えてくれるところです。
普段抱えていた釣りの悩みや質問などを村田さんにどんどん本音で教えてもらいましょう!
世界の釣りを知り尽くした釣りの王様、ミラクル”JIM”村田基が忖度・タブー(ほぼ)なしで、あなたの質問に生配信でお答えします。質問対象は制限なし。世界中のフィールド、全魚種、道具についてお答えします。
DMMオンラインサロン村田さんが店長を務める釣具店です。
お店を訪れた方は皆さん「村田さんから丁寧に釣具のアドバイスをしてもらえた!」「一緒に写真撮影してもらえた!」「スタッフの方もとても親切だった!」と口を揃えて嬉しそうに話します。
オンラインショップも開設しているので、遠方の方もぜひチェックしてみてください。
『APPLAUD(アプロード)』は村田基さんとサンヨーナイロンが共同考案し長年に渡り研究開発を行い、出来上がったブランドです。
村田さんが情熱を持って開発した釣り糸ですので、エリアフィッシング初心者の方から中上級者の方にも快適に使用できること間違いなしです。
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エリアトラウトの釣りでは強い釣り糸を選ぶのが重要なポイントです。 なぜなら釣り糸の強度が高ければ、安心して魚とのやり取りを楽しむことができるからです。 そこで、今回はエリアト…
FISHING JAPAN 編集部ちなみにAPPLAUD GT-Rシリーズの中で村田さんが最も愛用しているのはこちらのAPPLAUD Z06です。
シリーズ内最強のナイロンラインとして高い人気を誇っています。
耐摩耗性能が非常に優れており、スプーン・プラグ共に非常に操作しやすい設計です。
日本の釣り人口は、順調に増えているといえる状況ではなくなってきました。
趣味なら他に数多く選択肢があり、釣りの楽しみ方に気づかない人は別の趣味に流れるしかありません。
となれば、釣り人口をもっと増やす意味でも、まだまだ村田基さんには活躍してもらわなければなりませんし、彼の後継者も育ってもらいたいところです。
「そんなことまでオレは知らないよっ!」と言われてしまいそうですが、歯に衣着せぬ明快な表現力と行動力に、これからも期待せずにはいられません。
さまざまな魚種にチャレンジしながら、釣りの奥深さや楽しさをアグレッシブに伝える村田基さん。
いつまでも我々アングラーの前で、その元気な姿を見せ続けてほしいですね。
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