ベイトリールの使い方を詳しく解説！初心者がマスターしたい投げ方やコツを伝授！

ベイトリールを使う釣り方が増えてきましたよ。

以前はバス釣りオンリーでしたが、最近ではソルトのロックフィッシュゲームやトラウトのベイトフィネスなど、さまざまな釣りシーンでベイトリールの姿を見かけます。

当然ユーザーも増えているのですが、その使い方がよく分からない！と悩む初心者の人も多いはず。

そこでここでは、ベイトリールの投げ方や、クラッチ・ドラグなどの使い方のコツを詳しく解説します。

そもそもベイトリールとは、どんなリールなのでしょう？

使い方をご説明する前に、特徴をご紹介しましょう！

ベイトリールは、ラインを巻き取る力が強く、片手でカンタンに操作ができるのが、スピニングリールにはないメリットですね。

画像を見ての通り、ラインを巻くスプールがボディ内部にセットされていて、クラッチボタンでフリーになる構造です。

これを利用してルアーを投げるのですが、そのときに発生するのがバックラッシュトラブル。

一旦バックラッシュが起こってしまうと、ラインがスムーズに引き出せなくなってしまい、釣りを中止しなければならない事態に。

それだけは何とか防ぎたいですよね。

ベイトリールの使い方として、まず覚えておきたいのは、メカニカルブレーキの調整です。

側面に付いているノブがそれで、締め込むことでスプールの回転を抑えられます。

きつく締め込んでしまうと、クラッチを切ってもスプールは回転しなくなりますので、締めてから少しずつゆるめて、ぶら下がっているルアーが下に動き始めるくらいに調整するのが使い方のコツです。

さて、いよいよベイトリールをロッドに装着し、ルアーを投げてみましょう。

ベイトリールの投げ方の基本は、オーバーヘッドキャスト。

初心者は、これをマスターしコツをつかまなければ、他の投げ方を習得することは難しいでしょう。

ベイトリールの特性を体感する上でも、とても大切な投げ方ですから、しっかりと練習するようにしてください。

使い方や投げ方のコツが分かる動画を用意しましたので、じっくり観てみましょう。

ベイトリールには、ドラグ機能がハンドルの根元部分に付いています。

スピニングリールのようにラインのスムーズな放出を期待できるドラグではありません。

あくまでも、大型魚の強い引きや釣り人によるフッキングパワーでベイトリールが壊れてしまうのを防ぐ役割だと考えてください。

ベイトリールを保管するときは、ドラグをゆるめておきましょう。

そうすれば、実釣時に急に滑ってハンドルが回せなくなるトラブルを回避できるでしょう。

初心者が扱いやすいおすすめのベイトリールをご紹介しましょう。

シマノから発売中のバスライズです。

右巻きハンドルの設定のみですが、マグネット式のブレーキシステムが搭載されていて、バックラッシュを制御しやすくなっていますよ。

太めのラインを多めに巻けるので、投げ方の練習をしながらコツを覚えましょう。

安い価格設定なのも魅力的ですね。

バスライズと同じメーカーのベイトリール上位機種になります。

ブレーキシステムもマグネットから遠心タイプに変わりますが、どちらも特性も経験しておいたほうが、ベイトリールの使い方をマスターする上で有効でしょう。

バンタムは、右巻きの他に左巻きハンドルも選べます。

ギア比も3種類あって、ルアーの回収スピードを変えられますから、あなたのバス釣りが一気に広がる手助けをしてくれるでしょう。

ベイトリールには左ハンドルと右ハンドルのものがあります。

右利きだからといって必ず右ハンドルを、左利きだからといって必ず左ハンドルを使わないといけないということはありません。

一度両方触ってみて、しっくり来る方を選ぶのがいいですよ！

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

ベイトリールの右巻き・左巻き、どちらを使うか？については、以前からさまざまな意見が飛び交っていますよ。

釣り業界で最も有名なシマノ・フィールドテスターである村田基さんは、「ベイトリールは右巻きで決まりでしょ！」と断言されていますよね。

かたや最近のバストーナメンターの手元を見てみると、左巻きハンドルが大半。

もっと言えば、海釣りシーバスゲームやチヌゲームをベイトリールで楽しんでいる人も、スピニングリールの影響からか、左巻きが多いですね。

こういう場合は、それぞれの論客の意見にしっかり耳を傾けることが重要です。

その上で実際に自らの手でベイトリールを握り、ハンドルを回してみるといいでしょう。

軍資金に余裕があれば、左右両ハンドルとも購入して試してみてはいいかがでしょうか。

ここではベイトリールの使い方全般をご紹介しました。

「まだスピニングリールしか使ったことないんだよぉ～、、」という人、ぜひこの機会にベイトリールにチャレンジしてみてください。

糸ヨレしない釣りアプローチが、どれほど快適か身をもって知れば、ベイトリールを手放せなくなってしまうに違いありません。