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ヤリイカ釣りの「2.3号」ってどうなの?NAORYがサイズアップした理由と使い分けのコツ
こんにちは!YAMASHITAスタッフの山口です。
冬から春の夜遊びといえば、堤防でのヤリイカ釣り。繊細なアタリを掛けた時のズシッとした重みや、持ち帰って食べるお刺身の甘みは、一度経験すると病みつきになります。
この釣りの定番アイテムにYAMASHITAの「NAORY レンジ」がありますが、昨年のリニューアルを機に「2.2号」が「2.3号」となりました。「たった0.1号の差で何が変わるの?」と思うかもしれませんが、実はこれ、現場でよく起こる「あ、バレた!」を減らすための、かなり現実的な工夫の結果なのです。
今回は、2.3号への変更点や、実際に現場でどう使い分ければいいのかを、釣り人目線で解説します!
目次
良型ヤリイカを逃さない!2.3号が手に入れた「強靭なフック」の安心感
以前の2.2号に比べて、現行の2.3号はボディが少し長くなっています。これ、単に「大きくして目立たせよう」という話ではなく、実は「針(笠針)」を強くするための工夫でもあるのです。
ヤリイカは身が柔らかいですが、良型になるとジェット噴射のパワーは意外と強烈です。小型のエギに付いている細い針だと、寄せている最中に針が伸びてフックアウト…なんてことも珍しくありません。
そこで2.3号では、針を太軸にして強度をグンと上げています。ただ、針を重くするとエギが尻下がりになったり、沈むバランスが崩れたりしてしまいます。その増えた針の重さを支えるために、ボディを少し長くして浮力とバランスを整え直した結果が「2.3号」というサイズなのです。すべては「掛かったイカを確実に仕留めるため」の設計変更というわけです。
また、ヤリイカの回遊があった時に連続で釣っていると、見た目は大丈夫そうでも、実は針が少しずつ外側に開いてしまうことがあります。「さっきまで完璧に掛かっていたのに、急にバラしが増えたな…」という時は、この目に見えにくい針のダメージが原因なことも。
2.3号の強化された太軸針なら、ハードに使い続けても針の形が崩れにくく、時合いの最中に「いつの間にかバレやすくなっている」というトラブルを未然に防いでくれます。

小さなエギにはない「アピール力」という武器
NAORYには1.5号や1.8号といったさらに小さなサイズもありますが、2.3号を使うメリットは「強さ」だけではありません。
ヤリイカ釣りは回遊待ちの要素が強いため、まずは遠くにいるイカにエギの存在を気づかせることが重要です。1.5号や1.8号と比べると、2.3号はひと回りシルエットが大きくなる分、水中での存在感(アピール力)が格段にアップします。
特に潮が濁っている時や、街灯がない暗いポイントでは、この「サイズが生むアピール力」が大きな武器になります。「まずは2.3号で遠くのイカを呼び寄せ、どうしても抱かない時にサイズを落とす」という戦略が組めるのも、2.3号という基準のサイズがあってこそです。

潮が速い、風が強い…そんな時に「重さ」が効く
ヤリイカのポイントは、どうしても潮通しが良くて風が吹き抜けるような場所が多くなります。軽いエギだと流されすぎて何をしているか分からなくなりますが、2.3号の重みがここで生きてきます。
| サイズ | 重量 |
|---|---|
| 2.3S(シャロー) | 8.3g |
| 2.3B(ベーシック) | 10g |
| 2.3D(ディープ) | 11g |
例えばベーシックで10gあれば、ライトゲーム用の竿でしっかり沖まで飛ばせますし、手元に「今、潮を噛んでいるな」という感覚が伝わりやすい。特に足場の高い堤防や磯場では、糸が風に煽られてエギの挙動がボヤけがちですが、2.3号なら穂先にしっかりと重みを感じ、水中と自分が繋がっている感覚を維持できます。
「沈むスピード」の使い分けでタナを探る
ヤリイカも含め、ツツイカはコロコロと泳ぐ層(タナ)が変わります。2.3号の中でタイプを使い分けるのが、イカを釣る一番の近道になります。
| サイズ | 沈下速度 |
|---|---|
| 2.3S(シャロー) | 約5秒/m |
| 2.3B(ベーシック) | 約2.5秒/m |
| 2.3D(ディープ) | 約2秒/m |
特に足場の高い場所だと、糸が風に引っ張られてエギがなかなか沈まないことがよくあります。そんな時は「エギを大きくしたくないから」と軽いものを使い続けるより、迷わず2.3D(ディープ)に替えて、素早く沈める方が早く正解に辿り着けることもあります。
2.3号のポテンシャルを引き出すタックルバランス
2.3号の重みと繊細さを両立させるには、タックル全体のバランスが鍵になります。
【ロッド】
10g前後のリグを扱えるメバリングロッドや、Lクラスのライトエギングロッドが扱いやすいです。
【リール】
2000番程度のスピニングリールを使用します。ツツイカ狙いであれば十分な大きさです。大きすぎると重くなり全体の感度が下がってしまいます。
【ライン】
0.4号~0.6号が理想です。太すぎると潮や風の抵抗を受けてエギが沈まなくなり、2.3号の利点が消えてしまいます。
【リーダー】
基本はフロロカーボンの1.5号~2.5号。磯場など根が荒い場所では太めを使用します。

まとめ
2.2号から2.3号への変化は、現場の「バレる」「沈まない」という不満を拾い上げた結果とも言えます。太くなった針と、それを支えるための新しいボディバランス、そして高いアピール力。
今シーズンのヤリイカ釣行、まずはこの2.3号の使い分けから始めて、その快適さを体感してみてはいかがでしょうか。


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