釣れるアジングロッドTOP20!価格や特徴をおすすめ順に徹底比較!
ライトタックル(=軽量でコンパクトな釣り道具)を活用したアジングは、手軽に楽しむことができ、釣り人から高い人気を集めています。 それでも、軽量ルアーにアジが反応する件は大変微細で…
FISHING JAPAN 編集部アジングゲームといえば、ロッドとリールを駆使してジク単や小型ルアーをキャストするのが、基本的なアプローチスタイルです。
でも延べ竿を用いれば、リール無しでアジングを実践することができるのです。
その詳しい釣り方について、分かりやすくご紹介しましょう。
目次
アジングゲームでは、ジグ単などのルアーをキャストするところからスタートします。
でも、結構自分の近くで、アジが食い付いてくるケース、体験したことはありませんか?
夜釣りのシーンで、常夜灯周りの明暗の境目を狙っているときなどは、目の前の水面にジグ単を落とし込むのみのアプローチになるはず。
これって、ほとんど飛距離を伸ばさなくてかまいませんし、手返しよくピンポイントを通すほうが、ひんぱんにアジのバイトを得られます。
となれば、通常のアジングタックル、つまりスピニングロッドとスピニングリールを使わなくて済むかもしれません。
試しに持ち出してみたのが、全長3.6mの延べ竿です。
防波堤で用いるマルチユースタイプや、渓流で振る小継ぎタイプなど、どのタイプの延べ竿でもOKです。
全長を3.6mにしたのは、とても軽いから。
これが4mを超えてくると、一気に重くなってしまうので、3.6mで軽い延べ竿をアジングゲームがおこなわれている防波堤に持参しました。
当然リールは、装着することができないので要りません。
ロングキャストはできなくなるものの、全長3.6mのブランクス分と、その穂先から伸びる道糸の3.6m分、合計7mを少し超える距離を、トレースすることが可能です。
延べ竿の穂先に結ぶ道糸には、比重の高いフロロカーボンラインを選びました。
着水したら、すぐに沈もうとしてくれるので、ルアーの操作性が高まるからです。
フロロカーボンラインの太さ・強度は、1lbから3lbでじゅうぶん。
その先端に、いつも使っているジグヘッド+ストレート系ワーム=ジグ単を結んでください。
1gを切るような、かなり軽いウエイトを選択しても、延べ竿による仕掛けですから、バックラッシュトラブルなどを心配する必要がありません。
気軽にロッドを振り、いつも狙っているポイントへ届けてみましょう。
合計7mの守備範囲は、意外と広いものだと実感できます。
着水後は、自動的にラインテンションがかかり、カーブフォールに。
ジグ単のウエイトをどんどん軽くしていけば、水中をスローに漂わせながら、アジに誘いをかけることができます。
延べ竿によるアジングゲームは、接近戦を繰り広げるのにとても効果的です。
なんといってもリールハンドルを回す手間が省けるので、どんどんポイントを攻めていくことができます。
しかもアジの微細なアタリが、手元にグググッ!とダイレクトに伝わってくるので、フッキングしやすいのです。
まるでへら台に乗っているヘラブナ釣り師が、アワセをキメているような鋭さ・俊敏さを実践できるでしょう。
アジは、口周りが弱く、千切れやすいことで知られています。
これまで千切れてバラシてしまったケース、かなりあったのではないでしょうか。
それが延べ竿を用いれば、アジに引っ張られたら手首をすぐに傾けて、口切れ・身切れを防ぎやすくなります。
釣果が伸びずに悩んでいた人は、延べ竿アジングを試してみることをおすすめします。
延べ竿を用いたアジングゲームを実践するのに、どんなルアーが適しているのでしょうか。
前述の通り、ジグ単を結べば、手返しの良さが際立つのは間違いないでしょう。
またマイクロサイズのメタルジグや、シンペン・シンキングミノーなども有効です。
いろいろ釣り場で試しながら、自分の釣りスタイルを確立させてください。
鉄板系バイブレーションルアーの極小タイプや、スピンテールジグも面白いかもしれません。
どのルアーのウエイトも、3g程度に抑えておけば、延べ竿での操作がやりやすいでしょう。
Berkley (バークレー) アジデント 0.6g アジングジグヘッド BAD0.6G アジング ライトゲーム
アジングゲームを実践するのに向いている、おすすめの延べ竿をご紹介しましょう。
全長を3.6m程度にとどめておくと、釣り場での取り回しがとても楽になります。
極端に短くすると、アジに釣り人の気配を感じ取られてしまうので注意してください。
ブランクスの軽さには、じゅうぶんこだわったほうがいいでしょう。
シマノ(SHIMANO) ロッド 渓流竿 パック テンカラ ZW 31-34 ショートテンカラ竿 カバンに収まるコンパクト設計
シマノからリリースされている渓流テンカラ釣り用の延べ竿・パックテンカラZW31-34です。
かなり短いサイズにまで縮まるので、タックルバックなどの収納して持ち歩くことができます。
クルマに積んでおいたままでも、さほどスペースは取らず邪魔にはならないでしょう。
その便利さが、海のアジングゲームにもしっかり活かせるはずです。
全長は3.40mで、ズーム機能が付いていますから、3.10mの延べ竿としても使えます。
継数は10本の振出式で、仕舞寸法は41.0cmにまで縮まります。
とてもコンパクトに収納できますから、通常のアジングゲームの予備用ロッドとしても活用できそうです。
ウエイトは83gと軽めで、ブランクスの先径/元径は1.2/13.7mmと細め。
ブランクスのカーボン素材含有率は、89.8%に設計されています。
タフリリアンやスパイラルX・チューブラー穂先・固着防止対策などが施されています。
実際に手に取って振ってみましたが、とてもしなやかで適度な張りが備わっているブランクスだと感じました。
アジのバイトを弾いてしまうような雑味はなく、手首の動きにしっかり追従してくれそうです。
グリップ部分の握りも安定していて、多彩なロッドワークを繰り出せるでしょう。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
この延べ竿からアジングゲームを始めてみたら、扱いやすさと軽さ・感度で、好釣果をすぐに体験できるかもしれません。
シマノから発売中の渓流テンカラ釣り用延べ竿・渓峰テンカラシリーズの中から、3.6mサイズのものを選んでみました。
全長は、ちょうど3.60mなので、とても扱いやすくなっています。
継数は9本の振出式で、仕舞寸法は48.7cmにまで縮まります。
ウエイトは88gと軽めで、ブランクスの先径/元径は1.3/12.1mmと細めです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99.9%に設計されています。
実際に手に持って伸ばしてみると、とてもしなやかで曲がり込みが素直なブランクスだと印象を受けました。
クリップ周りは細身で握りやすいので、繊細なロッドワークを繰り出しやすいでしょう。
海のアジングゲームに転用しても、何ら問題はありませんが、継目が多いので塩が噛むと厄介です。
釣行から帰宅したら、ブランクスの表面を濡れタオルで丁寧に拭き取り、塩気を取り除くようにしてください。
実売価格は2万円台と、購入を検討しやすい価格帯に収まっています。
アジが掛かったら強引に抜き上げるのではなく、ブランクスのパワーを活かして水面まで引き上げてください。
アジに空気を吸わせて、弱ってからランディングをおこなうと、ロッドに負担があまりかからずに取り込めるでしょう。
延べ竿によるアジングの特徴やアプローチ方法、おすすめのルアーやロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?
キャストの代わりに振り出し・振り込み動作をおこない、手返しよくルアーをピックアップして、次の振り込みをおこなうようにしましょう。
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