リールの日常メンテナンスでやってはいけない3つ

洗いながらハンドルを回してはいけません|雨の一週間。リールの手入れをメーカーの手順で

FISHING JAPAN 編集部

今週は雨が続きます。10日(木)の東京は降水確率70%です。濡れた道具が、毎晩そのまま帰ってきます。

シマノが公式サイトで、リールの日常メンテナンスの手順を公開しています。読むと、やりがちなことがいくつも「だめ」と書いてあります。順に見ていきます。

まず水洗いです。やってよいのですが、条件があります。

公式の記述は「流水でリール本体に付着した塩分や汚れを洗い流します」。そして「水の中に漬け込まないようにしてください」。バケツに沈めるやり方は、この時点で外れます。

次はお湯です。スピニングリールのページには「温水は使わないこと」とあります。ベイトリールのページには理由まで書いてあり、「温水で洗浄するとグリスが流れてしまう恐れ」とのことです。

3つ目が、いちばん見落とされるところです。「洗浄中はハンドルを回さないこと」。

回すと気持ちがいいので、つい回します。ですが公式は、これを禁止事項として挙げています。理由までは書かれていません。それでも、やらないほうがいいと明記されています。

スピニングリールでは、スプールも外しません。外すとドラグの中に水が入ります。

ベイトリール(両軸リール)には、逆の注意があります。「ドラグを緩めたまま水を掛けると、内部に水分が侵入する恐れ」。こちらは必ず締めてから洗います。レベルワインドやクラッチのまわりは、念入りに洗い落とします。

そして乾かし方です。ここも間違えやすいところでした。

「日陰での自然乾燥」が鉄則、と書かれています。乾いた柔らかい布などで拭き取り、そのあとは屋内か風通しのよい日陰で乾燥させます。

だめなのは3つです。ドライヤーの熱風と、日なた。そして「スプレータイプのエアダスターで水気を飛ばすこと」も、おすすめしないと明記されています。

早く乾かしたい気持ちが、いちばん危ない場面になります。

ベイトリールには、乾燥中の作法がもうひとつあります。一日一回はハンドルやクラッチを動かして、完全に乾かします。洗っている最中は回さず、乾かしている間は動かす。順番が逆になります。

今夜から変えられること

新しく変わるのは、たぶんこの3つです。洗浄中にハンドルは回しません。エアダスターは使いません。ベイトはドラグを締めてから洗います。

そのうえで、いつもの3つを守ります。バケツには漬けません。お湯も使いません。日陰で乾かします。

雨の週は、この30分が効きます。9日から10日は大雨のピークです。海に出られない晩が続くなら、道具を作り直す時間にします。10日(木)から始まる大潮に、いちばん間に合う使い方になります。

釣りニュース」カテゴリの人気記事

MONTHLYランキング