川崎のフィッシュオン王禅寺でトラウトを釣りたい！おすすめタックルもチェック

東京の都心部から気軽に足を運べる管理釣り場といえば、フィッシュオン王禅寺を思い浮かべる人は多いでしょう。

神奈川県の川崎市麻生区にありますから、住宅の密集地に設置されているのが特徴的。

遠方の山中まで行かなくても、気軽にトラウトゲームを楽しめるのが大きなメリットですね。

ここでは、川崎の管理釣り場・フィッシュオン王禅寺についてご紹介しましょう。

「ここは駐車場が広いんだよね！」

その通り！なんと約200台分も確保されているので、行きたいタイミングで訪れることができます。

フィッシュオン王禅寺とは、管理釣り場として広大な敷地を有する場所で、その所在地は神奈川県川崎市麻生区王禅寺です。

その規模は約5万平方メートルを誇り、全体に4つの釣り池が配置されています。

それぞれに名前がつけられており、エントランスから最も近い大きな池はイチロー池と名付けられています。

イチロー池はルアー専用エリアとなっていて、ここでキャストできるのはルアーだけなのです。

この池の周囲は約250メートルにも及び、クラブハウスの全く向かい側に配置されています。

石造りの島や底面の構造が素晴らしく、魚が何処にいるかをルアーで探りながら釣りを堪能できますよ。

二番目の池はジロー池で、その名は次男という意味かもしれません。

ここは、ルアー・フライ・天からといったいずれの手法でも釣りが可能な設定になっています。

ただ、フライ専用エリアとして設けられている箇所では、他の方法を選ぶ人々はこのエリアに立ち入らないよう注意しましょう。

ジロー池の周囲は約240メートルで、最深部の水深は4.5メートルです。

石積みの島や底面の構造は、ジロー池にも設けられています。

次に並んでいるのがサブロー池で、ホタルのせせらぎエリアの横に位置しています。

ルアー・フライ・テンカラがOKのミックス池で、周囲は約150メートルと先の2つに比べれば小さ目の規模に。

最深部の水深は、約3.5メートルに設定されていて、初心者アングラーが優先して利用できるレギュレーションになっていますよ。

4つ目の池は、名前がゴロー池で、餌釣りオンリーのレギュレーションです。

コンクリートできっちり整備された仕様になっていて、池の周囲は約110メートルとフィッシュオン王禅寺の中では最小規模になります。

最深部は、水深約2.0メートルで、池の周囲を浅く作ってあるのが特徴ですね。

ここなら子供を連れた家族みんなで、釣りを楽しむことができるでしょう。

4つの池が、それぞれ対象者を設けていることで、不要な混み合いを避ける工夫が成されています。

こういう配慮が、感染症対策として有効であることは間違いありませんし、ユーザーの心にも響くことにつながるでしょう。

川崎のフィッシュオン王禅寺へのアクセスは、クルマなら東名高速道路の川崎インターチェンジから約10分で到着することができます。

カーナビがあるなら「川崎市麻生区王禅寺766-18」と入力すると、入り口までナビゲーションしてくれますよ。

電車・バスなどの公共交通機関を使うなら、JRや東急田園都市線の溝の口駅・宮前平駅から川崎市営バスに乗り継いで、長沢入口で下車すればOK。

徒歩3分ほどでフィッシュオン王禅寺に到着できるでしょう。

営業時間は、6時から21時30分まで、4月から10月の土日祝日のみ5時30分から開場しています。

利用料金は、大人男性3時間で3400円・女性や中高校性で2100円・小学生以下で1400円です。

平日割引や前売券割引も実施されているので、うまく活用しましょう。

川崎のフィッシュオン王禅寺で釣りを楽しむのに、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

釣れる魚は、ニジマス・タイガートラウト・イトウなどが挙げられます。

となると、やはりエリアトラウトゲーム用のスピニングタックルが、扱いやすいですね。

アブガルシアブランドから出ている、エリアトラウトゲーム用のスピニングロッドです。

長さ182.9センチで2ピース仕様、仕舞寸法は94センチになりますから、公共交通機関を利用して移動する際にも邪魔になりにくいでしょう。

自重は88グラムとかなり軽量化されていて、手元感度は高めに設定。

適合ルアーウエイトは0.3グラムから2.5グラムになっています。

各種スプーンルアーをメインに、カラーローテーションをおこないながら、トラウトの反応を見ていきたいですね。

実際に手にしてみると、インロー継ぎによるブランクスの曲がりはしなやかで、扱いにくさは感じられませんでした。

グリップにはFujiのスプリットシートを採用、感度が上がる要因のひとつですし、人差し指でブランクスにタッチしやすいのも大きなメリットです。

実売価格は6千円台と、驚きの低価格設定ですから、これからエリアトラウトゲームを始める初心者アングラーに、とても優しいといえるでしょう。

アブガルシアブランドのロッドは、メジャークラフトと双璧を成すコスパ優秀な価格設定が魅力です。

高額なタックルから始めたくないアングラーに、幅広い選択肢を与えていることが、高評価につながっているわけです。

アブガルシアブランドのスピニングリール・カーディナルⅡの1000番です。

ギア比は5.2対1で、ハンドル1巻きにつき56センチのラインを巻き取れるようになっています。

自重206グラムで最大ドラグ力は3キロ。

ラインキャパは、モノフィラメントラインの3ポンドでちょうど100メートルです。

エステルラインなどの極細タイプも、じゅうぶんにラインストックできるでしょう。

実機を手にしてみた感想は、持ち重り感がなくローターもスムーズに回り続けるという印象。

キャストの際も、引っ掛かりなく軽量ルアーを遠くへ飛ばせるのがいいですね。

実売価格は5千円前後と、かなり安い価格設定に収まっていますよ。

これで替えスプールが付いているのですから、釣り場でライントラブルが発生しても、すぐに対処できるでしょう。

同じポンド数のラインを予備で巻いておいてもいいですし、モノフィラメントラインとPEライン別々に持っておいても、さまざまなアプローチを楽しめるのではないでしょうか。

ダイワから発売中の定番エリアトラウト用スプーン・プレッソシリーズのルミオンです。

外形は統一されているので全長24ミリですが、ウエイトはボディの厚みを変えて3種類(1.3グラム・1.6グラム・1.9グラム)が用意されています。

使い方は、1.6グラムをベースにして、早くリトリーブしながらアピールしたいときは、重い1.9グラムに結び換えます。

ゆっくり大きくアピールしたいときは、1.3グラムの軽いタイプを結ぶと、ウォブリングが際立って魚を振り向かせるでしょう。

このルミオンに関しては、エッジがかなりシャープに仕上げられています。

打ち抜きをした後、バレル処理＝エッジを研磨する処理を控えめにして、シャープさを引き立てているようです。

そのほうが、キレのあるウォブリングアクションにつながり、好釣果をもたらしてくれるはずです。

実際に使ってみると、よく飛んでアクションもバツグン。

これならトラウトゲーム初心者の人にも、あつかいやすいでしょう。

実売価格は300円台と、とても低価格な設定ですから、複数のカラーをゲットしてウエイトを絡めたローテーションを実践できそうです。

サクサス仕様の6番シングルフックが、標準で装備されているので、フッキングレスポンスの良さを体感してくださいね。

川崎のフィッシュオン王禅寺の特徴やアクセス方法、おすすめのタックルについて取り上げましたが、いかがでしたか？

家族や仲間と一緒に行ってみたいところですが、3密を避けることを心がけて利用するようにしましょう。

フィッシュオン王禅寺の現地では、隣りのアングラーとの距離をじゅうぶんに開けてトラウトゲームをスタートさせてください。