ブラックバス 写真

ブラックバスの歴史を紐解こう!なんとはじまりは1925年に遡る!歴史を知れば釣りがもっと楽しめるかも!?

FISHING JAPAN 編集部

いまや日本のルアーフィッシングを語るとき、この魚抜きでは考えられないほど日本のフィールドになじんでしまったのがブラックバスですね。

バス釣りが大好きな釣り人のみなさんもたくさんいらっしゃいますよね!

今回はそんなブラックバスの歴史を紐解いていきましょう!

バスが日本にやってきたのは半世紀以上前!

バスが初めて日本に導入されたのは大正14年(1925年)のことでした。

18歳でアメリカに留学し、初めてバスという魚を捕まえた故赤星鉄馬氏は、その独特の釣りの魅力に引き込まれて、日本に導入することをアメリカに申請・許可しました。その夢が実現したのは1925年、現在から半世紀以上も前のことでした。

日本へのバスの導入は、すぐに冨士五湖の一つ、山中湖への放流が予定されていましたが、全てを委託されていた旧帝国大学(現東大)は慎重な検討の末に、放流地を箱根の芦ノ湖に決定しました。

この決定をしたのは旧帝大の淡水魚実験場が芦ノ湖に存在したことと、芦ノ湖から流出する河川がないため、バスが放流されても逃げ出す恐れがなかったからです。

しかし、芦ノ湖に放流されたバスは、昭和29年に相模湖で確認され、35年頃には津久井湖でも発見されるなど、おのずと各地に普及していきました。

これらの影響は、1人または複数の誰かが意識的に放流した結果と思われます。

日本全国に生息域を拡大!

関西で最初にバス釣り場として知られるようになったのは、兵庫県の東条湖です。

1970年代に、この東条湖がルーツになって東播一帯の野池に広がり、やがて琵琶湖や奈良県の七色ダム、池原ダムなどの釣り場も誕生しました。

そしてさらに中国、四国、九州にまで釣り場は広がり、それに伴いブラックバスの生息域も拡大していったのです。

淡水スズキともいわれるように海に住むスズキに近いサンフィッシュ科の魚、日本ではブラックバスとかバスと呼ばれていますが、正式にはラージマウスバス、これを直訳して大口バスとも呼ばれています。

日本には、このラージマウスバスのほかに小口バス、つまり大口バスより口が小さいスモールマウスバスという種類も移入されており、スモールマウスバスはブラックバスよりも低水温に強いため北の地方の湖などに棲息しています。

福島県の桧原湖、長野県の木崎湖などが有名な釣り場です。

アメリカでは11種のバスが生息!

一方、バスの故郷であるアメリカには、亜種も含めると11種のバスが存在していて、そのうちの2種が日本にも移入されていると言われています。

その一つが非常に人気があり、世界中に広がっているノーザンラージマウスバスで、それはアメリカの五大湖周辺から南東部までを原産地としています。

もう一つが、ノーザンラージマウスバスよりもさらに巨大化するバスで、その名もフロリダラージマウスバス。フロリダ州が原産地ということから、その名前が付けられました。

特にフロリダをはじめとしたテキサスやメキシコで釣れる10ポンド(約4.53キロ)以上のバスは、大部分がこのフロリダラージマウスバスだと考えられています。

釣りの歴史を知ることで、釣りの楽しさもさらに深まるかもしれませんね!

ブラックバス捕食シーン【3選】

最後に、ブラックバスの捕食シーンをエサ別に厳選してご紹介します!

少しグロテスクな映像もありますので、苦手な方は注意してください。

エビ

ブルーギル

ミミズ

釣り人の皆さん、バス釣りに出かけたくなりましたか?

ブラックバスの歴史を噛み締めながら、ぜひ自己最高記録に挑戦してみてくださいね!

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