ラパラのPEラインで釣りたい!4本撚り・8本撚り・極細などの充実したラインナップが高評価
北欧のフィンランドで産声をあげたルアーメーカー・ラパラ。 世界中のアングラーがその恩恵を受けていて、非常に評価の高い製品を世に出し続けています。 なんとその製品の中に、釣り用…
FISHING JAPAN 編集部シーバスやトラウトを釣りたいとき、タックルボックスに入れていくルアーとして真っ先に思い浮かぶのは、フィンランド製のミノー・ラパラ社のカウントダウンシリーズではないでしょうか。
シンプルな構造+デザインに加えて、ボディに採用されたバルサ材が、特有のアクションと存在感を表してくれます。
ここでは、ラパラ・カウントダウンシリーズの特徴や効果的な使い方について、ご紹介しましょう。
目次
ラパラ・カウントダウンシリーズとは、世界有数のルアーメーカーであるラパラが製作した、シンキング仕様のミノーのことです。
ボディがウッド素材で出来ているのが特徴で、比重の極めて低いバルサ材を採用しています。
これにより、水没させて水圧がかかると、独特なモゾモゾ感が現出されます。
浮こうとするけれど、ウエイトパーツによって引き戻されフォールしていく感じ。
フォールはするけれど、ランダムに揺れを発生させてしまう感じが、バツグンの生命感を溢れさせます。
その状態に、ラインを結んで横方向に引っ張るわけですから、バランスが保たれているようで急に破綻してしまうアクションが、澱みなく出てくるわけです。
しかも頭部アゴ下には、大きめのリップが突き出しています。
ここに正面からの水流がどんどん当たるので、バルサボディのアクションと相まって、より生命感の濃いイレギュラーな揺れ・水押しが期待できることになります。
ラパラ・カウントダウンシリーズをラインに結んでキャスト、ただ巻きリトリーブをすると、さほど大きなウォブリングもローリングも起こしません。
ちょっとアクションが弱いのかな?という印象を持ってしまいがちですが、実はそばでじっくり観察すると、上記のような複雑でイレギュラーな揺れが発生しているのです。
どうやらこれが、シーバスやトラウトを夢中にさせている要因なのかもしれません。
ラパラ・カウントダウンシリーズには、豊富なサイズが用意されています。
最も小さなサイズが、CD1で、全長はなんと2.5cmしかありません。
ウエイトも2.7gと、軽めに作られています・
これでしっかりとフォールしますし、揺れの伴なったアクションは健在です。
次は、CD3で、3cm・4g。
順に、CD5で、5cm・5g。
CD7で、7cm・8g。
CD9で、9cm・12g。
CD11で、11cm・16gとなっています。
最近リリースされたニューモデルのカウントダウンエリートでは、ウエイトが少し重く作られています。
そのぶん飛距離が伸びますし、急流の中でもきっちりアクションしてくれる感じがしました。
ラパラ・カウントダウンシリーズの各アイは、貫通ワイヤーで全てつながっています。
不意に大物が掛かっても、ラインアイとフックアイが直接つながっていますから、安心して魚とのやり取りを楽しめるでしょう。
ラパラ・カウントダウンシリーズを実際にフィールドで使ってみて感じるのは、水中における姿勢が良いということです。
特に着底させたとき、お腹側を下にして横倒れしません。
これにより、リトリーブをスタートさせた瞬間から、独特な揺れ+アクションを発動させてくれます。
またウエイトパーツの位置が絶妙で、フォールの際に水平姿勢をほぼ崩さないので、それに気づいたシーバスやトラウトがバイトしてくれるのです。
トゥイッチやジャークといった、アングラー側から仕掛けるロッドワークよりも、この水中姿勢の安定のほうが、好釣果に直結しているのではないでしょうか。
そしてもうひとつメリットに感じるのは、豊富なカラーバリエーションが用意されていることです。
ベーシックなゴールド・シルバー系はもちろん、クローム系やチャート系・リアルプリント系などが充実しています。
UVに反応して光るカラーもラインナップされていますから、さまざまなシチュエーションで活躍してくれるのは間違いないでしょう。
ラパラ・カウントダウンシリーズで、渓流域などに棲むネイティブトラウトを釣ってみましょう。
おすすめのタックルをピックアップしてみました。
ロッドは、渓流域ならショートレングスなブランクスのほうが扱いやすいでしょう。
リールは、1000番サイズから2000番サイズのスピニングリールなら、上手くマッチするはずです。
ラインには、ナイロンのようなモノフィラメントラインか、ショックリーダーラインを結んだPEラインが合います。
シマノからリリースされているネイティブトラウトゲーム用スピニングロッド・カーディフNSシリーズのラインナップから、S60ULを選んでみました。
全長は1.83mもあるので、渓流域でのロングキャストアブローチに向いています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は94.0cmにまで縮まりますから、川辺を歩いていくのに持ちやすいでしょう。
ウエイトは86gで、ブランクスの先径は1.5mm。
適合するルアーウエイトは、2gから9gまでなので、ミノーやスプーンを操るのにいいでしょう。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら2lbから8lbまで。
PEラインなら、0.2号から0.8号まで使えます。
ブランクスのカーボン素材含有率は、97.8%に設計されています。
実際に手に取ってみると、とてもしなやかに曲がるブランクスに仕上がっていると感じました。
ガイドは小径でラインが絡まりにくく、連続してキャストを繰り出すのに適しています。
実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に設定されています。
シマノから発売されている汎用型スピニングリール・ストラディックシリーズの中から、C2000番サイズのハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は6.0対1なので、ハンドル1巻きにつき81cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
実用ドラグ力は2.0kgで、最大ドラグ力は3.0kgに設定されています。
ウエイトは185gしかなく、スプール寸法は直径/ストロークが、43/13.5mmです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら3.0lbを125m、PEラインなら0.6号を150m巻けます。
ハンドルアームの長さは45mmで、ボールベアリングは6個搭載しています。
実際に手に取ってみると、ハンドルの巻き心地はとても軽快で、ハイエンドスペックとあまり遜色がないと感じました。
ローター回転もスムーズですから、糸フケが出ても素早く回収できてしまうでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ストラディックシリーズは、剛性感があって、さまざまな釣り場で活躍できそうなスピニングリールという印象が強いです。
渓流域におけるネイティブトラウトゲームでも、じゅうぶんその能力を発揮してくれるでしょう。
ラパラ・カウントダウンシリーズの特徴や使い方、おすすめのタックルについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
リトリーブのスピードを変えるだけでも、刺激的なアクションに切り換わっていくこのミノーなら、これからも多くのアングラーに支持され続けるでしょう。
もしリップが折れてしまうトラブルに見舞われても、ヤスリでキレイに削り取れば、シンペンとして活用することができます。
さまざまな使い方を編み出しながら、ラパラ・カウントダウンシリーズで釣りを楽しみましょう。
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