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アユ釣りシーズン開幕!習性や釣り方&食べ方を知りたい!

FISHING JAPAN 編集部

夏の河川には、アユがいっぱい泳いでいます。

昔からおこなわれている友釣りの他に、最近ではルアーでアユを釣るアプローチに注目が集まっています。

ここでは、アユの特徴や習性、釣り方・食べ方について、詳しくご紹介しましょう。

アユってどんな魚なの?

アユとは、キュウリウオ目アユ科に属している淡水魚のことで、とても美しい魚体で知られています。

初夏のころになると、アユの若魚は体長が10cmから20cm未満程度にまで成長します。

全身が、グレーっぽい色で、そこにグリーンカラーが掛かっています。

アユの背ビレは黒系色で、胸ビレの後方に大きな黄色の楕円斑がひとつあるのが特徴です。

成熟していくと、体長は25cm程の大きさになります。

全身黄色味が強くなり、黄色の楕円斑もよりくっきりとしてきます。

アユの性別を見分けるのは難しいですが、尻ビレの前方がやや高く、尾ビレに近づくにつれて低くなっていく個体が、メスといわれています。

尾ビレに向かって真っすぐに伸びているのが、オスということになります。

2匹を並べて比べてみないと、なかなか判別するのは困難でしょう。

秋になると、繁殖期を迎えます。

成熟した個体には、オレンジ色と黒の婚姻色が浮かび上がります。

背から体側にかけては黒っぽくなり、メスよりもオスのほうが黒いでしょう。

アユの生息域は、東アジア一帯に分布しています。

低温で流れの早い水質を好む習性があるので、日本の河川に適応している淡水魚といえるでしょう。

アユは、テリトリー意識がとても強く、自分のテリトリーに入ってきた他のアユに対して、攻撃する習性も持っています。

その体当たりを上手く利用して、友釣りがおこなわれています。

河川の各地では、禁漁期間が定められており、解禁されるのは毎年6月から9月まで。

アユの成魚は、河川の中流域に移動します。

アユの稚魚は、孵化した後に河川を下り、海で冬を越してから、春になり水温が上がると河川の遡上をスタートします。

夏の間に、急速に成長し、成熟すると8月から12月にかけて下流域へ降り、浅瀬で産卵を済せてその短い寿命を終えます。

なんと、1年という短い寿命しかありません。

この点において、イカと同じです。

アユの釣り方を知りたい!

アユの釣り方は、テリトリー意識の強さを利用した、友釣りがよく知られています。

最近では、ルアーを使ってアユのテリトリー意識を刺激し、釣ることを盛んになっています。

アユイングゲームと命名され、それ専用のルアーや掛け針・ロッドなどがリリースされるようになりました。

確かにアグレッシブにアユを釣ることができるのですが、友釣りアングラーとの釣り場の住み分けをしっかりおこなわないと、トラブルの原因になりそうです。

また、全国のアユ釣り場では、ルアー釣りを許可していない河川があります。

事前に漁協に連絡を入れて、アユのルアー釣りが可能かどうか、必ず確認しましょう。

当然遊漁券の購入も必須で、定められたルールを守りながら、アユ釣りを楽しみたいものです。

アユの美味しい食べ方をチェック!

アユの食べ方を、詳しくチェックしてみましょう。

旬は、初夏からになります。

初夏の若アユは、骨が柔らかく非常に美味しいですから、丸ごと塩焼きに料理して食べてみましょう。

水質が良い河川に住むアユは、まるでスイカのような香りを漂わせます。

養殖のアユを嗅ぐと、このスイカのような香りは、ほとんど感じられないでしょう。

生食は可能ですが、横川吸虫という寄生虫が付いていることがあり、これを生のまま食べると危険です。

加熱調理しても身が柔らかく食べやすいので、やはり塩焼きや揚げ物・天ぷらなどに調理することをおすすめします。

アユの内臓を塩漬けにしたウルカは、珍味として食べられています。

アユをルアーで釣るのにおすすめのロッド&リールを選んでみた!

アユをルアーで釣るのに適している、おすすめのロッド&リールをご紹介しましょう。

ベイトタックルもリリースされていますが、キャスティングに慣れたいなら、スピニングタックルから入ると、ハードルは低いでしょう。

ロッドは、9ft前後の長さを持つブランクスのスピニングロッドがマッチします。

リールは、2500番サイズ前後のスピニングリールなら、ラインを豊富にストックすることができます。

PEラインをスプールに巻くケースが多いので、必ずショックリーダーラインを用意して、PEラインの先端に結ぶようにしたいものです。

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ダイワからリリースされているアユイングゲーム専用のスピニングロッド・ネオステージ アユイングシリーズのラインナップから、90MLS-S・4を選んでみました。

全長は、2.74mと、扱いやすい長さのブランクスに仕上がっています。

4ピース仕様で、仕舞寸法は73cmにまで縮まります。

ウエイトは、98gと軽めですから、操作性はバツグンに高いでしょう。

ブランクスの先径/元径は、0.8/10.7mmです。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら3lbから10lbまでで、PEラインなら0.4号から0.8号まで使えます。

ブランクスのカーボン素材含有率は、96.0%に設計されています。

実際に手に取ってみると、とても軽くてしなやかに曲がるブランクスに作られていると感じました。

継ぎ目で曲がり方がギクシャクすることはなく、アユが掛かってもバラシにつながることはないでしょう。

ガイドには、ラインが絡まりにくく、手返しのいい連続キャストを繰り出せるようになっています。

実売価格は2万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

アユのルアー釣り=アユイングゲームは、まだまだ始まったばかり。

今後どんどん新しいロッドが、リリースされるのは間違いなさそうです。

ダイワ(DAIWA) スピニングリール 23レガリス LT2500S-XH

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ダイワからリリースされている汎用型スピニングリール・レガリスシリーズのラインナップから、2500番サイズのエクストラハイギアモデルを選んでみました。

ギア比は6.2対1なので、ハンドル1回転につき87cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

ウエイトは、185gと軽めです。

最大ドラグ力は、5.0kgです。

ラインキャパは、PEラインなら0.6号を200m、モノフィラメントラインなら4lbを150m巻けます。

ハンドルアームの長さは、50mmです。

ボールベアリングは、5個搭載されています。

実際に手に取ってみると、とても軽くて扱いやすいスピニングリールだと感じました。

ハンドルの巻き心地は滑らかで、ローター回転もとてもスムーズです。

これなら糸フケが発生しても、あっという間に回収してしまえるでしょう。

実売価格は9千円台と、とても低価格な設定に抑えられているのが嬉しいです。

2500番サイズのスピニングリールがあれば、アユイングゲームはもちろん、海のエギングゲームやシーバスゲーム・チニングゲームなどに転用できます。

バス釣りにもちょうどいい番手なので、1台持っておくと重宝するでしょう。

アユの習性を知ってさまざまな釣りスタイルを楽しもう!

アユの特徴や習性・釣り方・食べ方や、おすすめのルアー釣り用スピニングタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

河川のアユ釣りでは、各地で定められたルールがあります。

これをしっかり遵守して、他のアングラーに迷惑の掛からないように行動しましょう。

釣れたてのアユは、締めてからクーラーボックスに保管して持ち帰ると、美味しく調理することができます。

よく冷えるクーラーボックスも、夏場の必需品といえるでしょう。

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