プランキングバサースプークで冬バス攻略!オールドヘドンファン待望の復刻モデル
バス釣りでトップウォーターゲームを楽しんでいる人なら、ヘドンのオールドルアー・バサーをよくご存じでしょう。 下アゴが前方に鋭く突き出していて、正面からの水流を受けて水没すること…
FISHING JAPAN 編集部水面でもがく虫に反応するバスなら、レイドジャパンからリリースされているマイクロダッジで攻略できるはず。
ここでは、人気のトップウォーターアイテム・マイクロダッジを実釣に投入して、その特徴や使い方をご紹介しましょう。
キッチンに置いてある食品用測りに乗せてみると、単体の重さはちょうど6gでした。
ということは、太いライン+スピニングタックルと組み合わせると、飛距離を稼ぎつつカバー攻略ができそうです。
目次
マイクロダッジとは、レイドジャパンから新しく発売された、軟質ボディのトップウォータールアーのことです。
左右に羽根が付いているので、いわゆるハネモノ=クローラーベイトのカテゴリーに含まれるでしょう。
全長は55mmと、とてもコンパクトなフォルムになっています。
釣具店やネット通販サイトで購入してみると、なんと1パッケージに3個も入っていました。
ひとつ取り出して、細部をチェックしてみます。
まず注目したのが、ボディ本体そのもの。
指でつまむと、フニャフニャの柔らかさです。
でもワーム素材ではなく、エラストマーと呼ばれている軟質材で、高い浮力が備わっています。
水面に置くと、沈まずに浮いているので、トップウォータールアーを作るのにとても適していることに。
引っ張ってもなかなか千切れませんから、ワーム素材よりもコシがあり、耐久性は高いといえそうです。
これならキャストして岩やコンクリートにぶつけても、跳ね返ってくれるでしょう。
次に気になったのが、左右に突き出している羽根パーツ。
これはボディより少し硬めに作られていて、じゅうぶんな張りがあります。
試しに右側の羽根だけをつまんで、強めに引っ張ってみると、なんとボディ内部で左側の羽根とつながっていました。
そのまますっぽ抜けることはなく、丁度真ん中の部分に四角い突起物が付いているので、ボディ中央部にとどまるように設計されています。
もしキャストの衝撃でズレるようなことがあれば、元に位置に戻してから再度キャストするようにしましょう。
羽根パーツとボディの隙間に、瞬間接着剤を数滴垂らしておいたら、ズレにくくなりました。
マイクロダッジの腹部には、大きなスリットが刻まれています。
大人の指先ぐらいなら、余裕で差し込めるほどのサイズです。
このスリットに沿って、オフセットフックの2/0番程度を装着してください。
ワームに装着するのと、全く同じ要領でかまいません。
ハリ先が突き出る背中側にも、スリットと同じ効果を持つ凹みが設けられています。
ここにハリ先を隠しておけば、カバーに引っ掛かるトラブルを抑えることができるでしょう。
ボディの最後尾には、フライマテリアルのティンセルが付いていて、微細な揺れを発生しながらバスを誘います。
マイクロダッジを実際にフィールドでキャストしてみました。
既存の大きなクローラーベイトのように、豪快な引き波やバタバタしたアクションは得意ではありませんが、ステディリトリーブで見事なクロールを泳いでくれます。
圧巻だったのは、点の動き。
一旦泳がせるのを止めて、その場でシェイクしてはまた止める!を繰り返します。
繊細な波動は広がりつつも、移動距離は短いので、点で誘うことができます。
もし浮遊している木や藻などを見つけたら、その隣りで点シェイクを繰り返してみてください。
放置した瞬間に、バスが丸飲みしてくれるかもしれません。
実際に複数匹フッキングしましたが、羽根パーツやボディが破損してしまうことはなく、使い続けることができました。
マイクロダッジをラインに結んでキャスト、バスを誘い出すのに適しているおすすめタックルを、取り上げてみましょう。
ルアーのウエイトから考えると、スピニングタックルがマッチします。
カバー周りを攻めるので、PEラインの1号を巻いてから、先端に2号前後のショックリーダーラインを結んでください。
ショックリーダーラインにはナイロンを用いると、水面に浮かんで扱いやすいでしょう。
スコーピオンシリーズのスピニングロッドで、2mに満たない長さが扱いやすいモデルです。
全長は1.98mに設計されていて、継数は2本。
仕舞寸法は130.0cmと、ワンアンドハーフになっています。
自重は117gと軽めで、先径は1.6mmです。
適合するルアーウェイトは、5gから15gまでなので、マイクロダッジをキャストするにはベストマッチでしょう。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら5lbから12lbまで。
PEラインなら、1号前後はじゅうぶん使いこなすことができました。
グリップの長さは231mmで、ブランクスはレギュラーテーパー。
ブランクス素材のカーボン含有率は、98.7%です。
実際にフィールドで使ってみると、とても張りがあってパワーに満ちている印象です。
魚に引っ張られても、しっかりと耐えて伸されてしまわない感じが頼もしいです。
キャスティングの際に、ライトラインがガイドに絡まってしまうことはなく、安定したキャストを続けられるようになっています。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
グリップのコルクが握りやすく、濡れた手でも滑れにくいのも、大きなメリットといえるでしょう。
130.0cmの仕舞寸法なら、宅配便で配送しやすいですし、航空機での移動にも重宝します。
ステラシリーズにラインナップされている、2500番のコンパクトサイズです。
ラインキャパは2500番で、トータルウエイトやボリュームが小さくなっていますから、使い勝手は向上しています。
ギア比は6.0対1で、ハンドル1回転につき81cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は、2.0/3.0kgです。
自重は180gと軽めで、スプール寸法は直径が43mmでストロークが13.5mmです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら5lbを110m巻けます。
PEラインなら、0.6号を200m巻けます。
実際に使ってみると、とても小さくまとまっていて、応用範囲の広いリールに仕上がっている印象です。
やや最大ドラグ力が低いものの、剛性・耐久性の高さでカバー周りの釣り方に使えるでしょう。
小刻みなシェイクなどのロッドワークを繰り出しやすく、安定した巻き心地も一度使うとクセになります。
実売価格は6万円台と、ハイエンドスペックに見合った価格帯に設定されています。
細めのPEライン+ショックリーダーラインでアプローチを仕掛ける際に、頼りになる1台です。
マイクロダッジの特徴や実釣インプレ、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
メーカー希望販売価格は、1,350円です。
カラーバリエーションは10種類用意されているので、釣り場のシチュエーションに合ったものを選ぶようにしてください。
高比重ワームのノーシンカーリグは、当然水に沈んできますが、ウエイト的にはこのマイクロダッジと似ています。
水面に浮かぶノーシンカーリグのイメージで、積極的にキャストを繰り出してみると、ビッグバスに遭遇できるかもしれません。
プランキングバサースプークで冬バス攻略!オールドヘドンファン待望の復刻モデル
バス釣りでトップウォーターゲームを楽しんでいる人なら、ヘドンのオールドルアー・バサーをよくご存じでしょう。 下アゴが前方に鋭く突き出していて、正面からの水流を受けて水没すること…
FISHING JAPAN 編集部バス釣りをトップウォーターで楽しみたい!おすすめの時期やタックルを徹底特集
バス釣りには、さまざまな釣り方が用意されています。 水中に棲むバスを釣るのに、ルアーを沈めてバスを迎えに行く方法や、ルアーを水面に浮かべて誘い寄せる方法など。 どの釣り方も奥…
FISHING JAPAN 編集部DAILYランキング