アオリイカが釣れない理由!エギングって難しいの?初心者のお悩み解決特集
エギングでアオリイカを釣る人が、ある時期爆発的に増えたように感じます。 近郊の港はもちろん、釣り専門誌やサイトで取り上げられた地方の釣り場には、週末になるとエギングロッドを手に…
FISHING JAPAN 編集部
邪道エギングって聞いたことはありますか?
なんとエギの背中に、魚の切り身や鳥のささみ肉を載せてアプローチをするスタイルらしいのです。
でもそれでイカが釣れるなら、邪道じゃなくて真っ当な釣り方ですよね。
ここでは、邪道エギングの内容と、初心者に試してもらいたいエギングアプローチについてご紹介しましょう。
「タチウオを釣るのに、テンヤ針にイワシやサンマを巻き付けたりするよね!」
その通り!タコを釣る際にも、仕掛けに餌をワイヤーで巻き付けたりしますから、邪道だなんてとんでもないです。
目次
邪道エギングとは、九州地方の佐賀県にある釣りブランド・キーストンがリリースしているエギを用いた、新しい切り口のエギングアプローチのことです。
カンタンに言うと、エギの背中に餌を載せて、そのままキャストするだけ。
餌が振り落とされないように、細目のワイヤーでぐるぐる巻きにして取り付けられていますよ。
これってどこかで見たことがありますよね。
例えば、タチウオを釣る際に、専用のテンヤ針仕掛けの背中部分に、イワシやキビナゴを装着します。
ワイヤーぐるぐる巻きという固定方法も全く同じですから、そこからヒントを得たのかもしれませんね。
そうやって餌の持つ生々しさやニオイ・味などが、人工的な作り物であるエギに付加されるわけです。
それはもう釣れる要素満載状態になりますから、見つけたイカが黙って放置するはずがないでしょう。
着眼点はとても良く、シンプルな工夫だからこそ、多くのアングラーが釣れることを理解できるアプローチといえます。
だからこそ、邪道だなんて自称しなくていいのに!と感じるのですが、そう名乗るほうがより一層分かりやすくなると判断されたのでしょうか。
専用エギをリリースしているキーストン、今後の動向に注目したくなるブランドですね。
実際にネット通販で専用エギ「早福型・邪道編」を購入して、釣りに出かけてみました。
背中にはスーパーで手に入れたキビナゴを装着、ちょっと身が柔らかいので、きつく縛ると粉砕してしまうのが早いです。
塩漬けにして身を固めにすると、餌持ちが良さそうですし、鳥のささみ肉のほうがもっと餌持ちしそうですね。
いろいろと餌のバリエーションを増やしながら、この邪道エギングスタイルを楽しみたいと考えています。
ぜひ皆さんも、一度試しにキャストしてみてはいかがでしょうか。
エギングでイカを釣るのが難しい!という人がいます。
特に初心者アングラーに多い気がしますが、難しいと感じる要因はズバリ!イカのアタリが判別しづらいからでしょう。
初心者の人の隣りで、釣りをしている様子を見ることがあります。
エギを遠くへキャストして、いきなりシャクリ。
しかも連続してシャクリ、めちゃめちゃ早い動きでロッドを縦方向に振り倒していますよ。
何故そんなことをしているの?と尋ねたら、「エギングのDVDや動画で有名人がやっていたから。」という返事。
いやいや、DVDや動画は編集されていますから。
釣れる前後は継ぎ接ぎ状態なので、そんなにシャクリを入れずに釣っているケースが多々あるんですよ。
「エビみたいに見せるためにシャクるんじゃないの?」
エビがそこまで積極的に動いているのを見たことがありませんよ。
したがって、キャストしたエギは、そこまでシャクらなくていいのです。
キャストして着水したエギは、きっちりとボトムまで落とし込みましょう。
出続けていたラインが止まったら、ボトムに到着したサインです。
次にやることは、ラインをたるませること。
張ったままでは、せっかくエギを抱いたイカが、違和感を覚えて離してしまいます。
たるんだラインを凝視しながら、トン!と一瞬ズレるように動くのを、見逃さないようにしましょう。
これがイカのアタリです。
シャクってばかりでは、到底判別することのできない微細なものです。
このラインのトンアタリを見定めることができるようになれば、あとはロッドを立ててフッキングの練習をすればいいのです。
さまざまな釣り場で、アタリの判別練習にチャレンジしてみてくださいね。
それでは初心者アングラーにおすすめの、エギングタックルについて取り上げてみましょう。
ロッドもリールも、軽めで感度の高いものがいいですね。
となると、長さは短くてかまいません。
手返しよくキャストを続けて、エギを積極的にイカに見せるようにしましょう。
シマノからリリースされている、ソルティーアドバンスシリーズです。
全長2.52メートルとやや短めなので、取り回ししやすくて操作性に長けていますよ。
2ピース仕様で、仕舞寸法は129.4センチです。
自重は97グラムしかないですから、とても軽くてアタリも取りやすいのがいいですね。
適合するエギサイズは、2号から4号まで。
適合するPEラインは、0.5号から1号までとなっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、86.0パーセントです。
ややグラス素材もコンポジットされた、曲がり込みやすいブランクスの味付けですね。
実際に手にしてみると、軽くて長時間振り続けるのが苦になりませんでした。
ガイドにラインが絡みにくいのも嬉しい仕様ですね。
実売価格は9千円台と、とても安い価格帯に設定されています。
初心者アングラーの最初の1本として、購入しやすいでしょう。
このロッドでアタリの取り方などをしっかりと練習して、エギングスキルを高めてください。
大型サイズが掛かっても、ロッドを立てて耐えることができますよ。
寝かすとバレるので、じっくりと我慢比べをおこなってください。
シマノから発売されているエギング専用のスピニングリールです。
ギア比は6.0対1ですから、ハンドル1回転で88センチのラインを巻き取れるようになっています。
最大ドラグ力は9キロと高めで、自重は235グラム。
スプール寸法は、直径が46.5ミリでストロークが14.5ミリです。
ラインキャパは、PEラインの0.6号なら200メートル巻けますよ。
実際に手にしてみると、シングルノブは握りやすくて、ハンドル回転も滑らかに仕上がっています。
ローターの回転もスムーズですから、ラインスラックを早めに取って、次の展開に移ることがしやすいですね。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格に収まっています。
購入しやすい価格帯ですから、ロッドと同時購入も検討してみてはいかがでしょうか。
赤いカラーと黒のコントラストが、美しい外観を際立たせています。
所有満足度も高まるでしょう。
KEYSTONE(キーストン) ルアー エギ 早福型/邪道編 3.5号 V1 Rベースピンク
キーストンから発売している、餌を背負うタイプの新しいエギです。
アオリイカはもちろん、冬のケンサキイカ・ヤリイカ・スルメイカなどもターゲットにできるスグレモノです。
餌の要素がフォーミュラの効果と重なりますよね。
ニオイや味が付いていると、イカの食欲を刺激するのは間違いないでしょう。
ただし、あまりに激しくシャクリを入れると、せっかくの餌が外れて飛び散ってしまう恐れがあります。
丁寧にボトムを取って、ズル引きからのリフト&フォールアプローチが、ベストマッチな使い方かもしれませんね。
実売価格は900円前後と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
餌を巻き付ける専用ワイヤーも付いていますから、さまざまなタイプの餌を背中に載せてみるのも、面白いでしょう。
タコやヒトデに襲われるケースもありますから、注意しながら操作してくださいね。
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