シーバスのナイトゲーム攻略特集!釣り方+おすすめルアーを選んでみた
シーバスは夜行性なので、陽が暮れてから活発に動き回る習性を持っています。 特に夏は、日中の水温が上がり過ぎて、シーバスの動きは抑えられてしまいます。 そこでおすすめなのが、シ…
FISHING JAPAN 編集部シーバスをルアーで狙うとき、プラスチック製のハードプラグをキャストすることが多いです。
ミノーやシンペンなど、主要なルアーは皆硬くできています。
でもそれらを使っていてシーバスが釣れないときには、ワームに切り換えてみると釣果が伸びるかもしれません。
ここでは、シーバスをワームで釣る方法について、詳しくご紹介しましょう。
目次
シーバスゲームをおこなう際には、定番のハードプラグを使います。
プラスチック製のボディには、トレブルフックが2つ、もしくは3つぶら下がっていて、さまざまな角度からのバイトを拾えるでしょう。
フローティングミノーやシンキングミノー、シンペンなどが、ハードプラグを代表するものになります。
飛距離はバツグンに伸びますから、広範囲を探るのにとても適しています。
ただし、シーバスは自然界に棲む生き物ですから、毎回同じアプローチで釣れるはずがありません。
例えば、牡蠣殻が密集しているブレイクラインに、ぴったり張り付いているようなシーバスを狙うなら、トレブルフックがぶら下がっているハードプラグでは引っ掛かってしまいます。
引っ掛かったら、シーバスはその様子を間近で見て、どこかへ逃げ去ってしまうでしょう。
つまり、こういうトラブルを未然に防ぎつつ、シーバスを直撃できるようなアプローチが求められるわけです。
居場所は絞り込めているわけですから、そのピンポイントの状況をくまなくチェックして、対応を考えなければなりません。
牡蠣殻にトレブルフックは、なかなか相性が悪いでしょう。
そこで取り出すのが、ジグヘッドです。
ジグヘッドなら、フックの先端は上を向いていますから、ボトムにびっしり張り付いている牡蠣殻を上手くかわせます。
100%完璧にかわせなくても、トレブルフックのようにひんぱんにトラブルが発生することは防げます。
そしてそのジグヘッドとベストマッチなのが、柔らかい素材のワームです。
ジグヘッド+ワームの組み合わせで、居場所を絞り込んだシーバスにアプローチしてみましょう。
ハードプラグのように飛距離は出ませんが、居場所がすでに分かっているのですから、問題はありません。
またハードプラグのように、ウォブリングやローリングアクションを発生させると、水押しが強過ぎて警戒される恐れがあります。
広範囲を泳がせて引き寄せる目的なら、ハードプラグは有効ですが、あとは食わせるだけ!というシチュエーションなら、ジグヘッド+ワームのほうがナチュラルなアプローチになるので効くでしょう。
シーバスに用いるワームについて、もう少し深掘りしてみましょう。
アクションは、ハードプラグと比べると明らかに弱めです。
ウォブリングやローリングアクションを、積極的に発生させるタイプはほとんど無いでしょう。
テール部分がシャッドのカタチになっているものは、左右に振るように作られていますが、それでもハードプラグより弱めなのです。
でもこの弱さが、シーバスに「こいつは何か違う!」と見切られてしまうのを抑え込んでくれます。
同じポイントへ複数キャストしても、シーバスのスレが高まってくるのは遅いでしょう。
しかもジグヘッドリグにすれば、お腹周りにトレブルフックが存在しませんから、根掛かりトラブルを恐れずに投入できます。
釣り場でとても頼りになる、シーバス攻略のための選択肢といえるのではないでしょうか。
シーバスが潜んでいる場所が、もっと複雑で引っ掛かりやすい状態であるかもしれません。
そんなときは、ジグヘッドからオフセットフックに付け替えて、ノーシンカーリグでアプローチしてみてください。
こうなると、フックの出っ張りはほとんど無くなり、ボトムまで落とし込んでもそのまま泳がせることができるでしょう。
特にデイゲームなら、さまざまな障害物をはっきりと視認できるので、よりタイトにワームで攻めることが可能です。
シーバスゲームに使うおすすめのワームとして、シャッドテール系・ピンテール系などが挙げられます。
どちらも前述の通り、激しいアクションは影を潜めるタイプですが、それこそがシーバスに効果的であると考えてください。
シーバスゲームでワームリグをキャストして操るのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、柔らかくてよく曲がり込むブランクスのスピニングロッドがマッチします。
リールは、3000番サイズ以上のスピニングリールなら、アプローチしやすいでしょう。
ダイワから発売されているシーバスゲーム用スピニングロッド・ラブラックスAGSシリーズのラインナップから、90Lを選んでみました。
全長は2.74mとやや長めブランクスで、Lパワーとしなやかなテイストに仕上げられています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は141cmにまで縮まります。
ウエイトは113gで、ブランクスの先径/元径は1.5/11.4mm。
適合するルアーウエイトは、5gから28gまで。
適合するラインは、PEラインなら0.5号から1.2号までで、モノフィラメントラインなら6lbから12lbまでとなっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99%です。
実際に手に取って継いでみると、長さの割りには軽くて、しっかりと曲がり込んでくれる印象を持ちました。
シャープな張りは、シリーズを通して健在なので、大型のシーバスが掛かっても安心してやり取りできるでしょう。
実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に設定されています。
ダイワオリジナルのガイド・AGSが付いているので、ラインがガイドに絡まりにくいのもメリットといえそうです。
ダイワからリリースされている汎用型スピニングリール・フリームスシリーズの中から、3000番サイズのノーマルギアモデルを選んでみました。
ギア比は5.3対1なので、ハンドル1回転につき80cmのラインを回収することができるようになっています。
最大ドラグ力は10.0kgで、ウエイトは210gです。
ラインキャパは、PEラインなら1.0号を200m、モノフィラメントラインなら10lbを120m巻けます。
ハンドルアームの長さは50mmで、ボールベアリングは5個搭載しています。
実際に手に取ってみると、とてもコンパクトで軽く作られていると感じました。
ローター回転はもちろん、ハンドル回転の滑らかさは、ワームリグをキャストして等速リトリーブするのに向いています。
実売価格は1万円台と、とても低価格な設定になっているのが嬉しいです。
PEラインの1.0号前後を大量に巻いておけば、さまざまなシチュエーションで活用しやすくなります。
3000番サイズというラインキャパは、シーバスゲームを楽しむ上でジャストフィットといえそうです。
シーバスゲームをワームで攻略するための釣り方や、おすすめのタックルについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
ハードプラグを投入して、バイトがあるものの上手く乗らない!といった展開になったら、ワームをキャストすればいいのではないでしょうか。
ワームの弱点は、耐久性です。
シーバスに齧られて傷付いたら、早めに交換するようにしましょう。
ジグヘッドなどの関連フックも、鈍ってきたらすぐ交換!が好釣果につながります。
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