ロッドとリールのアップ写真

エギングを夜楽しむにはどうすればいいの?釣り方やおすすめタックルをチェック

FISHING JAPAN 編集部

アオリイカは夜に活発に動いているので、エギングも夜おこないたいですよね。

でもエギはもちろん、ラインもロッドティップも見えにくい状態で、果たしてエギングは成立するのでしょうか?

ここでは、エギングを夜実践するために知っておきたいことをご紹介します。

「グロー系カラーのエギを使うとかかな?」

それだとアオリイカからエギが見やすくなるだけですから、ちょっと弱いかもしれませんね。

夜にエギングを楽しもうとしたらどんなデメリットがあるの?

エギングは、昼でも夜でも実践可能なアプローチです。

でも冷静に考えてみると、昼ならできるのに夜はムズかしい!ってこと、結構ありますよね。

例えば、ライン。

エギングに用いる道糸は、0.6号前後の細いPEラインです。

いくらチャートやピンクなどの蛍光系カラーに着色されていたとしても、夜の暗闇の中では全く見えなくなるでしょう。

ラインの動きでアオリイカからのアタリを取っていた人は、それがまるごと奪われてしまうカタチに。

この事実は、エギングを実践する上で大きなデメリットといえるのではないでしょうか。

「釣り用のヘッドライトで照らせばいいんじゃないの?」

確かにかなり明るいヘッドライトが市販されていますが、そんな強い照明で水面を照らしたら、アオリイカが警戒心を膨らませてしまうかもしれません。

結果的に釣れない状態になってしまうのなら、ヘッドライトで照らし続けるというのは得策ではないでしょう。

当然ライン以外にも、見えづらくなるものがあります。

ロッドティップの動きも分かりにくいですから、アタリに関する情報が皆無に。

これを何とか解消しなければ、エギングそのものが成立しなくなってしまうでしょう。

そこでぜひ実践してもらいたいのが、ロッドの持ち方を変えることです。

夜のエギングではロッドの持ち方を変えてみよう!

エギングロッドの握り方とは、リールのフット部分をワンフィンガーやツーフィンガーの場所に固定し、ちょっとだけロッドティップを立て、保持するというものですね。

その理由は、ヒットを判断しやすくするためです。

しかし、夜間のエギングでは、ラインとロッドティップがほとんど見えませんので、アップライトの姿勢で構えても確認はできません。

そのための解決策として、ロッドの握り方を以下のように変えてみてください。

①前に手を伸ばし、ロッドを掴みます。

②肘は少し曲げて力を抜いてください。

③上に向けて手の平を開きます。

このようにして、ロッドを掌の上に置きます。

その時点で、リールフットの柱が中指と薬指の間を通過するように配置します。

その結果、ロッド全体も微妙に揺れつつバランスを維持し、ほぼ水平な状態で安定します。

エギをキャストし着水させた後、この握り方に変えてラインに少し緊張感を与えてみてください。

エギはカーブフォールをしながら底方向へと進んで行きます。

その間、ラインは微弱に張られていますから、もしアオリイカが触れてきた時、ロッドはバランスを崩し、手の平の上で躍動するでしょう。

エギがフォール終了時には、ラインのテンションも緩むので、手の上で微細に揺れ動くことでしょう。

この微妙な挙動を暗がりの中でも察知できるなら、ラインやロッドティップが見えないときでも、ヒットのタイミングを把握することが可能となるでしょう。

ヒットのタイミングがわかれば、その間髪を入れずにフッキング動作に切り替えれば良いのです。

エギングロッドの持ち方に言及している動画をチェック!

夜のエギングにおけるアタリの取り方を、丁寧に解説している動画を見つけました。

とても分かりやすいので、じっくりチェックしてみてください。

頭で理解できたら、あとは釣り場で実践あるのみ。

アオリイカアタリが取れるようになったら、エギのカラーやサイズをいろいろローテーションしながら、よく効くものを見つけ出してください。

エギングで夜にアオリイカのアタリを取る方法をレクチャーしている動画はこちら

夜のエギングシーンで使ってみたいおすすめタックルを選んでみた!

夜間のエギングで使ってみたい、おすすめのタックルをお伝えしましょう。

細やかで感度が良いものを使うと、自身の手に多くの情報が伝わってくる可能性があります。

ラインは薄めに設定し、一瞬の動きも見逃さないようにしましょう。

集中力を高めるためのトレーニングも、行っておくと良いでしょう。

シマノ(SHIMANO) エギングロッド 19 セフィア SS S86M オールランドモデル 2~4号のエギ向き

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最安値価格
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シマノからリリースされているエギングロッドです。

軽くて張りがありますから、ラインのちょっとした変化もしっかり拾ってくれますよ。

全長は2.59メートルと標準的で、取り回しやすい長さになっています。

継数は2本で、仕舞寸法は133.0センチ。

自重は99グラムしかありませんから、手のひらや手首・ヒジに対する負担は軽減されるでしょう。

先径は1.6ミリと細めで鋭敏、適合するエギサイズは2号から4号までです。

適合するPEラインは0.5号から1号までなので、細い0.5号を選択すると、アタリを読み取る能力は格段に上がりますよ。

ブランクスのカーボン素材含有率は、98.7パーセントです。

実際にフィールドで振ってみると、軽さによる感度の高さが実感できます。

硬過ぎないロッドティップなので、フッキングの際にアオリイカを弾いてしまうことも少ないですね。

何より手のひらに伝わってくる情報が明確で、じっくり待てるようになりました。

実売価格は2万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

ラインを0.5号程度にまで細くしておけば、手元感度はより一層アップするのは間違いないですね。

キャストの際には、ガイドにほとんどラインが絡まないので、トラブルなく夜のエギングを続けることができるでしょう。

シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ヴァンキッシュ C3000MHG バーサタイル

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シマノの超軽量スピニングリールです。

ギア比は6.0対1ですから、ハンドル1回転につき89センチのラインを巻き取れるようになっています。

自重は170グラムとかなり軽量なので、手元感度は高くなるでしょう。

実用ドラグ力は3.5キロで、最大ドラグ力は9.0キロです。

スプール寸法は、直径47ミリでストロークが17ミリ。

ラインキャパは、PEライン1号なら190メートル巻けますよ。

実際に手にしてみると、C3000番のスピニングリールとは思えない軽さを誇っています。

ラインキャパには余裕があるので、ライトラインなら200メートル以上ストックできるのも嬉しいですね。

実売価格は4万円台と、やや高い価格帯に設定されていますが、手元感度をしっかりアップさせたいなら、この軽さは活用したいところでしょう。

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ヤマシタから発売中の、夜エギングに活用したくなるエギです。

サイズは3.5号で、ウエイトは20グラムとキャストしやすい設定になっています。

着水してからの沈下速度は、1メートル沈むのに約4.5秒かかりますよ。

採用されているピンクカラーは、視認性の高いもので、アオリイカに見つけてもらえる確率が上がるでしょう。

またアオリイカの聞き取りやすいラトルが、ボディに内蔵されています。

490GLOWと名付けられた、アオリイカが見やすい発光を起こしてくれます。

実際にフィールドでキャストしてみると、絶妙なスローフォールになっている印象ですね。

じっくりボディを見せつけることになりますから、バイトの可能性は高まります。

ロングキャストもしやすいですし、ロッドワークに対するレスポンスも良好。

とても扱いやすいエギといえそうです。

実売価格は900円台と、とてもコスパ優秀な価格帯です。

ピンク以外のカラーも揃えて、シチュエーションによって使い分けてみましょう。

夜のエギングをマスターして大型アオリイカを釣り上げよう!

夜のエギングで実践したいことや、おすすめのタックルを取り上げましたが、いかがでしたか?

釣り場が暗ければ、危険度が増すことを認識してください。

ライフジャケットの着用はもちろん、滑りにくい足場を見つけて釣りをスタートさせるようにしましょう。

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