マルチランディングポールは2024年ダイワから新発売の軽さと強さを備えたタモの柄！

さまざまな釣りで掛けた魚を取り込むのに、ランディングネットは欠かせません。

足場の高いシチュエーションなら、柄＝シャフトの部分が伸縮すると便利です。

2024年ダイワからリリースされる、マルチランディングポールなら、3種類の長さから選ぶことができます。

その特徴や使い方について、詳しくご紹介しましょう。

マルチランディングポールとは、2024年ダイワからリリースされる、掛けた魚を取り込む際のタモの柄のことです。

設定サイズは、3種類用意されているので、足場の高さなどに合わせて使い分けてみましょう。

最も短いのが、300サイズ。

全長は3.01mで、この先端にタモ枠＋ネットが装着されます。

継数は7本で、仕舞寸法は53.5cmにまで縮まります。

ここまで短くなれば、釣り場への持ち込みがとても楽になります。

ウエイトは312gで、ブランクスの先径/元径は、16.4/28.7mm。

ブランクスのカーボン素材含有率は、95%になっています。

カーボンの比率が高く、グラス素材の部分が低いので、持ち重り感はそれほどではないかもしれません。

そして中間の長さが、500サイズ。

全長が5.02mもあるので、防波堤からの取り込みなどに重宝するでしょう。

継数は9本で、仕舞寸法は66.5cmです。

ウエイトは525gで、ブランクスの先径/元径は、16.4/32.8mm。

ブランクスのカーボン素材含有率は、95.0%です。

オールラウンドに使いたいなら、この1本ではないでしょうか。

シャフトに張りがあり、流れのある河川などで使うのもいいかもしれません。

最も長いのが、600サイズ。

全長6.00mで、継数は9本。

仕舞寸法は77.5cmで、ウエイトは595gになります。

ブランクスの先径/元径は、16.4/32.8mm。

ブランクスのカーボン素材含有率は、95.0%です。

ここまで長ければ、磯場の岩礁帯で大物をランディングするのに使いたくなります。

ワンランク上の軽さと強さが備わっていて、取りまわししやすい操作性を持っています。

高剛性でたわみにくいシャフトは、波のある場所や潮流の効いた場所でもコントロールしやすいでしょう。

先端に大型のランディングネットを装着しても、上手く操れるはずです。

マルチランディングポールは、青物などの大型化するターゲットに対応するために、シャフトの剛性を強くしています。

それによってすくいやすさが向上し、取り込みの成功率も高くなっています。

エギングゲーム用のギャフを先端に付けて、アオリイカを確実にランディングするのにも対応できるでしょう。

マルチランディングポールのグリップ部分にも注目してください。

元節の部分を、滑りにくい加工を施したゴムで覆っています。

これなら濡れた手で握ってもカンタンに滑ることはなく、扱いやすいでしょう。

ゴムは、傷も防いでくれますから、長く手元に置いて使い続けることができます。

マルチランディングポールは、スムーズに伸ばせて固着しにくい仕上がりになっています。

ブランクスのテーパーを工夫し、最後尾の通気穴を大型化しているので、スムーズにシャフトを伸ばすことができます。

また各節に固着防止溝を設けてありますから、大物を取り込んだ後も固着しにくくなっています。

連続してランディング動作をおこなう際に、固着が発生しにくいのは大きなメリットでしょう。

マルチランディングポールの先端にキャフを装着して、大型のアオリイカを取り込みましょう。

そのためのおすすめエギングゲーム用タックルを、ピックアップしてみます。

ロッドは、8ftから9ft程度の長さを持ったスピニングロッドがマッチします。

ブランクスの張りは、Mパワーをベースにすれば、幅広い号数のエギを操りやすいでしょう。

リールは、2500番サイズから3000番サイズ程度のスピニングリールを用意して、PEラインの0.6号前後を大量に巻いて使ってみましょう。

ダイワからリリースされているエギングゲーム用スピニングロッド・エメラルダスAIR AGSシリーズのラインナップから、88M-Sを選んでみました。

全長は2.64mなので、振り抜けば飛距離を伸ばせるでしょう。

2ピース仕様で、仕舞寸法は136cmにまで縮まります。

ウエイトは91gと軽めで、ブランクスの先径/元径は0.9/10.9mm。

適合するエギサイズは、2.5号から4.0号まで。

適合するラインは、PEラインなら0.5号から1.0号までです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、98.0%に設計されています。

実際に手に取って振ってみると、とても軽くてしなやかな曲がりを見せてくれるブランクスだと感じました。

張りはじゅうぶん備わっているので、フッキングパワーはもちろん、シャクリによるパワー伝達もスムーズにおこなえます。

ガイドにはラインが絡まりにくく、糸フケがまとわりつくトラブルを気にしなくて済むでしょう。

実売価格は3万円台と、購入しやすい価格帯に収まっているのが嬉しいです。

エギングゲームでは足場の高い釣り場が多く、ギャフを装着したマルチランディングポールが大活躍してくれるはずです。

早めに伸ばして準備しておくのはいいですが、あまり水面に近づけると、ギャフの存在に気付いたアオリイカが暴れ出します。

水面から離して浮かせておくと、スムーズにアオリイカに近づけて引っ掛けることができるでしょう。

ダイワから発売されているエギングゲーム用スピニングリール・エメラルダスRXシリーズの中から、2500番サイズのノーマルギアモデルを選んでみました。

ギア比は5.1対1なので、ハンドル1巻きにつき72cmのラインを回収することができるように作られています。

最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは175gと軽め。

ボールベアリングは7個搭載されていて、ラインキャパはPEラインなら、0.6号を200m巻けます。

ハンドルアームの長さは、50mmです。

実際に手に取ってハンドルを回してみると、とても滑らかな巻き心地を体感することができました。

ローター回転もスムーズで、ラインスラックが発生しても素早く回収できるでしょう。

ドラグのレスポンスも良好なので、アオリイカにジェット噴射で一気に走られても、落ち着いて対処することが可能です。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

ロングキャストはもちろん、港内でカバーやストラクチャーに付いている小型のアオリイカにアプローチするのも、このスピニングリールなら楽々こなせるでしょう。

PEラインの先端には、2号前後のショックリーダーラインを結ぶようにして、傷んできたらすぐに結び換えるようにしてください。

マルチランディングポールの気になる発売日は、2024年の3月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、16,900円から19,900円です。

釣行から帰宅したら、継目部分に付着している海水をキレイに拭き取ってください。

そのまま放置しておくと、塩が浮き出てしまい、スムーズに伸縮できなくなるかもしれません。

ぬるま湯でタオルを絞ってブランクスの表面を拭き取ると、上手く可動し続けるでしょう。