24タトゥーラTW100新登場!ダイワのハイパードライブデザイン搭載ベイトリール
ロープロファイル型ベイトリールとして人気の高いダイワのタトゥーラブランドが、シリーズ開始10周年を迎えました。 その記念モデルとして、24タトゥーラTW100が今年の年末に先行発売され…
FISHING JAPAN 編集部2024の2月にリリースが決まった、ダイワの新型スピニングリール・24セルテート。
いったいどんな進化を遂げていて、どんな使い方ができるのか、じっくりと深掘りしてみましょう。
ダイワが提唱する質実剛健は、シマノリールとどのように異なるのか、現行の22ステラや次期ツインパワーに思いを巡らせながら、脳内比較しているユーザーも少なくないのではないでしょうか。
目次
24セルテートは、ダイワから2024年2月にリリースされる、新型のスピニングリールです。
大手通販サイトの予約は、すでに始まっていて、実売価格は5万円を少し下回るぐらいに設定されています。
となると、シマノの22ステラが対抗ではなく、ヴァンキッシュやツインパワー辺りが比較対象になるのは明らかでしょう。
24セルテートのモノコックボディはアルミ製で、ツインパワーのボディもアルミ製ですから、やはり当面のライバル関係はこの2つに絞られそうです。
既存モデルに関しては、両方とも長期に渡って実釣で使っています。
当然24セルテートも、発売された時点でそこに加えるつもりです。
今回注目したいのは、24セルテートがどれくらい進化しているか?という点です。
PEラインという伸びないラインを使いこなすという目的が課されているので、ボディの剛性はカッチリしているほうが安心です。
引っ張られて撓(たわ)んで、ハンドルを回す手に引っ掛かりを感じてしまうようでは、PEラインを使いこなせているとはいえません。
その点において、既存のセルテートにはじゅうぶんな剛性が備わっています。
大型シーバスや、ザブトン級のヒラメを掛けても、巻き取りがぎこちなくなった経験は皆無だからです。
モノコックボディの採用と、そこにアルミ素材が使われている点が大きいからでしょう。
でも、使い心地という切り口でいうと、既存のセルテートにはもの足りない部分がありました。
大きな負荷が掛かってから発生するノイズのような雑味は、どのスピニングリールにも存在するものですが、既存のセルテートにもあるのです。
それを解消してくれるのが、メインシャフトとピニオン。
とりわけそれらを支える仕組みが大切なのですが、24セルテートは高精度なカラーでメインシャフトを支え、ピニオンの両端をボールベアリングで受け止めています。
メインシャフトとピニオンは接触しない構造なので、ハンドルを回して入力したパワーは、そのまま確固とした回転力になってくれるでしょう。
これが、エアドライブシャフトと命名されている、24セルテート搭載の新スペックです。
エアドライブシャフトを囲んで、常にその機能を最大限引き出せるようにしているのが、アルミ製のモノコックボディということになります。
そのアルミ製モノコックボディは、軽量化されたベールを搭載したローターの回転も支え、中心に配置しているスプールもしっかりと支持しているのです。
これらを総称してエアドライブデザインとし、24セルテートの進化の象徴とみなすことができるでしょう。
エアと付いていることで、軽量化と直結していることが分かります。
ただし、剛性も兼備し、使い心地という操作性を既存モデルよりレベルアップしたものが、24セルテートだということです。
24セルテートの特徴を知る上で、とても分かりやすい分解画像を見つけることができました。
メーカーの公式サイトに掲載されているもので、あえてスプール周りを取り外して、モノコックボディとタフデジギアを切り離してくれています。
いかに24セルテートのメインギアが、大径であるかが分かります。
ダイワ独自のマグシールドが配置されている場所も一目瞭然ですし、ウォータープルーフ・ハンドルシールがちょうど付け根を覆っていることも分かります。
ハンドルシールとは、防水用のパッキンのこと。
24セルテートから新しい形状になっていて、シンプルに海水の浸入を防いでくれます。
メインシャフトはアルミ製ではなく、高い剛性を誇るステンレス鋼が使われています。
巻き上げの際の強烈な負荷を、万全な状態で支え続けてくれるでしょう。
24セルテートには、全部で15種類のバリエーションが用意されています。
それらを番手別に見ていくのではなく、巻けるPEラインの号数で仕分けてみましょう。
まずは細い0.6号までのPEラインを巻くつもりなら、FC LT2000番からFC LT2500番までが適合します。
対象魚は、アジ・メバル・トラウト・イカ(エギングやボートエギング)となります。
1.0号までのPEラインを巻くなら、LT2500からLT3000-Cが合います。
対象魚は、バス・イカ(エギングやボートエギング)・マダイ(テンヤマダイ)です。
1.5号までのPEラインを巻くなら、LT3000・LT4000-C・LT5000-Cがマッチします。
対象魚は、シーバス・マダイ(タイラバ)・ヒラメ・マゴチ・青物全般でしょうか。
スーパーライトジギングやライトジギングを楽しむのにも向いています。
2.0号までのPEラインを巻くなら、LT5000番台が適しています。
ライトショアジギングなどのキャスティングゲームや、オフショアライトジギングに使ってみましょう。
24セルテートのラインナップの中で、まず興味をそそられるのは、5000番サイズです。
カーボンワッシャーのATDで標準装備されているので、ドラグの滑り出しがスムーズでありながら、利きの持続もじゅうぶん期待できます。
ライトショアジギングをメインに、ショアからのルアーキャスティングゲームを存分に楽しめるでしょう。
オフショアでも、ライトジギングに使えますから、青物全般と積極的に対峙したいアングラーには、必須アイテムになるかもしれません。
それから、3000番サイズ。
シーバスを攻略していく上で、絶対に欠かせない番手となっています。
歴代セルテートのユーザーなら、24セルテートの3000番サイズの完成度が、かなり気になるところでしょう。
そして、管理釣り場の大型トラウトとも対峙することになる、2000番サイズ。
ライトラインを駆使しながらアジ・メバルに対応しつつ、強い負荷がかかっても対処できるフトコロの深さが求められます。
24セルテートの活躍の場は、とても広範囲に渡っていて、大きな期待が寄せられることになりそうです。
24セルテートでシーバスゲームを実践する際に、マッチしそうなおすすめのスピニングロッドをご紹介しましょう。
新型リールの剛性・使いやすさを活かすつもりなら、こちらはいかがでしょうか。
全長2.85mと、ロングキャストアプローチに向いているブランクスになっています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は147cm。
ウエイトは121gと軽めで、ブランクスの先径/元径は1.9/11.3mm。
適合するルアー重量は、7gから35gまで。
適合するラインは、PEラインなら最大1.5号まで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99%になっています。
24セルテートの注目スペックや番手別対象魚について、詳しくご紹介しましたがいかがでしたか?
2024年の2月にリリース予定ですから、もうすぐ実物を手にすることが可能になります。
1月に開催される釣りフェスティバルでも確認をして、あなたの釣りスタイルにマッチした番手を絞り込んでみてください。
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