チョビー SF125 - マリア製品情報詳細
ヒラスズキ、シーバスに焦点をあてて開発した喰わせ特化型シャローランナー「CHOVY SF125」が新登場
株式会社ヤマリア2024年秋にリリースされたサラシ漂わせ系シャローランナー「チョビー SF125」、そして2025年春に登場するミノーより飛び、シンキングペンシルよりも泳ぐ「フラペンウィング S85」。今回は、それぞれの特徴や使いどころ、最大限に性能を引き出すためのポイントをご紹介します。
チョビー SF125は、磯からのヒラスズキ・シーバスに焦点を当て開発した喰わせ特化型シャローランナー。水面直下の捕食ゾーンを艶めかしいタイトな純ロールアクションで泳ぎ、水平寄りのスイム姿勢とサスペンドに近い比重はサラシの中をユラユラと漂うベイト(カタクチイワシ)を再現します。特徴的なリップ形状はレンジキープの側面もありながら、タイトなロールアクションを生み出してくれます。払い出しの潮に乗せるのもよし、風を利用して流し込むのもよし、軽いジャークでリアクションバイト誘う使用方法も可能です。
推奨されるリーリングスピードは、食わせたいポイントでは1秒間にリール1~2回転が目安です。泳いでいるか不安になるかもしれませんが、ゆらゆらとしたタイトなロールアクションが魚を誘ってくれます。
基本スペック
サイズ:125mm / 重量:20g
リング:#3
フック:BKK FANGS-63UA #6(3フック仕様)
ヒラスズキ、シーバスに焦点をあてて開発した喰わせ特化型シャローランナー「CHOVY SF125」が新登場
株式会社ヤマリアフラペンウィング S85の最大の特徴は、ルアー後方に搭載された開閉式フラップです。キャスト時には折りたたまれることで飛距離を損なうことなく、狙ったポイントまでしっかりと届きます。着水後、このフラップが水を掴むことで、波風がある中でもルアーのコントロールがしやすく、安定したアクションが可能になります。
ヒラスズキゲームで飛距離を出す必要があるケースに多く使用されていたのがシンキングペンシル。ミノーよりも操作感が少なく、風でラインが膨らんだりルアーが波に押されたりすることで、ルアーのコースやレンジが分かりにくくなることがありました。しかし、フラペンウィングはフラップが水を掴むことで、ルアーのコントロールがしやすく狙ったコースを正確にトレースすることができます。
おすすめのリーリングスピードは、1秒間にリール2~3回転が目安です。イメージとしては風にあおられて膨らんだラインの形が変わらない程度のスピードで操作するのが理想です。
基本スペック
サイズ:85mm / 重量:24g
リング:#3
フック:BKK FANGS-63UA #4
時化の中、ミノーより飛び、シンキングペンシルより泳ぐ
株式会社ヤマリアこれまでに紹介したチョビーとフラペンウィングの共通点は、タイトなロールアクションです。手元で強く動きを感じるウォブリング系のルアーはアピール力が高いものの、警戒心の強いヒラスズキには見切られやすいことがあります。そのため浅いレンジ(0cm~50cm)でのロールアクションは、ヒラスズキゲームにおいて非常に重要な要素となります。
ここでは、それぞれのルアーが得意とするシチュエーションをご紹介します。
チョビー SF125は、足元のサラシを狙う場面や、風に乗せてルアーを流し込みたいときに効果的です。特に、サラシが薄い状況では、ナチュラルな誘いが活きてきます。
一方で、フラペンウィング S85は、遠くのシモリやブレイクを狙うとき、またゴロタシャローでの使用に適しています。飛距離を出しつつ、ルアーとアングラーの距離が離れた状況でも、狙ったコースをコントロールしながらトレースできるのが強みです。
さらに、フラペンウィングに搭載された幅広のフラップがルアーの浮き上がりを助け、スローなスピードでの操作を可能にします。風を利用したドリフトのようなアプローチで、遠くのシモリをゆっくり攻略することも可能です。
チョビー SF125 の釣果例
キャスト可能な範囲であれば、一投は試してもらいたいです。特にハマったパターンとしては、風の影響が少なく、波は残っておりサラシが出ている状況で、シモリ周りを丁寧に探ると魚の反応が良かったです。シモリの周りや足元のブレイクでとどめることが可能なルアーなので、ゆらゆらとサラシを漂わせることを意識して使用していただきたいです。
フラペンウィング S85 の釣果例
足場が高く、風が強い状況で効果を発揮しました。このような状況ではシンキングペンシルでは水面を滑ってしまうことがありましたが、フラップが水を掴むことでしっかりとアクションしてくれます。ベイトの小さいタイミングには85㎜の小粒サイズが特に反応が良かったです。また、動き出しの速さも持ち味の一つです。流れもあるようなエリアではあまり糸ふけ等をつくりたくないので直線的なルアーの操作が求められますが、このフラップが着水直後の動き出しの良さを実現しています。
まとめ
チョビー SF125とフラペンウィング S85は、それぞれ異なる強みを持つルアーです。
チョビー SF125:漂わせるアクションで喰わせるシャローランナー。
フラペンウィング S85:飛距離と操作性を両立したシンキングペンシルの進化形。
3~5月は産卵後の荒食い「春爆」が期待できるシーズンです。状況に応じた使い分けで、ヒラスズキゲームを攻略していただければと思います!
ライター紹介
マリア
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