可変フリーズアクションが得意なオネスティ125Fに2023年新カラー登場!
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FISHING JAPAN 編集部ジョイント式のビッグベイトとして、バス釣りやシーバスゲームなどでヘビーユースされているのが、ガンクラフトのジョインテッドクローシリーズ・通称ジョイクロです。
さまざまな種類がリリースされていますが、最も小さい70mmサイズのものが、ジョイクロ70。
どんな使い方が有効なのか、バス・シーバス・渓流トラウトでの実釣インプレをご紹介しましょう。
目次
ジョイクロ70とは、ガンクラフトから発売中のジョイント系ルアーのことです。
全長は70mmと小さくて、フローティングモデルとシンキングモデルの2種類が用意されています。
ジョイクロ70のフローティングモデルは、ウエイトが4.1gと軽め。
頭部の鼻先から突き出しているラインアイは、横向きになっているのが特徴です。
水面や水面直下で、左右にダートアクションさせやすく、移動距離を抑えたアピールができるのがメリットでしょう。
シンキングモデルは、ウエイトが4.6gとやや重め。
注目のラインアイは、なんと縦向きに専用設計されています。
縦向きで頭部鼻先の斜め上辺りに付いているので、ルアー全体を潜らせたときの水噛み・水つかみが絶妙になります。
アングラーは水上に立っていますすから、そこからルアーを自在に操るには、縦向き+鼻先ラインアイが理にかなっているといえるでしょう。
ボトムまで沈めた場合でも、縦向きラインアイのほうが浮き上がりにくく、S字スイミングを実践しやすくなります。
フックは、お腹側が12番サイズのトレブルフック、最後尾が14番サイズのトレブルフックを標準で装備しています。
かなりコンパクトに設計されていますから、最初手にしたときは驚きました。
ただ、このサイズ感なら、より多くのフィッシュイーターを誘えるのでは?という期待感も膨らんだのを覚えています。
実際にバス釣りにジョイクロ70を投入してみると、とてもよく釣れました。
釣り場は、河川に流入する小規模な水路。
水深が浅いので、フローティングモデルをラインに結びました。
ウエイトが軽いので、ベイトフィネスタックルを組み、8lbのモノフィラメントラインでアプローチ。
護岸された両岸と並行にS字スイミングさせては、ストップ。
ゆらりと水面に浮かび上がって、ボディをひねった瞬間、ガボッ!という捕食音。
水飛沫とともに2分ほど格闘し、上がってきたのは、40cmほどのよく太ったバスでした。
口の周りに傷跡があったので、以前に釣られたことのある個体です。
ジョイクロ70なら、見切られることなくバイトに持ち込める良い例でしょう。
着水音が静かなのも、バスの警戒心を逆撫でしない効果があるように感じました。
ジョイクロ70を、シーバスゲームに投入してみました。
河川の河口域には、コンクリート護岸が構築されています。
ところどころに排水管があり、その周辺でフローティングモデルを浮かべては沈めてを繰り返しました。
雨天の後で、水流がはっきりと存在する場合は、シンキングモデルにシフト。
流れに乗せるだけでS字アクションを発生させるので、そのまま排水管周りを歩きながらチェック。
いきなり排水管から飛び出してくるシーバスがあり、それをフッキングに持ち込むのは容易いことでした。
9ft程度のスピニンクロッドに、3000番サイズのスピニングリールを装着。
キャストすることも可能なので、オールラウンドに使える組み合わせとして、ジョイクロ70はとても有効です。
ジョイクロ70を渓流へ持ち込んで、イワナやアマゴなどのトラウトを狙ってみました。
フローティングモデルもシンキングモデルも投入し、タックルは流行りのベイトフィネス。
オーバーハング下へ送り込んで、ゆっくりとリトリーブを繰り返すと、トラウトが猛然と飛び掛かってくるのが見えます。
フッキングの効率はとても良く、バラシが少なかったのが印象的でした。
明らかにベイトフィッシュと認識しているようで、ガッチリと食い付いてくれるのが嬉しいです。
ジョイント構造のボディは、他の渓流ミノーとは一線を画す存在感で、釣れないときの切り札にじゅうぶんになり得るでしょう。
ジョイクロ70を渓流トラウトゲームで操るのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
前述の通り、ベイトフィネスタックルを組めば、手返しのいいアプローチを手に入れることができます。
ダイワからリリースされている渓流トラウトゲーム用ベイトロッド・シルバークリーク グラスプログレッシブシリーズの中から、46LB-Gを選んでみました。
全長は1.37mしかないので、源流・渓流で取り回ししやすくなっています。
2ピース仕様ですから、仕舞寸法は71cmにまで縮まります。
ウエイトは71gで、適合するルアーウエイトは、2gから10gまで。
ブランクスの先径/元径は、1.7/7.9mmで、適合するモノフィラメントラインは、2lbから6lbです。
PEラインなら、0.3号から0.8号まで使うことができます。
ブランクスのカーボン素材含有率は、35%なので、グラス素材の比率が高くなっているのが特徴です。
実際に手に取って継いでみると、とてもしなやかで美しいベンディングカーブを描いてくれるブランクスに仕上がっています。
軽くて扱いやすいので、さまざまなポイントへルアーを送り込みやすいでしょう。
ジョイクロ70のウエイトとの相性は良く、積極的に大胆にキャストを繰り出せば、自然と好釣果につながるのではないでしょうか。
実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に設定されています。
カーボン素材でも低弾性のもので構成されていれば、いい感じに曲がってくれるのですが、グラス素材のフィールとはやはり異なります。
重くなりがちなウエイトも、軽めに作られているので、釣り場でとても扱いやすいでしょう。
ダイワ(DAIWA) ベイトリール 20 アルファス AIR TW 8.6R(2020モデル)
ダイワから発売されているベイトフィネスリール・アルファスAIR TWシリーズの中から、右巻きハンドルモデルを選んでみました。
ギア比は8.6対1ですから、ハンドル1回転につき75cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
ウエイトは160gと軽めで、最大ドラグ力は3.5kg。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら6lbを45m巻くことができます。
ハンドルの長さは80mmで、スプールの直径は28mm。
ボールベアリングは、6個採用されています。
実際に手に取ってみると、ハンドル回転は軽快で滑らか。
クラッチは切りやすく、スプール回転もスムーズです。
軽いルアーでも、トラブル無くキャストできますから、連続で丁寧にアプローチを繰り返していくのに向いています。
実売価格は3万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
バス釣り用に開発されたベイトフィネスリールですが、その基本性能の高さから用途は広がり続けるでしょう。
ジョイクロ70の特徴や使い方・実釣インプレ、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
これまでメーカーに蓄積されたジョイント構造ルアーのノウハウを、しっかりと落とし込んだアイテムといえるでしょう。
バス釣り・シーバスゲーム・渓流トラウトゲーム以外の釣り方にも、応用してみたくなります。
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