リールのアップ写真

20ルビアスでエギングゲームを楽しみたい!FC LT2500Sのインプレ特集

FISHING JAPAN 編集部

20ルビアスシリーズがリリースされてから、エギングゲームのメイン機種として活用しています。

エアリティやイグジストが発売されてからも頑なに使い続けているのは、ザイオン素材を用いたモノコックボディやその軽さが、大きなメリットをもたらしてくれているからです。

ここでは、20ルビアスシリーズのエギングにおける実釣インプレをご紹介しましょう。

20ルビアスシリーズとは

20ルビアスシリーズとは、ダイワから発売中の汎用型スピニングリールのことです。

比較的販売価格が抑えられているので、エイヤッ!と購入決断しやすいのが嬉しい機種です。

20ルビアスシリーズには、全部で13種類ものラインナップが用意されていますから、エギングゲームにマッチするものが必ず見つかるでしょう。

ダイワがメーカーとしてエギングに推奨しているのは、20ルビアス・LT2500S-DH。

2500番の浅溝スプール仕様で、ダブルハンドルが標準装備されています。

いかにもエキングやるぞっ!という雰囲気を醸している、カッコイイフォルムに仕上がっています。

でも実釣インプレで用いる機種としては、あえて選びませんでした。

何故なら、そのウエイトが気になったからです。

20ルビアス・LT2500S-DHのウエイトは、PEラインを巻いていない状態で、185gあります。

決して重いと感じるレベルではないのですが、つらつらと13種類のラインナップを見ていると・・・。

なんと同じ2500番なのに、ウエイトがたったの155gしかない機種を発見してしまいました。

それが、20ルビアスのFC LT2500Sです。

155gといえば、ダイワのイグジストの同番手よりも軽いことになりますし、後発のルビアスエアリティの同番手と同じ重さになります。

販売価格は、20ルビアスのほうが安いわけですから、これは使わない手はないでしょう。

アマゾンでチェックすると、20ルビアス・FC LT2500Sの実売価格は、なんと3万円を下回っているではないですか!

これぞコスパ優秀の極み、早速購入してエギングゲームで使ってみることにしました。

20ルビアス・FC LT2500Sの実釣インプレをスタート!

20ルビアス・FC LT2500Sには、0.6号のPEラインを巻きました。

200mもストックできるので、ロングキャストはもちろん、潮に乗せてエギを漂わせるドリフト釣法にも適しています。

エギングロッドに装着してみると、とてつもなく軽く感じます。

155gが、これほどまでの感触をもたらしてくれるとは、実際にフィールドで手にしてみないと分からないことでした。

軽さは、高い感度と集中力を生みます。

水中をフォールしていくエギに、何かしらの負荷が掛かったら、その瞬間をしっかりととらえることができるのです。

地形変化や藻にスタックしたのなら、丁寧に外しにかかれます。

イカが手を伸ばしてきたのなら、ラインの動きを見ながらフッキングの準備に移れます。

軽さの効能がここまで大きいとは、20ルビアス・FC LT2500Sを選んでみて初めて体感できました。

実際にアオリイカを掛けてみたら・・・

20ルビアス・FC LT2500Sで、800g程度のアオリイカを掛けました。

いきなりジェット噴射で走られたのですが、ドラグの追従が素晴らしく、ラインブレイクの気配すらありません。

ロッドを立てて、アオリイカを制御します。

ブランクスのしなりが、徐々に戻って真っ直ぐになろうとしますから、その分リールハンドルを回します。

回したらラインは回収され、その分またブランクスはしなることに。

このしなりをキープし続ければ、ラインテンションは維持されて、バラシをしっかり抑えられます。

この作業をしている間、20ルビアス・FC LT2500Sから異音が発生したことは一度もありませんし、ボディフレームがたわんでいる・歪んでいるとも感じません。

剛性・耐久性は申し分なく、大胆な扱い方をしてもエギングゲームの進行を妨げる展開にはならないようです。

当然経年劣化は起こり得るでしょうが、ザイオン素材のモノコックボディの強さを、積極的に頼ってみていいのではないでしょうか。

20ルビアス・FC LT2500Sとマッチングのいいおすすめエギングロッドを選んでみた!

20ルビアス・FC LT2500Sを装着してエギングゲームを楽しむのに、おすすめのロッドを取り上げてみましょう。

まずは、少し短いものから。

柔らかいので、1.8号前後の小さなエギから操ることができます。

ツツイカが接岸してくる季節などに、積極的に活用してみましょう。

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ダイワのエメラルダスMXシリーズの中から、ショートレングスでULパワーブランクスのロッドを選んでみました。

ソリッドティップなので、負荷に対する追従性はかなり高くなっています。

全長は2.29mで、2ピース仕様。

仕舞寸法は118cmにまで縮まりますから、釣り場への持ち込みはとても便利です。

ウエイトは78gと、とても軽いものに仕上がっています。

適合するエギサイズは、1.5号から2.5号まで。

ツツイカ全般を相手するのに、丁度いいエギサイズになっています。

適合するPEラインは、0.2号から0.5号までです。

先径/元径は0.8/10.4mmと細めで、ブランクスのカーボン素材含有率は97%に設定されています。

実際に手に取って振ってみると、とてもシャープでしなやかに曲がり込む印象でした。

これならツツイカのショートバイトでも、弾いてしまわずにフッキングに持ち込めるでしょう。

ガイドにはPEラインが絡まりにくく、手返しのいい連続キャストを繰り返すのに適しています。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

20ルビアス・FC LT2500Sの軽さを活かすことのできる、ベストマッチなエギングゲーム用スピニングロッドといえるでしょう。

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同じくエメラルダスシリーズの中から、ハイスペックなAGSを搭載したエギングゲーム用ロッドを選んでみました。

全長は2.64mとやや長めなので、ラインスラックなどを操作するのに向いています。

継数は2本で、仕舞寸法は136cmにまで縮まります。

これならクルマに積み込む際にも、干渉を気にせずに作業できるでしょう。

ウエイトは91gと軽めで、先径/元径は0.9/10.9mmと細め。

適合するエギサイズは、2.5号から4.0号まで。

適合するPEラインは、0.5号から1.0号までとなっています。

ブランクスのカーボン素材含有率は、98%です。

実際に手に取って継いでみると、とても軽くて張りのあるブランクスだと感じました。

ソリッドティップタイプなので、アオリイカの手の先がカンナに掛かった状態でも、無理に弾いてしまうことを防いでくれるでしょう。

バットパワーはじゅうぶんにありますから、重めのエギを背負ってロングキャストするのにも適しています。

実売価格は3万円台と、ハイスペックに見合った価格帯に設定されています。

20ルビアスシリーズを使いこなしてエギングゲームを楽しもう!

20ルビアスシリーズの中の注目機種をピックアップ、マッチしそうなおすすめエギングゲーム用ロッドと合わせてご紹介しましたが、いかがでしたか?

ザイオン素材に支えられたモノコックボディは、軽さという最強の武器を生み出してくれました。

その恩恵を余すところなく具現化しているのが、20ルビアスシリーズといえるでしょう。

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