フィッシングナイフの選び方!ダイワ・シマノ・がまかつなどおすすめアイテム20選
釣り上げた魚をクーラーボックスに入れて持ち帰りたいとき、そのまま放り込んでは生臭くなってしまいますよ。
魚を絞めて血抜きをしたり、腹を割いてさばいたりと、きっちり下処理をしておくと、美味しく食べることができます。
そのためには切れ味鋭く扱いやすい、フィッシングナイフが必要でしょう。
有名釣具メーカーのダイワ・シマノ・がまかつはもちろん、他のアウトドア関連ブランドからも数多くのアイテムがリリースされています。
折りたたみ可能なタイプや、さやに入っているタイプなど、いったいどれが釣り用に適しているか迷ってしまいますよね。
そこでここでは、フィッシングナイフの選び方やネット通販ですぐに購入できるおすすめアイテムを厳選してご紹介しましょう。
自分の釣りスタイルにマッチしたものを選んでくださいね。
目次
フィッシングナイフとは
フィッシングナイフとは、釣りに使う目的で作られたコンパクトなナイフのことで、大きく分けて3つの種類に分類することができます。
折りたたみ可能でポケットなどに収納しやすい、フォールディングナイフ。
刃の部分をスライドさせて柄の中に収納できる、スライドナイフ。
そしてさや=シースの中に刃を収納できる、まるでカタナのような形をした、シースナイフです。
頭の中でイメージしてみると、大型の青物を釣った場合には、絞めるのにスライドナイフやフォールディングナイフは厳しいですよね。
さやから出して刃が分厚く剛性感のある、シースナイフを使ってみたいと感じるでしょう。
ということは、ナイフの種類によって使用目的が若干変わってくることになります。
「いや、俺はスライドナイフでカンパチをさばいてみせる!」という人がいるかもしれませんが、刃が薄いですし刃物ですから無理をしてはいけません。
3つの機種の使い方について知っておけば、それが選び方に直結するのではないでしょうか。
おすすめフィッシングナイフをピックアップ①フォールディングナイフ
まず最初は、フォールディングナイフから取り上げてみましょう。
フォールディングナイフは、刃の部分の付け根が可動式になっていて、ほぼ180度ターンするように仕上げられています。
使うときに指で刃の部分を柄から引き出せばOK、これならゲームベストやズボンのポケットに放り込んでおくことができるでしょう。
刃を収納する柄の部分が、収納スペースを確保するために少し分厚くなってしまうのがデメリットといえそうですが、そのほうが握りやすいよ!という人は、フォールディングナイフを選ぶようにしてください。
耐久性もありますし、硬いものにも切り込みを入れやすいですから、使用できる範囲は広いでしょう。
注意したいのは、長い間使っていると刃の付け根部分の支持が緩み、思わぬタイミングで折りたたまれてしまうことです。
その際に刃は握っている指のほうへ向かってくることになりますから、十分気を付けて使うようにしましょう。
経年劣化を感じるようになったら、早めにメンテナンスをおこなうか、新しいフォールディングナイフに取り換えることをおすすめします。
SCHRADE 折りたたみナイフ LB7 アンクルヘンリー
アウトドア ナイフ NedFoss フォールディングナイフ 折畳式ポケットナイフ G10 ボールベアリングナイフ キャンプ ナイフ サバイバルナイフ 折りたたみナイフ キャンプ ナイフ (B-グリーン)
刃にアメリカ製の炭素鋼を使っているフォールディングナイフです。
炭素鋼は、硬度がとても硬くて切れ味が鋭いことで知られていますよ。
焼き入れ硬度が結構高めなので、耐久性もあり長く使えるのがメリットでしょう。
刃の支点部分・回転軸の受けにボールベアリングを使っているのも特徴的です。
Smith&Wesson(スミス&ウェッソン) CK5TBS S&W エクストリーム オプス ブラック 半波刃 CK5TBS
- 最安値価格
- ¥3,298(amazon)
ダイワの折りたたみ式ナイフは、他のものと少し変わっていて、左右両方にグリップ部分が開いて刃を収納する仕組みになっています。
これなら安全に安定感のある収納ができますし、刃を出した状態をしっかり固定するのにも適していますよね。
何より折りたたんだ状態がとてもコンパクトなので、服装のあらゆるポケットやタックルボックス・タックルバッグなどに入れておくことができます。
おすすめフィッシングナイフをピックアップ②スライドナイフ
次に取り上げるのが、スライドナイフです。
まるで文房具のカッターのような形・仕様をしていますので、あまり剛性感のあるアイテムとはいえません。
刃の部分が完全に柄の中に隠れるので、安全性は高いといえますし、価格が低価格に抑えられたコスパの優秀さもメリットといえます。
ただし、刃に付着した水分がサビにつながることがあり、使おうとして刃が引き出しにくくなったり、サビで固着してしまうケースも見られます。
使用後の水分や塩分の拭き取りは必須で、その作業の際に指をケガしないように注意してください。
刃を収納した状態は、とてもコンパクトで薄い状態に変形しますので、タックルボックスやポケットの中に入れてもあまり場所を取りません。
比較的小型の魚をさばくときや、ラインをカットするときなどに重宝するでしょう。
ダイワ(DAIWA) フィッシング ナイフ フィールドナイフライト 295147(アソート・グレー/グリーン いずれかのカラー 色指定不可)
- 最安値価格
- ¥1,489(楽天市場)
このダイワのスライドナイフには、刃にハイカーボンステンレス鋼を採用しています。
釣った魚の絞めはもちろん、ウロコ取りなどにも便利ですよ。
ラインをカットする目的で使うよりは、貝殻剥きなどの力業のほうが適しているかもしれません。
おすすめフィッシングナイフをピックアップ③シースナイフ
最後に取り上げるのが、シースナイフです。
シースナイフは、専用のさやに刃を収納できるようになっているので、ナイフ製作時に刃の厚みを自由に設定することが可能です。
ということは、剛性感のある長いものや短いもの、または幅のあるものや鋭利なものなど、目的に応じて個性的なナイフに仕上げられるというメリットがあるのです。
肉の分厚いカンパチやブリ・シーバス・マダイなどを絞めたいときに、刃の形を選べるのはありがたいですよね。
しかもさやを外せば刃全体が剥き出しになりますから、魚体を割くときの目安を立てやすいでしょう。
結構手荒に扱って、骨などをぶつ切りにしたところで、折れたり曲がったりする心配も要りません。
柄は自分の手のひらに合ったボリューム感のものを選べますし、使用後のメンテナンスで水分を拭き取るのもカンタンです。
釣りに使うのに理想的なシースナイフ、できれば1本は携帯しておきたいアイテムといえるでしょう。
ただし、ナイフ自体の厚みや長さはコンパクトとは言い難いですから、それなりの収納スペースは取られると覚悟しておきましょう。
写真で見るより実物は小さ目という評価が見られますが、実用で使うには何ら問題はありません。
がまかつのフィッシングナイフは、とにかく切れ味がバツグン。
ブリなどの青物を釣り上げた際に絞めるのにも、サクッと深いところまで刃先が届いているのが分かります。
これだけスムーズにシャープに切り割けるのなら、釣り目的で使うにはじゅうぶん。
ケースに折りたたみタイプのギャフも同時収納できるので、持ち運びも取り出しも難なくおこなうことができます。
AUBEY シースナイフ アウトドア EDCポーチ付き 小型 フルタング構造 D2鋼 G10材ハンドル 釣り用 キャンプ 狩猟 切れ味良い キャンプナイフ
モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティ (カーボン) MG ミリタリーグリーン キャンプ ナイフ アウトドアナイフ Mora knife Companion Heavy Duty MG
- 最安値価格
- ¥2,860(amazon)
MOSSY OAK アウトドアナイフ シースナイフ フルタング構造 天然ウッドハンドル 全長275mm 登山 キャンプ トレッキング 釣り 家庭 DIY 防災用 専用シース付き
- 最安値価格
- ¥1,930(amazon)
シースナイフ サバイバル ナイフ アウトドア 日本ステンレス製 フルタング キャップ用 料理 釣り レザー革付き (KDJ)
モーラナイフ Morakniv Eldris Standard (Yellow)
- 最安値価格
- ¥4,510(amazon)
ナイフ アウトドア シースナイフ NedFoss ハンティングナイフ フィッシングナイフ フルタング構造 登山 地震防災 家庭用 狩猟 ウトドア 釣りナイフ 高級彩木ウッドハンドル (black-fox)
刃や握り部分にもこだわりたい!
刃や握り部分=グリップの素材も、購入前に確認するようにしたいですね。
サビにくいものを選びたいなら、ステンレス鋼が最もおすすめです。
鉄製の刃は、重みがあって切り割きがスムーズなのですが、メンテナンスをマメにおこなわなければいけません。
最近では、フッ素加工を施した切れ味の良い刃がリリースされていますよ。
柄=グリップ部分は、滑りにくくて握りやすいものを実際に触ってみて決めるのが一番です。
ネット通販で購入する際に、それができないのが大きなネックですね。
同じような素材のものを手に取って握ってみて、これなら!と思えるグリップに出会っているならOKでしょう。
手元に置いて長く使うアイテムですから、シンプルに使いやすいものがベストです。
鋭い刃が付いていて危険が伴なうので、握りにくいイメージを持ったフィッシングナイフなら、思い切って別のものに換える判断も必要になってきます。
それから切れ味の落ちてきたナイフや、刃こぼれが見て取れるナイフも、使い続けることをおすすめしません。
釣り場で万全の状態で使えるものだけを、手元に置くように努めてくださいね。
フィッシングナイフを使いこなして釣った魚を美味しく食べよう!
フィッシングナイフの使い方や選び方、おすすめアイテムを特集しましたが、いかがでしたか?
実はフィッシングナイフは、法律によって持ち歩くことが規制される対象になっています。
いわゆる刃物に当たりますから、刃渡り6センチ以上なら携帯すると銃刀法違反とみなされますよ。
6センチ以下のナイフでも正当な理由なく持ち歩いていれば、軽犯罪法に抵触してしまいます。
ここでいう正当な理由とは、例えば「釣りに行く・釣りで使う」はじゅうぶんに正当な理由になりますので抵触はしません。
もし警察官に呼び止められて質問されたら、保持している理由をしっかりと伝えるようにしましょう。
便利アイテムの関連記事はこちら
車にロッドホルダーがあると超便利!人気の便利アイテムを使ってみた!
釣りには車で出かけるケースが多いですよね。 たくさんのロッドを、リールを装着した状態で収納・運搬するのはたいへんです。 ヘンな置き方をしていて、ロッドティップが破損してしまっ…
FISHING JAPAN 編集部「ツール」カテゴリの人気記事
- バッカンってどんなふうに使うの?ダイワ・シマノなど便利なおすすめバッカン特集
- 自動ハリス止めって何?ラインを結ばなくてもサクッとハリ交換ができるアイテムとは
- 魚の臭いを秒で消す!効果バツグンの消臭アイテムを大紹介!意外なアレも効果あり?!
- ゴンズイは海に棲む危険生物!釣れたゴンズイを毒トゲに刺されないように扱うにはどうすればいいの?
- 釣り用ランディングネットの選び方!扱いやすい人気アイテムを徹底チェック
- ワカサギ釣りを圧倒的に快適な釣行にするアイテム特集!BMOジャパンのワカサギレールとリール台をオススメする理由とは?
- 初心者必見!フィッシンググローブとは?選び方や人気のおすすめモデルを解説
- 釣り用タックルバッグ特集!選び方とおすすめタックルバッグ20選をご紹介
「ダイワ」カテゴリの人気記事
- ダイワのレグザを使ってみた!汎用型スピニングリールの実力チェック
- ダイワ人気の19タトゥーラTWを実釣インプレ!オールラウンドに使えるベイトリール
- リバティクラブ ショートスイングで防波堤釣りを楽しみたい【ダイワ】
- マルチランディングポールは2024年ダイワから新発売の軽さと強さを備えたタモの柄!
- ダイワのプライムサーフで気持ちよく遠投しよう!飛距離や評判を大調査
- ダイワの磯竿ってどれを選べばいいの?人気シリーズからおすすめロッドをピックアップ
- 23レガリス登場!2023年フルモデルチェンジするダイワのスピニングリール
- ダイワのブラストLTが気になる!ショアジギングアングラーから高評価を受けている軽量スピニングリール
「シマノ」カテゴリの人気記事
- 24メタニウムDCの実釣インプレ特集!使用感+マッチしそうなおすすめロッドをチェック
- スコーピオンロッドでシーバスを釣りたい!おすすめの機種をピックアップ
- タフで扱いやすいスコーピオンロッドに2023年追加モデル登場【シマノ】
- ルアーマチックS86MLを使いこなしたい!モバイルタイプも登場したシマノのエントリーロッド
- 23メタニウム100のスペック+使い方を徹底特集!2023年シマノの新ベイトリール
- カルカッタコンクエストの使い方特集!どんな釣りに向いているの?
- シマノのホリデーパックで釣りたい!定番人気の万能竿からおすすめ番手をピックアップ
- シマノの電動リール特集!どの番手がどんな釣りにマッチするの?
「がまかつ」カテゴリの人気記事
- 山陰ヒラマサ釣りの伝統「タルカゴ釣法」に迫る 魅せられた達人が進化させた現在の姿を紹介
- これだけは知っておきたい海上釣り堀でタイやブリを釣るためのベーシックテクニック
- 藤原真一郎流ギガアジへの道。超大型狙いのアジング3原則
- 持っておきたいオススメ鯛テンヤカラー3選!一歩先行く鯛テンヤ徹底攻略術
- がま磯アルデナ特集!コスパ優秀ながまかつの磯竿を徹底チェック
- 道理を考えればへらぶな釣りはラクになる。杉本智也のチョーチンセット釣りシンプル思考に学べ
- 磯マダイ狙い3つの鉄則!新潟・粟島で見た異色のフカセ釣り攻略術
- ロクマルを量産するサカマタシャッドのミドスト用ジグヘッドが、なぜ『ホリゾンヘッドLG』なのか
DAILYランキング