タトゥーラ一新!2022年新しくなった22タトゥーラTW80を徹底チェック
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FISHING JAPAN 編集部100番サイズというオールラウンドなスペックをベースに作られているベイトリールが、ダイワの19タトゥーラTWです。
サイズは100番なので、2022年にリリースされた80サイズよりはやや大きめ。
どんなふうに使えばいいのか、実釣インプレも絡めて詳しくご紹介しましょう。
目次
19タトゥーラTWとは、ダイワからリリースされている、ロープロファイルデザインのベイトリールのことです。
とてもコンパクトな設計でありながら、ラインキャパはモノフィラメントラインなら16lbを100mも巻けるようになっています。
15g程度のウエイトがあれば、かなり飛距離を伸ばせるので、オカッパリシーンで活躍してくれるのは間違いないでしょう。
ダイワ独自のTWSが装備されていて、バックラッシュトラブルをほとんど起こすことはありませんし、マグフォースZによる制動とのマッチングも良好です。
ボディフレームもサイドプレートもアルミニウムで出来ているので、剛性・耐久性はじゅうぶん。
大きな負荷の掛かる対象魚でも、しっかり対峙して取り込むことができるでしょう。
実際に19タトゥーラTWをフィールドへ持ち出して、淡水エリアのオカッパリフィッシングを楽しんでみました。
スプールに巻いたのは、ナイロンラインの16lb。
100m目一杯巻いて、その先端にはトップウォータープラグを結びました。
まず足を運んだのは、河川に流れ込んでいる小規模な水路です。
水深は深くても80cmほどでしょうか、ボトムの変化が視認できるほどでした。
対岸までカンタンに届くので、草や木の枝が絡んでいるカバーにトップウォータープラグをぶつけてから、静かに水面に落とします。
波紋が消えてからリトリーブを開始、ギア比6.3対1モデルだったので、ハンドル1巻きにつき67cmのラインを巻き取れるようになっています。
さぼとスピーディーではありませんが、リップ付きのノイジータイプなら、潜行せずに水面をキープできます。
カチャカチャと高い干渉音を鳴り響かせながら泳ぐトップウォータープラグ、その後ろに黒い影がついてくるのが見えました。
一瞬水面が揺れたかと思うと、次の瞬間にはもうルアーが消えていて、大きく波飛沫が上がっています。
ロッドを立ててリールハンドルを回し、たるんでいたラインに張りを与えてから、強めのフッキング。
かなり大きな負荷にもかかわらず、19タトゥーラTWは軽快な巻き心地を維持してくれます。
上がってきたのは、バスではなくヒゲを携えたナマズ。
お腹がずいぶん膨れているので、積極的に捕食を繰り返していた個体でしょう。
水路にはこういったナマズが数多く潜んでいるので、トップウォータープラグでアプローチするのに向いています。
19タトゥーラTWには、3種類のギア比が設けられています。
ローギアのほうが、ゆっくりとルアーをリトリーブできるので、定速で誘いをかけるダブルスイッシャーなどにマッチするでしょう。
ハイギアやエクストラハイギアなら、ラバージグなどをピンポイントへ送り込んで、バイトがあればフッキング→早く巻いて引き寄せてしまうのに向いています。
釣り場のシチュエーションや、当日の釣り方に合わせて、使い分けができるいいかもしれません。
19タトゥーラTWはソルト対応ボディなので、海の釣りでも使うことが可能です。
ラインをモノフィラメントラインからPEラインに切り換えて、ショックリーダーラインを先端に結ぶと、チニングゲームやロックフィッシュゲームを楽しめるでしょう。
実際に出向いたのは、海水が入ってくる河口域。
護岸のそばに近づいて来るのが見える大型のチヌを、ポッパーやミノー・ワームリグなどで狙います。
警戒心が強い魚なので、なるべくこちらの姿を晒さないようにして、物陰からのロングキャストでアプローチすると・・・豪快なバイトを期待できるかもしれません。
海水に濡れた19タトゥーラTWは、そのままにしておくと錆びる可能性があります。
帰宅後しっかりと真水で洗浄して、拭き取りメンテナンスをおこなってください。
19タトゥーラTWを装着してキャスティングするのに向いている、おすすめロッドを取り上げてみましょう。
ショートレングスなブランクスなら、移動距離を抑えた釣り方を実践しやすいです。
バス釣りではそういうアプローチか効果的なことか多いので、ぜひ試してみてください。
テイルウォーク(tailwalk) ロッド グラッピー 60M 15789
テイルウォークからリリースされている、シングルグリップのバス釣り用プラッギングロッドです。
全長は6ftと、とても短いブランクスに設計されています。
継数は2本で、仕舞寸法は93cmにまで縮まりますから、さまざまなオカッパリポイントへ持ち込みやすいでしょう。
自重は135gとやや重めで、適合するルアーウエイトは1/4ozから2ozまでです。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら10lbから20lbまでになっています。
実際に手に取って振ってみると、バットパワーに強さは感じるものの、全体的にしなやかに曲がってくれる印象です。
手首スナップを利かせたキャストを繰り出しやすいですし、オーバーヘッドやサイドハンドはもちろん、バックハンドキャストも自在におこなうことができました。
グリップは握りやすいので、そのぶん操作性は高まります。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
もっと柔らかいブランクスもラインナップされているので、いろいろ手に取ってみて検討することをおすすめします。
ダイワ(DAIWA) バスロッド リベリオン 6102MRB 釣り竿
やや長めのブランクスを採用した、2ピース仕様のバス釣り用ベイトロッドです。
海のチニングゲームやロックフィッシュゲームにも、しっかり対応できるのが強みでしょう。
全長は2.08mもあるので、ロッドを軽く振るだけでロングキャストを実践できるようになっています。
仕舞寸法は109cmですから、防波堤や河口エリア・磯場などに持ち込みやすいといえます。
自重は109gと、長さの割りに軽く作られています。
先径/元径は2.0/12.4mmと、やや太目。
適合するルアーウエイトは、5gから21gまでです。
これならワームリグからトップウォータープラグまで、幅広く使えるでしょう。
適合するモノフィラメントラインは、8lbから16lbまでです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99%です。
実際にフィールドで使ってみると、継目があるのにしなやかに曲がってくれるのが分かります。
無理のないベントカーブなので、大型魚が掛かっても慌てず対処できるのが嬉しいです。
グリップは細身で19タトゥーラTWとのマッチングも良く、チカラを込めて支えられるようになっています。
実売価格は1万円台と、とても低価格な設定に収まっています。
流行りのフリーリグをセットすれば、浅瀬でチヌを誘うこともできますし、フッキングも丁寧に確実に決められるでしょう。
19タトゥーラTWの特徴や使い方・実釣インプレ、マッチしそうなおすすめのロッドを取り上げましたが、いかがでしたか?
2022年に新発売の80サイズも気になるところですが、19タトゥーラTWシリーズを上手く活用して、さまざまな対象魚を攻略したいものです。
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