バイブレーションルアーの使い方特集!バス&シーバスに効くおすすめアイテムをピックアップ
真正面から見ると、薄い幅の印象が強いルアーといえば、バイブレーションでしょう。 真横から見れば、フラットで木の葉のような形をしています。 これがひとたび水中に入れば、小刻みで…
FISHING JAPAN 編集部レイドジャパンからリリースされているバイブレーションルアーといえば、レベルバイブシリーズでしょう。
ブーストやビッグ・カウンターなど、数多くの派生・発展タイプが作られています。
ここでは、最もベーシックなノーマルタイプのレベルバイブにスポットを当てて、その特徴や使い方をチェックしてみましょう。
目次
レベルバイブとは、レイドジャパンからリリースされている、バイブレーションルアーのことです。
全長は53mmと、とてもコンパクトなフォルムに仕上がっています。
ウエイトは3/8ozクラスなので、11g前後でしょうか。
他のバイブレーションルアーと比べても、小さいイメージなので、これって飛ぶのかなぁ?というのが第一印象でした。
実際にベイトタックルに組んでキャストしてみると、そういう考え方は一瞬で一掃されます。
空気抵抗が上手く処理されているのか、ほとんど回転せずに低弾道でぶっ飛んでいきます。
じゅうぶんな飛距離は、トレース可能なゾーンを広げてくれるので、広範囲のバスにアピールできることになります。
キャストして着水、そのまま放置するとすぐに着底しますが、あまり根掛かりしません。
アゴがボトムと接していて、横倒れしにくいウエイトバランスになっているからでしょう。
この姿勢からリトリーブを開始、小刻みな振動はスタート時点から発生していて、手元にブルブルと伝わってきます。
頭部が何かに触れたり、魚が触れてきたら、この振動がスッと消えますから、フッキング動作へ移行する合図ととらえていいでしょう。
かなり浅い水深エリアでキャスト&リトリーブを繰り返しても、ほとんど根掛かりせずに回収できてしまいます。
シンキング仕様なのに、クランクベイト並みの引っ掛かりの無さは、オカッパリアングラーにとって大きな武器になるのは間違いありません。
レベルバイブの使い方として、最優先で覚えてもらいたいのが、早巻きです。
キャストしてクラッチをつなぎ、リールハンドルをハイピッチで回してください。
結構なスピードで回しても、水面から飛び出してしまわないのがありがたいですし、引っ掛かりにくさも効いています。
ルアーの回収も早まるので、次のキャストを実施することができ、釣れる確率はその分アップするでしょう。
早巻きの際の安定感はバツグンで、波動もしっかり発生しています。
春先から秋にかけて、長い期間有効に使えるアプローチとして、自分の釣りスタイルに活かしてください。
レベルバイブの早巻きを実践している動画を見つけましたので、じっくりチェックしてみましょう。
レベルバイブを実際にフィールドで使ってみました。
おすすめの釣り場は、比較的浅い水深エリアが長々と続く、河川や水路です。
日陰は少ないものの、バスがあちこちに点在している確率が高く、レベルバイブを投入するメリットがあります。
廃棄ゴミや沈木なども多いですが、レベルバイブの早巻きアプローチなら、上手くかわせるかもしれません。
ロングキャストする際は、背後に障害物がないか確認してください。
水路の場合は、通行する人がいるかもしれないので、周囲を見回してからロッドスイングに移るようにしましょう。
対岸までカンタンに届くはずですから、岸沿いに飛距離を伸ばすほうが、バイトを得られそうです。
実はレベルバイブ、バス釣りだけでなくシーバスゲームにも効果があります。
水路でキャストしているとき、海水が入ってくる汽水域に踏み入った経験があります。
その際、強烈なバイトからの横走りに遭遇し、何とか引き寄せてみたら、70cmクラスのシーバスでした。
レベルバイブはがっつり丸飲み状態で、めちゃめちゃ引いて楽しかったです。
膨張色系から反射系まで、どのカラーでもほぼ均等にシーバスが反応してきました。
足場の高いところが多いので、ランディング用ネットは必ず持参してください。
水門や堰などが絡むエリアのほうが、シーバスの魚影は濃く感じます。
レベルバイブをさまざまな釣り場でロングキャストするのに、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
太いラインで手返しよくキャストをキープするには、Mパワー前後のブランクスを持ったベイトロッドがマッチします。
リールは、14lb前後のモノフィラメントラインを巻いた、軽めのベイトリールを用意してください。
AbuGarcia (アブガルシア) ベルサート (Versart) VERC-67ML バスロッド ベイトロッド
アブガルシアブランドからリリースされている、汎用性の高いベイトロッドです。
MLパワーブランクスなので、しなやかに曲がってルアーを遠くまで運んでくれます。
全長は2.01mで1ピース仕様、標準自重は104gと軽くなっています。
軽さは、高い感度を生み、疲れにくく集中力を高めてくれます。
適合するルアーウエイトは5gから15gまでですから、レベルバイブをロングキャストするのに向いているでしょう。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら12lb前後まで対応可能です。
ブランクスはファーストテーパーなので、実際に手に取ってみると、適度な張りを保持しています。
硬過ぎる感じはなく、掛かった負荷に対してしなやかに曲がり込んでいくイメージです。
サイドハンドやバックハンドで振り回したとき、美しい弧を描いて背中近くまで曲がりますから、その反発力を上手く活かしてキャストしてみましょう。
前方に押し出すようなフォロースルーをおこなえば、アキュラシー精度の高いキャストを繰り出せるでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
グリップ周りはスリムなデザインですから、さまざまな種類のベイトリールを装着できそうです。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 20 SLX DC 71 LEFT ミノー バイブレーション バズベイト ビッグベイト
DCブレーキを搭載してバックラッシュトラブルを抑えた、ロープロファイル系ベイトリールです。
ギア比は6.3対1ですから、ハンドル1巻きにつき67cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.5kgで、自重は210gと軽め。
スプール寸法は、直径が34mmで幅が22mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら12lbを100m巻けます。
ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは6個装備しています。
実際にロッドに装着して使ってみると、DCブレーキによる制御はきっちりしていて、ほとんどバックラッシュが発生しない状態になります。
やや制御力が強めで、飛距離が抑えられてしまっている印象がありましたが、少しずつブレーキ調整して緩めていくことで、飛距離を伸ばすことができました。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
まだDCブレーキを体感したことのない人なら、このベイトリールから始めてみてはいかがでしょう。
レベルバイブの特徴や使い方、おすすめのタックルを取り上げましたが、いかがでしたか?
シャローフラットな釣り場を見つけたら、活性の高い魚から釣り上げていくのがセオリー。
小刻みな振動で引き寄せるチカラを持ったレベルバイブなら、効率よくバイトを拾っていくことができるでしょう。
魅力的なカラーバリエーションも揃っているので、上手くローテーションしながら釣り当日の当たりカラーを見つけてください。
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