釣りのリールはどれを選べばいいの?初心者におすすめのアイテム+使い方特集
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FISHING JAPAN 編集部アングラーが扱いやすいと感じるのは、軽くて安定した巻き心地が得られるスピニングリールでしょう。
ダイワの20ルビアスがリリースされて4年が経ちましたが、ヘビーユーザーはまだまだ多いです。
上位機種のエアリティが発売されて、ダイワスピニングリール最軽量の座は明け渡したものの、その存在価値は光り続けたままです。
ここでは、20ルビアスの特徴や実釣インプレについて、詳しくご紹介しましょう。
目次
ダイワ20ルビアスとは、汎用型の軽量スピニングリールのことです。
設定機種は、全部で13種類ラインナップされています。
小さいほうから、2000番サイズが2タイプ、2500番サイズが5タイプ、3000番サイズが4タイプ、そして最も大きな4000番サイズが2タイプです。
この番手からすると、トラウトゲームやライトソルトウォーターゲーム・バス釣り・シーバスゲーム、チニングゲーム・ライトショアジギングゲームなどに活用することができます。
本格的なショアジギングゲームや、オフショアジギング&キャスティングゲームには、少々小さいボディスペックといえるでしょう。
20ルビアスの特徴として、素材にZAIONが使われていることが挙げられます。
ZAIONとは、ダイワオリジナルのカーボンを含有した樹脂ホディのこと。
当然金属よりも軽くスピニングリールを構築することができます。
軽さだけではなく、釣りに必要な剛性感も備わっています。
実際に20ルビアスに魚からの負荷をかけてみると、アジやメバルなら、ボディが歪んでしまうほどではなく、このZAIONボディフレームでじゅうぶん釣りが成立します。
しかも20ルビアスは、エアローターと呼ばれるローター部分も、ZAIONで出来ています。
ほぼ全身が軽量化を目指した作りになっていることで、手元の持ち重り感が一気に解消された感じに。
当然釣行時間が長くなっても、手首やヒジ・腕・肩などが疲れてしまう状態にはなりにくく、集中力の欠如は抑えられます。
それが好釣果につながることは、アングラーなら経験済みでしょう。
20ルビアスの2500S-XHで、なんと155gしかありません。
エギングゲームでシャクリを繰り返すケースでは、この軽さが疲れの軽減に直結し、アオリイカをフッキングに持ち込みやすい状況を作り出せるといえそうです。
その他シームレス形状のエアベールや巨大エンジンプレート・マグシールド・ATD・ロングキャストABSスプールなどを標準で装備。
完成度の高いスピニングリールとして、アングラーの支持を集める理由が、分かるような気がします。
ダイワ20ルビアスの実釣インプレを取り上げてみましょう。
まずは、アジングなどのライトソルトウォーターゲーム用として使っている、20ルビアスFC LT2000Sから。
なんとウエイトが、たったの150gしかありません。
極めて軽いので、さまざまなロッドワークを繰り出しやすくなっています。
ギア比は5.1対1なので、ジグ単によるただ巻きリトリーブをおこないやすいです。
ラインキャパは、PEラインの0.4号で200mもあります。
スプール素材には、アルミを採用しています。
ドラグのレスポンスは良好で、アジより大きな魚が掛かっても、慌てずやり取りを楽しめました。
ボディフレームやローターが、魚からの負荷で歪んだり撓んだりしている感じは、ほぼ受けません。
しっかり耐えてドラグでラインを送り、魚の動きが止まったら寄せる作業に移りましょう。
ハンドルを回しにくく感じることも、ほとんどありません。
実売価格が2万円から3万円台なので、とてもコスパ優秀なスピニングリールといえそうです。
もう一台の実釣インプレは、20ルビアスのLT3000-Cです。
PEラインの1.0号を200m巻けるので、ラインストック量が豊富。
ですからエギングゲームやシーバスゲームにおいて、ドリフト釣法を実践するのにとても便利です。
ウエイトは、180gしかないので、支えていてもさほど疲れません。
ハンドル1巻きにつき、77cmのラインを巻き取れます。
もっと素早くエギやルアーを回収したい人は、エクストラハイギア仕様もラインナップされているので、そちらを使ってみてください。
ショアからのキャスティングゲーム全般を楽しみたいなら、かなりおすすめの番手といえるでしょう。
ラインの放出はスムーズで、2kgクラスのアオリイカの走りにも、柔軟に対処できるドラグです。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 20 ルビアス LT3000-C(2020モデル)
ダイワ20ルビアスシリーズを装着して使ってみたくなる、おすすめのスピニングロッドをご紹介しましょう。
まずは、エギングゲーム用スピニングロッドから。
ダイワ(DAIWA) エギングロッド エメラルダス AIR AGS 88M-S・R 釣り竿
ダイワからリリースされているエギングゲーム専用スピニングロッド・エメラルダスAIR AGSシリーズのラインナップから、88M-Sを選んでみました。
全長は2.64mと、やや長めのブランクスに設計されています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は136cmにまで縮まります。
ウエイトは91gと軽めですから、20ルビアスとのマッチングは良好でしょう。
ブランクスの先径/元径は、0.9/10.9mm。
適合するエギサイズは、2.5号から4.0号まで。
適合するラインは、PEラインなら0.5号から1.0号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.0%になっています。
実際に手に取ってみると、ソリッドティップを搭載していて、アオリイカの微細なアタリも弾きにくいのが嬉しいです。
ダイワオリジナルのAGSガイドは、軽くて剛性が高く、シャクリしやすいロッドを作り上げています。
実売価格は2万円と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ダイワからリリースされているアジングゲーム用スピニングロッド・月下美人アジングシリーズのラインナップから、510UL-Sを選んでみました。
全長は1.78mとショートレングスに設計されていますから、取り回しはバツグンです。
2ピース仕様で、仕舞寸法は93cmにまで縮まります。
ウエイトは57gと軽めで、ブランクスの先径/元径は、0.7/7.9mm。
適合するルアーウエイトは、0.3gから5gまで。
適合するラインは、PEラインなら0.1号から0.3号までで、モノフィラメントラインなら1lbから3lbまで使えます。
ブランクスのカーボン素材含有率は、94.0%になっています。
実際に手に取ってみると、とても軽くてシャープな張りが備わっていると感じました。
負荷に対しては、素早くしなやかに曲がり込む印象が強いです。
ガイドにはラインが絡まりにくいので、どんどん積極的にキャストを繰り出せるでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
ダイワ20ルビアスシリーズの特徴や使い方・実釣インプレ、マッチしそうなおすすめスピニングロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?
リールは、かなりのスピードで進化し続けています。
素材は見直されて、ユーザーからの意見がしっかり反映されているのが分かります。
ZAIONが、次の世代のリールを変えるのは明らかで、どのようなスペックになるのか期待しましょう。
それに触れる日まで、20ルビアスをじっくり使い込みたいものです。
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