ヒラメをサーフで釣りたい!おすすめの釣り方+タックル特集【初心者必見】
食べて美味しい高級魚として広く知られているのが、フラットな外観のフィッシュイーター・ヒラメです。 海水エリアに棲息しているとばかり思っていたのですが、ずいぶんと河口域から上流に…
FISHING JAPAN 編集部白身で美味しい魚として人気が高いのが、船釣りのターゲットであるマゴチです。
ずっと沖合いにいるのではなく、5月ともなると一気に接岸してきます。
ここでは、ショアからのキャスティングゲームで狙えるマゴチの特徴や釣り方について、詳しくご紹介しましょう。
目次
マゴチとは、カサゴ目コチ科の海水魚のことで、カタチは身体全体を上から押し潰したような、フラットなのが特徴です。
体長は50cm程度にまで成長するものが多く、中には80cmに届く個体もいます。
肉食性で、積極的に小魚を追いかけて捕食する習性を持っています。
5月になると、海水温が上がりますから、サーフエリアには真っ白なあの魚が接岸してきます。
正体は、シロギス。
このシロギスのことが大好物で、マゴチもシロギスを追って接岸してくるのです。
ということは、マゴチをショアのキャスティングゲームで釣ろうと思ったら、シロギスの釣れ出した場所・時間帯を狙えばOKということに。
シロギスの釣り情報は、ネットでも紙媒体でも数多く掲載されていますし、釣具店・エサ屋さんでも情報収集しやすいでしょう。
いろいろと探ってみて、シロギスが寄っている場所を絞り込んでください。
そうすれば、マゴチを釣る第一歩を踏み出しやすいでしょう。
場所をピックアップできたら、次に検討するのは時間帯です。
こちらもシロギスの活性の高い時間帯に合わせてみましょう。
最も活性が高くなるのは、朝マズメと呼ばれる早朝です。
5時には結構明るくなるので、4時半ぐらいまでには釣り場に到着したいもの。
そしてシロギスの投げ釣りをしているアングラーを見つけたら、距離を置いた隣りでマゴチを狙いましょう。
実は朝マズメが終わっても、マゴチはぽつぽつと釣れ続きます。
一度接岸したら、そのエリアから大きく移動することは、季節が移らないとないのかもしれません。
そのまま夕マズメ・夜になってもマゴチは釣れますが、やはり朝マズメ・シロギス活性の高い時間帯のほうが、積極的にルアーを追ってくれる気がします。
釣り場は、サーフが中心になりますが、ボトムが砂地でところどころにシモリがあれば、マゴチはいます。
漁港から伸びている防波堤からキャストしても釣れますし、漁港内のミオ筋にも定着しているものもいます。
5月ともなると陽射しが強まりますから、早朝から日中にかけての釣りには、紫外線から身を守る偏光グラスやキャップが必要となります。
マゴチの釣りに使ってみたいルアーを取り上げてみましょう。
まずは、ロングキャストを実践しやすい、鉄板系バイブレーションルアーからラインに結びます。
30g程度のウエイトがあれば、飛距離はかなり伸ばせるでしょう。
着水したら、ボトムまで一気にフォールさせます。
着底のタイミングで糸フケが発生するので、ロッドを少し立ててラインにテンションを与えてから、リトリーブを開始。
ラインの向きとロッドの向きを合わせると、ラインをたるませやすくなります。
リトリーブしている間は、ラインは張ろうとするのですが、できるだけたるませてください。
そうするとマゴチが食い付いたとき、ラインが一瞬張るので、アタリを判別しやすいです。
マゴチ釣りに使ってみたいルアーとして、ジグヘッド+ワームも外せません。
20gから30g程度のウエイトのジグヘッドを用意して、そこにシャッドテールやピンテール系のワームを装着します。
チャートやピンク・オレンジといった配色のワームにすれば、マゴチのバイトは続くでしょう。
シロギスに似たものや、イワシに似た配色も効果的です。
ロングキャストして着底、スローにリトリーブをスタートさせながら、ボトム近くのレンジを丁寧に探ってください。
フックは、ワームの背中側に突き出すタイプが多いので、根掛かりトラブルは防ぎやすいでしょう。
最近のジグヘッドには、お腹側にトレブルフックを装着できるものもあります。
こちらは根掛かりしやすいですから、少しスピードアップしてボトムから離して泳がせましょう。
マゴチをショアからのキャスティングゲームで釣るのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、飛距離を伸ばすために長めブランクスのスピニングロッドがマッチします。
リールは、4000番サイズ以上のスピニングリールに、PEラインを巻いて対応しましょう。
シマノ(SHIMANO) ルアー竿 22 コルトスナイパーBB 100M-T 振出モデル ソルト
さまざまなショアジギングロッドの中で、振出式になっているスピニングロッドが、このコルトスナイパーBB100M-Tです。
携行性に優れているので、初めての釣り場にも持ち込みやすいでしょう。
全長は3.05mと長めなので、ロングキャストを実践するのにも向いています。
継数は3本で、仕舞寸法は116.5cmにまで縮まります。
ウエイトは255gで、先径は2.1mm。
適合するルアーウエイトは、最大で45gまで。
適合するラインは、PEラインなら最大2.5号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99.4%に設計されています。
実際に手に取って伸ばしてみると、負荷に対して素直に曲がり込もうとする印象を持ちました。
ガチガチに硬いロッドではなく、しなやかに曲がって扱いやすいのではないでしょうか。
バイトの衝撃も上手く吸収できそうなので、マゴチを掛けても安心してランディングしてみてください。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
ガイドにラインが絡まないように、砂や藻か付いたらその都度拭い取るようにしてください。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 20 ストラディックSW 4000HG ライトショアジギング プラッギング オフショアキャスティング サーフ 青物
シマノからリリースされているSW系スピニングリール・ストラディックSWシリーズの中から、4000番サイズのハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は5.8対1なので、ハンドル1回転につき95cmのラインを巻き取ることができるように作られています。
実用ドラグ力は6.0kgもあり、最大ドラグ力は11.0kgに達しています。
ウエイトは300gで、ハンドルの長さは57mm。
スプール寸法は、直径が52mmで、ストロークが19mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら4号を150m、PEラインなら2号を240m巻けます。
ボールベアリングは、6個採用しています。
実際に手に取ってみると、さほど重さを感じることはなく、剛性感の高い巻き心地が得られます。
マゴチが掛かってからも、安定した巻き取りをおこなえるので、長く使えるスピニングリールを探している人におすすめです。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ショアジギングゲームに転用しやすいですし、青物が掛かってもやり取りを楽しめますから、1台持っておくととても便利でしょう。
マゴチの特徴や釣り方、おすすめのルアーやタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
シロギスの動きを追いながら、マゴチにたどり着くというこのやり方なら、高い確率で釣り上げることができるかもしれません。
シロギスに似たルアーや配色を意識しながら、できるだけボトムに近いレンジをトレースするように心がけたいものです。
アタリは結構明確に出るので、ロッドを立ててリールハンドルを回しながら、フックをアゴに貫通させてください。
サーフならランディングネット無しでもかまいませんが、足場の高い防波堤なら、必ず持参するようにしましょう。
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