ラパラ・カウントダウンの使い方!シーバスやトラウトに効く最強ミノー
シーバスやトラウトを釣りたいとき、タックルボックスに入れていくルアーとして真っ先に思い浮かぶのは、フィンランド製のミノー・ラパラ社のカウントダウンシリーズではないでしょうか。 …
FISHING JAPAN 編集部冬の寒さを釣り場で感じる時期からスタートして、次の年の5月ぐらいまで続くのが、バチ抜けです。
これに合わせてシーバスがとても釣りやすくなりますから、アングラーが河口域などに立つ数も一気に増えます。
どんなルアーをキャストすれば釣り勝てるのか、ここではバチ抜けシーズンにマッチした、おすすめシーバスルアーをご紹介しましょう。
目次
シーバスを釣るのに、バチ抜けのシーズンは外せません。
バチ抜けとは、ゴカイやイソメなどの多毛類が、産卵のために砂・泥底から抜け出て、水中や水面を大量にさまよう様子のことです。
多毛類には、ぐいぐい泳ぐ能力は備わっていませんから、ただただ大量に水中に舞う状態になります。
そんな無防備な生き物を、シーバスが放っておくはずがありません。
口からはみ出さんばかりに多毛類を頬張って、超高活性状態で偏食モードに切り換わっていきます。
なので、多毛類に似たフォルム・多毛類に似た泳ぎ(=漂い)・多毛類の居るレンジに合わせて、ルアーを選択しアプローチしなければ釣れないのです。
バチ抜けシーズンは、日本各地によって若干のズレがありますが、毎年12月ぐらいから始まって、次の年の5月・6月ごろまで続きます。
水面や風下エリアで多毛類を見かけたら、バチ抜けが起こっているな!と判断し、それに合わせた釣り方を実践してください。
夕暮れぐらいの時間帯からバチ抜けは始まるので、完全にナイトゲームでの対応となります。
LED携行ライトを持参すれば、ルアー交換などに役立ちます。
それでは、バチ抜け用のおすすめシーバスルアーを取り上げてみましょう。
●バチ抜けシーズン用おすすめシーバスルアー①ロンジン・プレックス
人気のロンジンからリリースされている、表層で操るためのバチ抜けシーズン用ルアーです。
バチを偏食するシーバスは、このルアーの艶めかしいアクションに誘惑されるでしょう。
ウエイトは7.5gで、スローシンキング仕様。
浮き上がらせやすく、流れに乗せて水中をサスペンドさせることもカンタンです。
流れのほとんど無い場所では、超デッドスローリトリーブをおこないましょう。
ロッドティップの上げ下げのみで、水面直下から水深30cm辺りを、有効にトレースできます。
実際にフィールドでプレックスをキャストしてみると、ジョイントボディの割りには飛距離が伸びてくれます。
着水後は、ロッドを立ててスローリトリーブが基本。
引き波をきっちり発生させながら、広範囲を探ってみましょう。
●バチ抜けシーズン用おすすめシーバスルアー②パズデザイン・フィール
パズデザインから発売中のシンペン・フィールです。
見た目か、バチそっくりなので、シーバスも見間違えるでしょう。
サイズ展開が豊富で、大きく長くなるほど、ぶら下がるトレブルフックの数も増えていきます。
最後尾を甘噛みバイトしてくるシーバスが結構いるので、このフック仕様はとても有効です。
実際にフィールドで使ってみると、キャストフィールは申し分なく、じゅうぶんな飛距離を叩き出せる印象を持ちました。
水に絡み付くような、独特のアクションを見せてくれますから、じっくりと誘いをかけてシーバスを追従させてください。
テンションフォールで誘うよりも、ただ巻きリトリーブのほうがよく釣れました。
そのときのシーバスのレンジのせいでしょうか。
150mmタイプは、ウエイトが16gもあるので、とても扱いやすく、好釣果に恵まれました。
フックポイントが鈍ると、フッキング効率に影響が出ますから、定期的にチェックして釣り場で交換するようにしてください。
鈍っているかどうかの判断は、自分のツメの表面に、軽くフックポイントを突き立てることで分かります。
鋭く尖っている状態なら、滑りやすいツメの表面でも、滑り出さずにとどまるでしょう。
パズデザイン reed フィール (feel) 150SG #012 クレージチャート FL150SG-012
●バチ抜けシーズン用おすすめシーバスルアー③アムズデザイン・アルデンテ
アイマのアルデンテは、バチそっくりの細長いフォルムに仕上げられています。
95Sタイプなら、全長95mmで、ウエイトは7.1gに設計。
着水直後からリトリーブすると、水面直下まで急浮上するようになっています。
サーフェイスレンジをキープしながら、揺らぎアクションとV字引き波を発生。
これならバチ抜けで表層を意識しているシーバスに、強烈にアピールできるでしょう。
後方固定重心仕様なので、飛距離はすごく伸びてくれます。
実際にフィールドでキャストしてみると、予想以上に飛んでくれました。
着水したらすぐにリールハンドルを回して、泳がせてみます。
なんと!あっという間に表層に浮かび上がってくるではないですか!
どうやらその浮上力の秘密は、お腹側にズラリと並ぶ球体かもしれません。
ここに水流が当たり、上手い具合に持ち上げてくれているようです。
微細な揺れの原因も、この球体たちにあるのなら、とても効果的なデザインを有しているルアーだといえそうです。
試しにボイルしている水域へ、このアルデンテを投入してみました。
リトリーブを開始した途端、ラインにテンションが掛かり、豪快に横走りし出したのです。
間近に居たシーバスが、速攻で食い付いてきたのでしょう。
全く迷いなくバイトしてきたので、バチ抜けエリアで水面の動きを見つけたら、このアルデンテを真っ先に投入するといいかもしれません。
アムズデザイン(Ima) アルデンテ 95S #AD95-105 ゴールデンマンゴー
●バチ抜けシーズン用おすすめシーバスルアー④ジャクソン・にょろにょろ
数多くのアングラーにヘビーユースされている、バチ抜け用シーバスルアーの定番アイテムです。
基本設計は、中空ボディの底に極細ウエイトを搭載したもの。
ボディの空気抵抗の少なさ+低重心化で、安定した飛行姿勢をキープして飛距離を伸ばせます。
フォールさせると、ローリングアクションをしながらの水平姿勢に。
ヘッドを支点にした緩やかなウォブリングアクションと相まって、にょろにょろアクションがシーバスを誘い続けます。
トゥイッチやジャークなどのロッドワークを加えるのも有効で、ダートアクションを引き出すこともできます。
実際にフィールドでキャストしてみると、とてもよく飛んでくれますし、テンションフォールはもちろん、フリーフォールでもシーバスが食い付いてきます。
バチそのものというより、ベイトフィッシュの繊細な動きにも似ていて、他の釣りパターンでもじゅうぶんに使えるルアーに仕上がっています。
また、カラーバリエーションが豊富ですから、潮の濁りなどに合わせて使い分けてみましょう。
トレブルフックとの相性はバツグンで、細軸タイプを装備しておけば、シーバスの甘噛みバイトもフックアップできるでしょう。
シングルフックに換装すると、瞬間的に深く突き刺すことが可能になります。
トラウトゲーム用のものに扱いやすいシングルフックが多いので、ぜひいろいろ試してみてください。
ジャクソン(Jackson) にょろにょろ 105 グローレモンキャンンディ
バチ抜けシーズンの特徴や攻略法、その際に使ってみたいおすすめシーバスルアーを取り上げましたが、いかがでしたか?
細長いフォルムのルアーばかりですから、しっかりとロッドを振り抜いて、ロングキャストを実践しましょう。
ロッドを振り被る際には、自分の背後や周囲に他のアングラーが居ないか、必ず確認してください。
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