エギングを冬に楽しむにはどうすればいいの?【初心者必見】
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FISHING JAPAN 編集部磯竿や鮎竿などのメーカーとして、長年に渡り評価が高いのが、がまかつです。
実はエギングロッドも手掛けていて、その丁寧な作り込みに注目が集まっています。
ここでは、がまかつのエギングロッドについて、詳しくご紹介しましょう。
目次
がまかつのエギングロッドには、素材やパーツ・調子などにこだわった、作り込みの深いアイテムが豊富に揃っています。
ハイエンドスペックモデルとしてリリースされているのは、ラグゼEG Xシリーズ。
全8機種から選べるようになっていて、とにかく軽いのが特徴です。
最も重い機種で91g、最も軽いものなら、なんと84gしかありません。
メバリングゲームなどのライトソルトウォーターゲーム用スピニングロッド並みの軽さといえるでしょう。
そのベースは、ブランクスに使われている素材にあります。
採用しているTORAYCA T1100Gとは、東レ株式会社が次世代の航空宇宙向けに開発したカーボン素材のこと。
世界最高クラスの引張強度を誇っていて、高強度かつ高弾性が特徴になっています。
加えてナノアロイも使われていて、これまた東レ株式会社の微細構造制御技術です。
高弾性素材をコンポジットしているので、軽さと張り感が加わり、軽快かつ優れた操作性を発揮できるようになっています。
ラグゼEG Xシリーズのリールシート部分には、中空構造のリザウンドグリップを搭載し、感度を高めています。
ガイドには、FUJI製のトルザイトリングを搭載しているのも、軽さを支える要因になっているでしょう。
ラグゼEG XのS89ML-solidについて、詳細スペックを見てみます。
全長は2.67mと長めになっていて、ウエイトは87gと軽めです。
2ピース仕様なので、仕舞寸法は138.0cmまで縮まります。
先径は0.9mmと、細めのソリッドティップに設計されています。
適合するエギサイズは、1.8号から3.5号まで。
適合するPEラインは、0.3号から1号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99.9%に設定されています。
長いはずなのに、その持ち重り感を感じさせない軽さを備えているモデルです。
ハードタイプのソリッドティップを先端部分に配置しているので、イカが触ったときの反響感度を手元でしっかり感じ取れるでしょう。
シャロータイプのエギをキャストして、藻場・サーフなどに点在しているイカを狙います。
アオリイカはもちろん、ツツイカを丁寧に掛けていくのに向いているでしょう。
がまかつのエギングロッドには、スタンダードスペックのものも用意されています。
その名は、ラグゼEGRRシリーズ。
ラグゼEG Xシリーズよりも販売価格が安いので、購入を検討しやすくなっています。
ブランクスの素材には、TORAYCA T1100Gやナノアロイが使われているので、高感度で扱いやすいでしょう。
ラグゼEGRRシリーズの中でオールラウンドに扱える機種は、S86Mになります。
全長は2.59mで、ウエイトは92.0g。
2ピース仕様ですから、仕舞寸法は134.0cmに。
先径は1.6mmに設計されています。
適合するエギサイズは、2号から3.5号まで。
適合するPEラインは、0.4号から1.2号まで使えます。
ブランクスのカーボン素材含有率は、95.1%です。
これだけエギの守備範囲が広ければ、さまざまなシチュエーションで使えるのは間違いないでしょう。
寒い時期のコウイカの接岸にも、じゅうぶん対応できそうです。
がまかつのエギングロッド・ラグゼEGRRシリーズの中から、S79M-solidもチェックしてみましょう。
ソリッドティップでショートレングスなので、ボートデッキからのキャスティングゲームでも活用できるようになっています。
全長は2.36mで取り回ししやすく、ウエイトは85.0gと軽め。
2ピース仕様で、仕舞寸法は122.0cmになります。
先径は、1.0mmでソリッドティップです。
適合するエギサイズは2号から3.5号まで、適合するPEラインは0.3号から1号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99.9%に設計されています。
がまかつ ラグゼ EGRR(イージーダブルアール) S79M-solid (スピニング/2ピース)
ダイワ(DAIWA) 21 エメラルダス エア FC LT2500S
ダイワのエメラルダスシリーズの中から、2500番のノーマルギアモデルを選んでみました。
ギア比は5.1対1なので、ハンドル1巻きにつき72cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは160gとかなり軽め。
ラインキャパは、PEラインなら0.6号を200m巻けます。
ボールベアリングは、12個搭載しています。
実際に手に取ってみると、とても軽くて巻き心地は良好な印象を持ちました。
これなら安定したリトリーブで、ラインを回収できるでしょう。
ローター回転も滑らかで、カチッとした剛性を感じ取ることが可能です。
大型のアオリイカが掛かっても、ドラグでラインを出しながら時間をかけてやり取りを楽しめます。
実売価格は3万円台と、ハイスペックに見合った価格帯に設定されています。
EVAを施した棒状のラウンドノブなので、チカラ強くつまんでも滑りにくくなっています。
エギングゲームをしていると、指先が濡れてしまう展開があり、滑りにくいのはとてもありがたいです。
シマノのツインパワーシリーズの中から、2500番のノーマルギアモデルを取り上げました。
ギア比は5.3対1ですから、ハンドル1巻きにつき78cmのラインを巻き取ることができるように作られています。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は、2.5/4.0kgです。
ウエイトは210gで、スプール寸法は直径が47mmでストロークが17mm。
ラインキャパは、PEラインなら0.6号を200m巻けます。
ハンドルの長さは50mmで、ボールベアリングは9個搭載しています。
実際にフィールドて使ってみると、持ち重り感はさほど無く、ローター回転の滑らかさに驚かされます。
ラインスラックが発生しても、すぐに巻き取れるのが強みでしょう。
その際に、ライントラブルに発展してしまうような展開はありませんでした。
実売価格は3万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
長く手元に置いて使い込みたいなら、おすすめの1台といえるでしょう。
ラインローラー周りにPEラインのコーティングが付着しやすいですから、釣行後の洗浄メンテナンスは丁寧におこないましょう。
がまかつのエギングロッドの特徴や使い方、おすすめのリールをご紹介しましたが、いかがでしたか?
独特の軽さと張りを持ち合わせているブランクスなので、個性的なエギングロッドを探している人の琴線に響くはずです。
大型のアオリイカを狙うのに、手に入れたいアイテムのひとつといえるでしょう。
ロッドティップやガイドはとても繊細な作りですから、クルマに載せ込む際には干渉しないように、じゅうぶん注意してください。
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