鮎タビってどれを選べばいいの?中割や中丸タイプなど人気メーカーからおすすめ10選
鮎釣りを楽しむためには、専用のシューズ=鮎タビを履かなければ、安定した姿勢で鮎竿を振ることができません。
でも、鮎タビにはどんな種類があって、どれを選べばいいのでしょう?
そんな疑問にお応えするのが、今回の特集です。
ダイワやシマノなど鮎釣りアイテムを豊富にリリースしているメーカーからも、数多くの鮎タビが発売されていますから、形やカラー・ソールのタイプなどにこだわって選んでみたいですよね。
鮎タビとは
鮎タビとは、鮎釣りをするために作られた、専用のシューズのことです。
鮎釣りは、河川の中に立ちこんで釣りをするケースがほとんどですから、通常の靴のまま水に入るわけにはいきません。
しっかりと防水仕様になっていて、なおかつ足裏パーツのソールが滑りにくくなければ、危なくて歩くことすらできないできないでしょう。
「長靴とかじゃダメなの?」
隙間から水が浸入して、1歩1歩が重い足取りになってしまいますよ。
「ゴム底のラジアルタイプなら滑らないんじゃないの?」
河川の中で早い流れとなる瀬では、底にびっしりと丸い石が並んでいますし、その表面には苔や藻が貼り付いていることが多いです。
そんな上に足を乗せたら、ゴム底頼りでは歩を進めることが難しいでしょう。
そこで鮎釣りに欠かせない、専用の靴=鮎タビが必要になってくるのです。
さまざまなサイズが用意されていますし、ソールにフェルトやスパイクを採用しているものもありますよ。
鮎タビの選び方をチェック
鮎タビには、3つのタイプが用意されています。
まずはカッコイイ外観のシューズタイプ。
見た目は通常のハイカットシューズと変わりませんから、鮎タビ!という印象は受けないものばかりです。
それから中割タイプ。
これは鮎タビの内部が2つに分かれていて、親指とそれ以外の指が別々に包まれるように作られています。
このメリットは、川底の変化をしっかりと足裏でホールドできること。
すなわち、接地感を増して滑りにくくする狙いがあります。
ただデメリットとしては、厚めのソックスを装着した状態で履くと、足指の圧迫感が強くなってしまうことが挙げられます。
長時間鮎釣りをするのに、足回りに違和感を持ったままではツライですよね。
ソックスも中割タイプにして、ちょっぴり薄手のものにすれば、違和感を解消することができるでしょう。
そして最後に挙げるのが、中丸タイプ。
シューズタイプもこの中丸タイプに含まれるのですが、足指を割る仕切りが存在せず、そのまま履くことができます。
当然足にかかる負担は軽減されてますが、川底をしっかりととらえる接地感は薄らいでしまうでしょう。
鮎タビのソールにも注目
鮎タビを選ぶ上で、もうひとつ着目したい要素が、底面=ソールのタイプです。
ソールが滑りやすいままだと、鮎釣りで姿勢を安定させることができなくなります。
そこでよく用いられるのが、フェルトですね。
これなら滑りやすい苔や藻の上から踏んでも、しっかりとグリップできるでしょう。
最近では、このフェルトにカットが刻まれたものや、スパイクピンが加えられたものが加わっていますよ。
より一層滑りにくくなって、鮎釣りに集中できるでしょう。
ただし、ソールは履くほどに劣化してきますから、定期的は貼り換える必要があります。
剥がしやすく貼りやすい、メンテナンスのカンタンな鮎タビを選ぶようにしたいですね。
人気メーカーから発売中のおすすめ鮎タビをピックアップ
それではおすすめの鮎タビを取り上げてみましょう。
コスパ優秀なものから、有名メーカーのハイエンドモデルまで、特徴のある鮎タビを並べました。
自分に合ったものを、じっくりと検討して選んでくださいね。
購入時には、釣具店に出向いて試着することをおすすめします。
その際には、実際に装着するソックスも持参しておきたいものです。
ダイワ(DAIWA) 鮎シューズ F1スペシャルシューズ(先丸) ブラック 25.5 F1SP-1080 鮎釣り
- 最安値価格
- ¥16,313(Yahoo!)
ダイワから発売中のシューズタイプの鮎タビです。
紐が露出していない、フロントカバーシステムを採用していますよ。
ローカットのインナーシューズになっているので、足首周りの動きが邪魔されることはありません。
またダイワ独自のスピードフィットシステムによって、ワンタッチロックできますし、靴ヒモ結びを何度もおこなわなくて済みます。
一体式のキュービックセンサーソール=フェルトスパイクソールを搭載していて、キュービック形状の溝が足裏の屈曲性を向上しています。
3D立体成型カップソールは、つま先の圧迫や前後からの衝撃を防いでくれますし、二重折り返しのサイドウォールによって縫い目が見えないのもメリットといえるでしょう。
初心者の人にもおすすめのスペックですね。
一体式のキュービックセンサーソールを使った、ダイワの鮎タビです。
フェルトソールなので、さまざまなシチュエーションで活用できますよ。
キュービック形状の溝が刻まれていますから、屈曲性が素晴らしく、一体式なのでグリップ力が増しています。
とても歩きやすいので釣り場での疲れを抑えてくれるでしょう。
つま先ガードは、硬質ラバータイプになっていて水圧から守ってくれますし、内側はパイルジャージ仕様なので、クッション性が高いのがメリットです。
キックオフ仕様でカンタンに脱げますし、足のズレをパワーストラップ構造が抑えてくれます。
実売価格が1万円を切るのも、大きな魅力ですね。
ダイワ(DAIWA) 鮎シューズ F1スペシャルシューズ(先丸) マスターブラック 26.5 F1SP-1080 鮎釣り
- 最安値価格
- ¥11,660(Yahoo!)
靴ヒモを結ぶのが不要のワンタッチロックを装備している、ダイワの鮎タビです。
人工皮革を使っていて、ベリピタロックシステムを採用していますよ。
これにより足元の安心・安全・タフネスを実現しているので、鮎釣りに集中することができます。
シマノ(SHIMANO) ジオロック・カットピンフェルト・ウェーディングシューズ FS-002N グレー 25
- 最安値価格
- ¥17,710(Yahoo!)
シマノのカットピンフェルトを使ったシューズタイプです。
鮎釣りはもちろん、渓流釣りなどのウェーディングにも対応できるのが嬉しいですね。
カットピンフェルトのソールは、岩やゴロタ石の上に足を乗せた際の安定感に差が出ます。
滑りにくく屈曲性にも長けているので、鮎を掛けてからのやり取りを余裕を持ってこなすことができるでしょう。
つま先にはラバー素材を採用して耐久性を高めたり、シューズの開口部を大きめに取って脱ぎ履きをスムーズにおこなえるように作られています。
イージーリリース・シューレースシステムによって、結んだ紐を緩めるのがカンタン。
実売価格は2万円台と、じゅうぶんリーズナブルな内容に仕上がっています。
シマノ(SHIMANO) 鮎タビ ジオロック・フレックス 3Dカットフェルトタビ リミテッドプロ (中割) FT-011S ブラック S
- 最安値価格
- ¥9,989(Yahoo!)
中丸タイプのシマノの鮎タビです。
ソールにカットフェルトを採用しているので、フェルトの切れ目が川底の複雑な変化をしっかりとホールドしてくれるでしょう。
とても歩きやすい鮎タビですから、鮎釣り初心者の人で川の中を積極的に歩き回りたい人に適しているといえますね。
足先は中丸タイプですから、足指の自由度が確保されていて長時間の鮎釣りにも疲れにくくなっていますよ。
またEVAクッション材を搭載しているので、足に優しい作り込みが施されています。
実売価格は1万円を切る設定ですから、コスパ優秀な鮎タビですね。
シマノ(SHIMANO) ジオロック・3Dカットピンフェルト鮎タビ(中割) ブラック LL TA-061R
- 最安値価格
- ¥15,104(Yahoo!)
シマノのカットピンフェルトソールを用いた鮎タビです。
中割タイプなので、川底をきっちりとらえられますし、滑りにくいでメリットがあります。
裏側はパイルジャージ生地になっていて、クッション性・肌触りの良さが確保されています。
センターファスナーですから、着脱はスムーズにおこなえますよ。
がまかつから発売中の中割タイプの鮎タビです。
ソールはフェルトで縦横にラインが走っており、前後左右のグリップ力を向上させていますよ。
厚切りソールなので、摩耗に強く長く使えるのがいいですね。
つま先や底周辺の補強が施されているので、水圧や石から足をガードしてくれます。
がまかつ(Gamakatsu) フィッシングシューズ フェルトスパイク パワータイプ L ブラック×ゴールド GM-4514
- 最安値価格
- ¥14,750(Yahoo!)
3本のファスナーベルトを採用している、がまかつのフィッシングシューズです。
これなら着脱のしやすいので、移動の途中に調整するのにも適していますよ。
ソールは吸盤状のラバーを付加したフェルトスパイク構造で、滑りやすい川底でも安定感をもたらしてくれるでしょう。
水中に立ち込んで滑りにくいので、初心者の人にもおすすめです。
中割タイプのリーズナブルな鮎タビです。
つま先のガードが丈夫なので、安心して歩くことができますよ。
ソールがフェルトのコスパ優秀な鮎タビです。
予備用としてクルマに積んでおくのに活用したいですね。
鮎タビをしっかり選んで鮎釣りを楽しもう!
鮎タビの選び方や各部のスペック、おすすめ機種をご紹介しましたが、いかがでしたか?
河川はとにかく滑りやすいので、鮎釣りを楽しむ上で姿勢の安定は必須条件です。
自分の足にきちんとフィットした鮎タビを選んで、まずは歩く練習から始めてください。
鮎竿を持った状態でバランスよく歩くことができるようになれば、鮎を釣り上げるのは時間の問題でしょう。
隣りに立つアングラーとの距離も、じゅうぶんに取るように心がけたいですね。
鮎の関連記事はこちら
鮎釣り入門編!竿に仕掛けをセットしよう!鮎釣り仕掛けの注意点やコツをご紹介!
鮎釣りを始める時、どんな仕掛けを使うのか悩んでいませんか? 鮎釣りの仕掛けには、竿を伸ばすだけの作業の中にも、注意したい事やコツがあります。 ここでは初心者の方の為に、失敗し…
森川学アユ釣りタイツって何を履いてる?暑い夏にネオプレンのタイツは暑すぎる!真夏限定のライトスタイルに最適なタイツをご紹介!
真夏のアユ釣り、アユタイツの中は汗でベタベタになりますよね・・・ 肌の弱い方は、汗疹が出来たりかぶれたりと大変です。 そんな方の為に、最適なタイツが発売されています! 実は…
森川学「鮎釣り」カテゴリの人気記事
- オトリミノーに2024年新カラーバリエーション登場!ジャッカルの鮎釣り用ルアー
- アユ釣りタイツって何を履いてる?暑い夏にネオプレンのタイツは暑すぎる!真夏限定のライトスタイルに最適なタイツをご紹介!
- 鮎タビってどれを選べばいいの?中割や中丸タイプなど人気メーカーからおすすめ10選
- 鮎釣りってどんなふうに始めればいいの?【初心者必見】
- 9mの攻め幅に8.5mの操作性。北村憲一さんオススメの鮎竿8.8mの実力とは?
- ネオステージAYシリーズに2024年新アイテムが追加!アユイングゲーム用ロッド
- 鮎の友釣り用仕掛けってどうなっているの?初心者にも扱える鮎釣り仕掛け特集
- 鮎竿のおすすめってどれなの?ダイワ・シマノ・がまかつなど人気メーカーロッド10選
DAILYランキング