カヤックフィッシングの基本をマスターしよう!風に逆らわない釣り方が出来てる?自然に身を任せてみよう!
バス釣りでカヤックを活用する、カヤックフィッシングのスタイルが流行り始めていますよ。 アルミボートにエレキセットだと、どうしても浅いエリアに入っていくことが困難ですし、バッテリ…
FISHING JAPAN 編集部さまざまなフィールドで乗って、釣りを楽しむことのできるカヤック。
人気はどんどん高まっていますから、今年から自分もやってみよう!と考えている人は多いのではないでしょうか?
ここでは、カヤックフィッシングに必須の釣りアイテムを、インプレを交えてご紹介します。
目次
カヤックフィッシングでは、海や湖・池・河川などに浮かんで釣りをすることになります。
どんなにエキスパートでベテランのアングラーでも、常に命の危険と隣り合わせです。
油断は大敵で、バランスを崩すようなことがあると、転覆・落水トラブルに見舞われてしまいます。
そんなときに頼りになるのが、ライフジャケット。
ルアーや小物類を収納することを考慮すれば、複数のポケットが付いたライフジャケットやゲームベストがおすすめです。
実際に使ってみて、とても便利に感じたのが、ブルーストームからリリースされているCSマークの入ったライフジャケット・バラットです。
浮力・強度・水上での性能=浮遊姿勢や、着心地等の試験基準を満たした信頼性のあるライフジャケットで、試験基準を満たしたCSマークが標示されています。
大型のターポリンポーチが付いていて、携帯電話やカメラが入るサイズに作られています。
完全防水ではないので注意してください。
メインポケットには、ツールケースを左右2つずつ収納することができます。
ひんぱんに用いるルアーを整理して入れておけば、取り出しやすいでしょう。
メッシュポケットには、小物類を入れておくといいかもしれません。
メインポケットの横には、フィッシュグリップホルダーやプライヤーホルダーが付いています。
身体の左右どちらにでも、取り付け位置を変更することができます。
ペットボトルホルダーも付いているので、カヤックに乗りながら水分を取ることが可能です。
バラットの本体生地には、擦れに強いコーデュラ500Dが採用されています。
ウエイトは、約2,100g。
浮力は、7.5kg以上/24時間に設定されています。
肩にかかるタイプなので、その負担が嫌な人は、腰巻きタイプの自動膨張ライフジャケットを選ぶといいでしょう。
ダイワやシマノ・ブルーストームなどから、豊富にリリースされています。
ただし、このタイプには収納のためのポケットなどが付いていないので、必要な釣り道具は、カヤックに直接積み込まなければなりません。
ブルーストーム(Bluestorm) ライフジャケット グレー Free バラット L2-BSJ40
ダイワ(DAIWA) DF-2222(インフレータブルライフジャケット (ウエストタイプ自動・手動膨脹式))グレー フリー
カヤックフィッシングで使いやすいロッドは、あまり長いブランクスでないほうが便利です。
理由は、魚を掛けたとき。
ランディングしようとして魚をカヤックの近くまで引き寄せた場合、ロッドが長いと極端に曲がることになります。
負荷が掛かり過ぎて、最悪の場合ロッドが折れてしまうかもしれません。
グリップではなく、ブランクスの部分を握れば対処できるのですが、大物相手だとアングラーのほうが緊張してしまい、つい握り換えるのを忘れてしまいます。
そうなったら、せっかく魚を掛けたのになかなかランディングできない!というマズい展開に。
おすすめのロッドは、6ft台のブランクスを持ったスピニングロッドやベイトロッドになります。
ロングキャストもおこなえますし、ランディングをスムーズに処理できるのも、大きなメリットといえるでしょう。
スピニングロッドなら、ボートシーバス用のやや張りのあるブランクスモデルが扱いやすいです。
シマノのムーンショットBSシリーズの中から、S610Mを選んでみました。
全長は2.08mで2ピース仕様、仕舞寸法は106.7cmにまで縮まります。
ウエイトは103gで、ブランクスの先径は1.7mm。
適合するルアーウェイトは、7gから30gまでで、適合するラインは、PEラインなら0.8号から2.0号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99.2%に設計されています。
ミノーやペンシル・ポッパー・バイブレーションルアーなどを駆使しやすく、大型魚が掛かってもしっかり対応できるところがありがたいです。
カヤックフィッシングに使ってみたいリールは、スピニングリールなら3000番サイズ程度がおすすめです。
理由は、大物が掛かって急に走られても、じゅうぶんなラインストック量があり、ドラグを駆使してやり取りを楽しめるからです。
実際によく使うのは、シマノのスピニングリール・ ヴァンフォードシリーズのC3000XGです。
ギア比は6.4対1なので、ハンドル1回転につき94cmものラインを巻き取ることができるようになっています。
実用ドラグ力は3.5kgで、最大ドラグ力は9.0kg。
ウエイトはたったの180gしかありませんから、あまり疲れを感じずに扱えるのが魅力です。
ハンドルアームの長さは55mmで、スプール寸法は、直径/ストロークが、47/17mmになっています。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら3.0号を150m、PEラインなら2.0号を200m巻けます。
ボールベアリングは、7個搭載しています。
実際にカヤックに乗る体験中に使ってみると、ボディの軽さが軽快な使用感につながっているのが分かります。
ハンドルの巻き心地は滑らかで、キャストしてからのただ巻きリトリーブを安定しておこなえます。
ドラグのレスポンスも良好なので、大型魚が掛かっても時間をかけてランディングに持ち込めるでしょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 20 ヴァンフォード C3000XG バーサタイル 高速巻き上げが必要な釣り・手返し重視の釣りに
カヤックフィッシングでは、青物やシーバス・ロックフィッシュ・フラットフィッシュなど、さまざまな魚が釣れます。
そのどれもが、鋭い歯を持ち合わせているので、指でつかんで引っ張り上げる!なんてことは到底できません。
ケガを負ってしまえば、その時点でカヤックフィッシングを中止しなければならなくなるからです。
そこで携行してもらいたいのが、剛性の高いフィッシュグリップです。
鋭い歯を持った魚の口を、フィッシュグリップでつかんでカヤックの上に引き上げましょう。
ダイワから発売中のフィッシュグリップ・SC285は、オリジナルデザインの堅牢フィッシュグリップに仕上がっています。
スライドトリガーを引いて、釣った魚をホールドできます。
刃先は、両刃ステンレスを採用していて、グリップの部分は、回転して魚が暴れても腕への負担を減らすようになっています。
10kgまで計測可能なスケールが付いていて、スケール誤差調整機能も付属しています。
尻手ロープの取り付けも可能なので、水中に落としてロストする危険も防げるでしょう。
実際に使ってみると、魚の口をつかみやすく、ホールド状態も安定しています。
スマホで写真撮影をして、魚をリリースする作業もやりやすく感じました。
ランディングネットをカヤックに乗せるという方法もあるのですが、どうしてもスペースを取ってしまい、釣りの邪魔になってしまいます。
その点このフィッシュグリップなら、場所をさほど取らずに携行できるので、とても便利です。
頑丈に作られているので、青物やシーバスが掛かっても、しっかり対処できるでしょう。
ダイワ(DAIWA) リールケース フィッシュグリップ SC285 シルバー
カヤックフィッシングに便利なおすすめ釣りアイテムを、4種類ピックアップしてご紹介しましたが、いかがでしたか?
あまりかさばらないもののほうが、カヤック上では扱いやすいです。
事故を未然に防ぎながら、カヤックフィッシングを楽しみましょう!
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