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リールの番手にはどんな意味が込められているのか考えてみた!実は知っているとリール選びにも役に立つ!?
リールには、商品名の他に必ず○○○番というような番手表示がありますよね。
あの番手にはどんな意味があるのか考えたことはありますか?
中には無関心な方もいますが、リールの番手の意味が分かると、リールを選ぶときにずいぶん役立つんです!
リールの番手は商品管理のために作られた?
リールの番手は、糸の標準直径と同じように、全メーカーに共通する明確な基準というものがありません。
それぞれのメーカーが独自に、そのリールのスプールに何号の糸がどれだけ巻けるかということを基準にして、標準的なモデルを作り、そのモデルに基づいて大小のリールを作りだしているのです。
釣りが細分化し、専用のリールが必要になってくると、いつの間にかリールの種類が増えてサイズを管理する上でも品番が必要になってきますよね。
端的な言い方をすれば、商品管理番号のようなものです。
どうやらこれが発展して、リールの番手が生まれたと考えられています。
基準がないため混乱も!?
そして、品番、すなわちリールの番手にわかりやすい規則性があれば、さらに管理しやすくなるだけでなく、ユーザーにとっても番手を聞いただけで、大体どれぐらいの大きさで、どれぐらいの糸巻き量があるのか容易に想像できるようになりました。
そのため、非常に便利になったのです。
ただ、ややこしかったのは、メーカー間にリールの番手の統一基準がないため、同じ番手のリールでも、その大きさや重さ、あるいは糸巻き量などが、メーカーによって大きく変わる点でした。
たとえばあるメーカーの1000番のスピニングリールと別のメーカーの1500番のスピニングリールの糸巻き量がまったく同じだったり、船用の両軸リールなどは、あるメーカーの300番のリールより別のメーカーの800番のリールの方が小型で糸巻き量が少ないという混乱が生まれたこともあったのです。
このような混乱は、メーカー同士で統一基準がないために起きるのですが、昔と比べて最近は、メーカー間の差が少しずつ縮まってきたようです。
シマノのリールを例に見てみよう!
シマノの多くのスピニングリールの番手は、2500を除いて、番手がほとんど1000刻みになっていますね。
そして、リールの種類によって差はありますが、1000の糸巻き量が2号-100m、2000だと3号-125m、2500は3号-120mで3000番は4号-100mと、番手と糸巻き量の規則性が見えてきました。
つまり糸巻き量の基準を100mにしておき、リールの番手が大きくなるにつれて、巻ける道糸の号数も1号ずつ大きくなるという方式を採用しているようです。
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このようにリールの番手は、スプールにどれだけの道糸が巻けるかを基準にして決められたものが多いです。
そのため、一定の規則性さえ頭に入っていれば、番手を聞いただけでリールの大きさや糸巻き量が想像できる便利なものなのです。
ぜひリール選びの際には、参考にしてみてくださいね!
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