イシガニを獲って食べてみよう!獲り方や食べ方・旬の時期を調べてみた
イシガニって聞いたことはありますか?
防波堤やテトラエリアの際をよく観察してみると、長いツメを突き出していることが。
昼間よりも夜のほうが見つけやすいので、携帯用ライトを持って出かけてみましょう。
でもどうやってとらえればいいのか、知っておく必要があります。
ここでは、イシガニの獲り方や食べ方について、詳しくご紹介しましょう。
「ツメに挟まれて痛いんじゃないの?」
そんなトラブルにならないように、安全で確実な獲り方を解説しますよ。
イシガニとは
イシガニとは、エビ目ワタリガニ科に属しているカニのことです。
ガザミとひっくるめて、ワタリガニと呼ばれることが多いですね。
食用として鮮魚店やスーパーに並んでいるのをよく見かけます。
甲羅の左右に大きなトゲがなく、ハサミが太くて短いのが特徴です。
お腹側を見てみると、細かい毛が生えていたりするので、ガザミとは区別できるでしょう。
成体は8センチから10センチ程度、それより小さなイシガニは、ガザミそっくりでどちらなのか分からないというのが実際のところですね。
2つとも食べてみましたが、味にも大差はありません。
ですから、ワタリガニとしてひと括りにして扱うケースが、結構多いのかもしれませんね。
飼育しているイシガニに餌を与えている動画はこちら
イシガニを飼育しているケースは多く、捕食シーンなどが間近で見られるのは嬉しいですね。
壁に張り付いているだけではなく、こうやって砂に潜っていることもあるようです。
獲る際には、イシガニのテリトリーを探し出すのが重要ポイントとなります。
イシガニの旬の時期
イシガニの最高の食べ頃は、春から秋にかけてです。
その時期に到達すると、イシガニは我々がアクセス可能な水域にまで姿を現すでしょう。
冬季に目撃されない理由は、温度が下がり冬眠すると考えられていますが、どの水深で眠っているか、その姿を直接見たことはありません。
水温の変動が少ない深海が最も影響を受けにくいため、産卵期が来るまで、魚が深い場所に潜んで人間の目から隠れている可能性がありますね。
イシガニの獲り方・食べ方
イシガニを捕まえたら、早速それを調理して味わってみるのはいかがでしょう。
美味しく調理する方法としては、味噌汁の具材にする際に大きめに切って入れておくと、風味豊かな出汁が出ます。
また、シンプルに塩ゆでして、足やツメの身を食べたり、甲羅の中にあるカニみそを堪能することも良いでしょう。
まずの第一歩として、釣り場に行って、イシガニを捕まえることから始めてみてはいかがでしょう。
夜釣りと同じ様に、ライトなどの必需品を忘れずに準備していきましょう。
そして、実際にイシガニ獲りを行っている動画もご覧ください。
防波堤でカニ獲りをおこなっている動画はこちら
具体的には、携帯ライトで海水面を照らします。
沖合いではなく、立っている足元、つまり防波堤などの壁際を照らし出してみてください。
そのまま横移動して、イシガニの姿を発見したらストップ。
網に包んだ生魚を投入して、イシガニにつかませるようにします。
網に足が引っ掛かって、カンタンには外れませんから、用意しておいたランディングネットですくってみましょう。
イシガニを獲るのにおすすめのタックルはこちら!
イシガニを防波堤などで獲るのにおすすめのタックルを取り上げましょう。
まずは、餌。
サンマやアジなどの生魚をぶつ切りにして、5~10センチほどの大きさにしておきます。
胴体の真ん中で切って、内臓やエラなどを取り外さない状態でもかまいません。
それを洗濯で用いるようなネット=網に入れます。
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洗濯ネットは目が細かく、中に入れたぶつ切り魚が外へ飛び出してしまうことを防いでくれますよ。
しかも魚のエキスだけは、しっかり拡散してくれるので、イシガニを呼び込むには好都合です。
実際に洗濯ネットに抱き付いてくると、自らのギザギザした手足やボディの突起が網目に絡んでしまい、逃れることができなくなります。
もがいているところへ、柄の長いランディングネットを近づけましょう。
洗濯ネットの中に3号程度のオモリを一緒に入れておくと、底方向に逃げたイシガニを追うことができますよ。
あまり大きなランディングネットは要らないとう人もいますが、5メートル前後の長さがないと、防波堤の高さに対処できませんし、枠が小さければイシガニに逃げられてしまうかもしれません。
余裕のあるサイズのものを使うことで、見つけたイシガニを確実にとらえることができるでしょう。
ただし、鋭いツメを持っていますから、ネットが破られてしまうことが。
そうなってもかまわないような、長く使い込んだものを利用することをおすすめします。
張りのあるテトラの穴釣り用ロッドです。
洗濯ネットに入れた餌をぶら下げるなら、これくらいパワーがあるほうが扱いやすいでしょう。
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太いラインを10メートルほど巻ければいいので、このサイズの両軸リールでじゅうぶん対応できます。
イシガニが抱き付いてきたら、リールハンドルを回すのではなく、ロッドを持ち上げるようにしてください。
あとはランディングネットに任せるようにしましょう。
イシガニを獲って美味しく食べよう!
イシガニの特性やどうやって捕まえて食べるか、さらに最適なタックルのご紹介をしました。
夜釣りに出かける際は、ライフジャケットなど安全のための装備を必ず身につけてください。
一人で釣りをするよりも、友達と一緒に行くことでより安全になるでしょう。
そしてイシガニを上げる際には、ツメに引っかからないよう十分気をつけてくださいね。
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