シーバスタックル最新アイテムの選び方!初心者におすすめのタックル徹底考察
これからシーバスゲームを始めたい初心者の人に、どんなタックルをおすすめすればいいのでしょうか。 シーバスタックルは、高価なものから、比較的安価なものまで様々。 いきなり高価な…
FISHING JAPAN 編集部シーバスゲームを楽しむ際に重要なのは、居場所の目星をつけてからアプローチを開始することです。
ここかな?と絞り込んだら、シーバスの反応を確かめるために、さまざまなルアーを投入してみましょう。
中でもバイブレーションルアーは、昼夜を選ばず活躍してくれます。
その特徴や使い方について、詳しくご紹介しましょう。
目次
シーバス用バイブレーションルアーには、さまざまなサイズ・重さ・カラーが用意されています。
どれも万遍なく使うことはできないので、比較的価格の安いものなら複数種類保持しやすいでしょう。
サイズは、小さいフォルムのもの、すなわちシーバスにとってひと口サイズのものを必ず1個は持つようにしたいものです。
理由は、シーバスの習性にあります。
大きいもので1mを超える体格のシーバス、さぞ荒々しい性格かと思いきや、意外と繊細で臆病な一面を持っています。
圧倒的に自分が有利な立場でないと、口を使わないケースが驚くほど多いのです。
ラインに結ぶバイブレーションルアーがひと口サイズなら、そのタイトな振動と相まって、シーバスに優越感のようなものを与えるのは間違いないでしょう。
こいつなら追いかければ食える!と瞬時に思わせるのが、とても重要です。
その演出のために、50mm前後の小さなバイブレーションルアーを選ぶようにしましょう。
重さは5g前後になるでしょうか、それをキャストできる柔らかめのロッドとライトラインを巻いたスピニングリールを準備して、シーバスが潜んでいそうなポイントをひとつずつ叩いていきます。
昼間なら、日陰を丁寧に探ります。
夜なら、護岸の変化を探ってみてください。
キャストして、やや沈めてからリトリーブを開始します。
ボトムまで落とし込む必要はなく、自分の中でカウントダウンしながら、任意のタイミングでリールハンドルを回し始めればいいでしょう。
50mmサイズからスタートして、徐々にサイズアップしていくと、シーバスの反応が変わります。
カラーを切り換えるよりも有効な場合があるので、70mmサイズや90mmサイズは、ローテーション用としてタックルボックスに入れておくと有効です。
ほんの少しボディサイズをアップするだけで、水流の影響を受けやすくなります。
カバーやストラクチャー周りで躍らせていて、アタリが遠退いたなと感じたら、そのポイントから直近の水流の強いエリアへ、70mmや90mmサイズのバイブレーションルアーを投入してください。
ボディを揺らしてバランスを崩し、そこからいつもの振動へと復元していく様子を晒しながら、水流の中でシーバスにアピールを繰り返してくれます。
背中にヒレの突起のあるデザインなら、正面からの水流を突起の分だけ跳ね上げて、ヒレを超えた辺りから下に向けて強い流れが発生するようになります。
その流れを最後尾部分で切ることになるので、絶妙な震えが発生し、シーバスをより一層誘ってくれるでしょう。
ロッドティップを持ち上げるだけで、その誘い要素を膨らませることが可能です。
シーバス用バイブレーションの使い方で効果的なのは、ただ巻きアプローチです。
ただし、昼間はカバーやストラクチャーに沿って実践するほうが、バイトの可能性は高まるでしょう。
樹脂製のボディで、できるだけ薄いシェイプのものを用いると、スローにただ巻きしてもしっかりと振動を繰り返してくれます。
ロッドティップや手元に伝わってくるその振動が急に途切れたとき、シーバスのチェイスが発生したと判断してください。
すぐにフッキング動作に移ると、すっぽ抜けてしまう率が高いので、ラインテンションを張り詰めてからロッドワークを開始するようにしたいものです。
ラインスラックを素早く消すために、ハイギア寄りのスピニングリールを選んでおきましょう。
シーバス用バイブレーションルアーには、極端に薄い構造をした、鉄板系のものが用意されています。
重さを増しても薄さは損なわれず、飛距離を稼ぎつつ着底するのも早いですから、手返しのいいアプローチを実践することが可能です。
ボトム付近を丁寧に探れることから、スピンテールジグと相まって、昼間のシーバスゲームで活躍してくれます。
側面がフラットなので、光の反射を考慮したシルバー系やゴールド系、レーザーフィニッシュ系のカラーリングのものが多いです。
アプローチの回数をどんどん増やしても、スレてしまう感じにはなりにくく、アグレッシブに攻めたいアングラーに向いているバイブレーションルアーといえるでしょう。
シーバス用バイブレーションルアーをキャストして操るのに向いている、おすすめタックルをご紹介しましょう。
飛距離を伸ばすなら、スピニングロッドのほうが実践しやすいです。
ハイギアのスピニングリールを装着して、常にラインスラックを消しやすい状態をキープしておきましょう。
ダイワ(DAIWA) ロッド 21 シーバスハンターX 93ML・R
ダイワから発売中の、コスパ優秀なシーバスゲーム用スピニングロッドです。
全長は2.82mで、継数は2本。
仕舞寸法は145cmにまで縮まります。
自重は131gで、先径/元径は1.8/12.9mmに設計されています。
適合するルアーウエイトは、7gから35gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lb、PEラインなら0.6号から1.5号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、95%です。
実際に手に取って振ってみると、とてもシャープで張りのあるブランクスに仕上がっている印象です。
軽くて取り回しの良い設計ですから、アキュラシー精度の高いアプローチを実践できるでしょう。
実売価格は1万円台と、とても安い価格帯に収まっています。
河口域の護岸エリアなとで、丁寧なキャストを繰り返すのに向いているイメージです。
低価格帯でありながら、じゅうぶんなスペックを搭載しているレグザシリーズの、エクストラハイギアモデルです。
ギア比は6.2対1ですから、ハンドル1回転につき93cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
自重は260gで、最大ドラグ力は10kgです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら8lbを150m、PEラインなら1.2号を190m巻けます。
ボールベアリングは5個搭載していて、ハンドルの長さは60mmです。
実際に手に取ってハンドルを回してみると、しっかりとした巻き心地を体感できます。
ローターもスムーズに追従し、ドラグレスポンスも良好です。
PEラインを多めに巻いて、さまざまなシチュエーションに対応しながら、シーバスの居場所を絞り出してみましょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
シーバス用バイブレーションルアーの特徴や使い方、おすすめのタックルを取り上げましたが、いかがでしたか?
他のカテゴリーのルアーを試す前に、バイブレーションルアーでスピーディーにチェックする習慣を身に着けたいものです。
ただ巻きリトリーブに反応してくるシーバスは、結構多いですから、集中力を切らさずにリールハンドルを回すように心がけてください。
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