マルノミフラット60は2024年新登場のシェイキーで誘えるフラットサイドクランクベイト!
ロッドティップを小刻みに揺らしながら振るアプローチ=シェイキーで、小型のフラットサイドクランクベイトを操ると、タフコンディションでもバスが口を使ってくれます。 この釣り方をおこ…
FISHING JAPAN 編集部リップの付いたスリムなルアー=ミノーの動かし方で、大きく分けて2種類の方法が知られています。
それは、ジャークとトゥイッチ。
違いはどこにあるのか、ミノーの有効な使い方と絡めて深掘りしてみましょう。
目次
ジャークとは、ルアーの動かし方のひとつで、主にフローティングミノーをアクションさせたいときに用います。
例えば、写真のラパラ・オリジナルフローター。
全世界のアングラーがヘビーユースしているフローティングミノーですが、これをラインに結んでロングキャストします。
着水してそのまま放置しておくと、水面にふわりと浮いた状態に。
ラインがたるんでいるので、リールで巻き取ってテンションを与えます。
この瞬間、フローティングミノーは、アングラー側へ引っ張られ、アゴ下に付いているリップに水流が当たります。
水流は、リップをかわすように左右に逃れようとしますから、それがフローティングミノーのボディに伝わり、アクションの源となるのです。
引っ張りが弱ければ、ボティをブルンとローリングさせる程度のアクション。
少し引っ張りを強めると、小刻みにボディを震わせながら、左右へ振るようになります。
もっと強く、手首を返したりヒジを振り下ろしたりすると、なんとフローティングミノーは、左右へ飛ぶようにダートアクションを発生させるのです。
ひとつのルアーなのに、動かし方=入力の強め方を変えるだけで、こんなにもアクションが変わります。
これを釣りに、利用しない手はありません。
もう一度立ち戻って、ラインに少しテンションを与え、手首を返す程度の入力をし、小刻みにアクションさせることを、トゥイッチと呼んでいます。
当然人によって、トゥイッチは異なります。
イメージとしては、弱めの入力による動かし方であると認識してください。
そしてもっと強く入力し、フローティングミノーが左右へのダートアクションを発生させるに至ることを、ジャークと呼びます。
イメージとしては、トゥイッチよりもジャークのほうが強めなのです。
これが2つの動かし方の違いといえるでしょう。
Krokodil ラパラ(Rapala) ミノー オリジナルフローター 13cm 7g ゴールド G F13-G ルアー
アメリカのバス釣りアングラーに聞いてみると、ミノーのことはミノーと呼ばずに、ジャークベイトと呼んでいます。
アクションは、ジャークオンリーではなく、トゥイッチも混じる感じ。
でも全てのアクションをジャークと呼んでいますから、厳密に分けて考えることはしていないようです。
なので日本で釣りをする我々も、特にこだわることなくフレキシブルに、フローティングミノーを動かせばいいのではないでしょうか。
ジャークのほうが釣れて、トゥイッチのほうが釣れない!などと感じたことはありませんし、その逆も然りです。
ただし、広範囲を探って反応してくる魚を見つけ出したいとき、ジャークのほうが大きくアクションしますし、深く潜ろうとしますから、魚を引き寄せられるのでは?と感じます。
魚を発見したので、しっかり食わせたいとき、繊細なアクションのほうが魚が警戒心を膨らませないと感じるので、トゥイッチのほうがメリットを感じます。
全てのシチュエーションでこの通りいくわけではないので、ジャークとトゥイッチを上手く切り換えて用いるのがいいかもしれません。
ジャークとトゥイッチを繰り出しやすい、おすすめのフローティングミノーをご紹介しましょう。
本場アメリカで長年人気を博しているのが、スミスウィックのラトリンログです。
浮力高めで、リップに柔軟性があり、ボディマテリアルにもこだわりがあります。
固定重心設定なので、飛距離を伸ばすにはキャストが上手くなる必要はありますが、さまざまな釣りシーンで活躍してくれるのは間違いないでしょう。
もうひとつは、メイドインジャパンのメガバス・ワンテンシリーズです。
こちらは重心移動システムを搭載していて、ラトリンログが届かない遠方を叩くことができます。
ジャークに対してもトゥイッチに対しても、しっかりレスポンスしてくれるのが、大きな強みといえるでしょう。
メガバス(Megabass) ルアー ONETEN R(ワンテンアール) PM ITOアユ 37529
フローティングミノーでジャークとトゥイッチを実践するのに向いている、おすすめのロッド&リールをご紹介しましょう。
ロッドは、しなやかに曲がろうとするブランクスのベイトロッドがマッチします。
リールは、ライトラインから太めのモノフィラメントラインまで対応しやすいベイトリールがいいでしょう。
シマノ(SHIMANO) フリースタイル ベイトロッド 19 スコーピオン15102R-2 2023追加モデル ルアーフィッシング
シマノからリリースされているショートレングスなベイトロッド・スコーピオンシリーズのラインナップから、15102R-2を選んでみました。
スコーピオンシリーズには、このベイトロッドよりもしなやかな1600SSなどが揃っているので、自分の釣りスタイルにマッチしたものを手に取ることができます。
全長は、1.78mと、とても取り回ししやすい長さに仕上がっています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は130cmにまで縮まります。
ウエイトは、122g。
ブランクスの先径は、1.8mm。
適合するルアーウェイトは、7gから28gまでなので、大きめのフローティングミノーを操ることができます。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら12lbから22lbまで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.4%になっています。
実際に手に取ってみると、とても張りがあるのに、入力に対してしなやかに反応してくれると感じました。
ガイドのライン抜けはスムーズで、太いモノフィラメントラインを用いても、トラブルはほとんど発生しません。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
シマノのスコーピオンシリーズには、ショートレングスからロングレングスまで、さまざまな種類のアイテムが揃っています。
自分の用途に合わせて、じっくり使い分けるのにベストなロッドといえるでしょう。
シマノからリリースされているロープロファイルデザイン型ベイトリール・メタニウムシリーズのラインナップから、ハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は7.1対1なので、ハンドル1巻きにつき76cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは175g。
スプール寸法は、直径/幅が34/19mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら14lbを90m巻けます。
ハンドルの長さは、42mm。
ボールベアリングは、10個搭載しています。
実際にフィールドで使ってみると、とても姿勢の低いデザインになっていて、パーミングしやすく感じました。
手首の返しがやりやすく、ジャークやトゥイッチを繰り出すのに好都合です。
実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に収まっているのが嬉しいです。
14lb前後のナイロンラインやフロロカーボンラインを用いて、フローティングミノーをキャストしてみてください。
低い弾道でしっかりアプローチできるので、着水音を抑えた誘いを展開できるでしょう。
ジャークとトゥイッチの特徴や違い、それぞれの動かし方や、おすすめのロッド&リールをご紹介しましたが、いかがでしたか?
フローティングミノー以外の、サスペンドミノーやシンキングミノーにも、ジャークやトゥイッチは使えます。
自分なりのアプローチ方法を編み出して、より多くの魚を釣り上げてください。
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