ライギョって外来魚だけど飼育して大丈夫なの?生態や釣り方もチェック!
ライギョは大型で引きが強く、釣り人の間でファンの多い魚ですが、実は飼育魚としてもペットショップで見かけるほど人気があります。 幼魚は可愛らしい顔つきと美しい体模様を楽しむことが…
FISHING JAPAN 編集部夏の暑い陽射しの下で、河川や水路・池などに広がる水面カバーを見つけたら、大きな雷魚が潜んでいるかもしれません。
上手く釣り上げるには、雷魚に適したルアーを投入して誘い必要があります。
ここでは、夏の釣り場で使ってみたい雷魚ルアーについて、分かりやすくご紹介しましょう。
目次
雷魚ルアーを代表するものといえば、間違いなく中空構造のフロッグルアーを挙げるでしょう。
フックの先端が上に付いていて、ボディの膨らみによってガードされていますから、草木や水面カバーに引っ掛かりにくい強みを持っています。
水面カバーの下に潜んでいることが多い雷魚にアフローチするには、この仕様のほうが都合がいいのです。
キャストして水面に浮かせても、周囲の草木やカバーが全く気になりません。
ロッドワークやリトリーブをを大胆におこなったとしても、ルアーが引っ掛かってしまうトラブルを未然に防げるでしょう。
指でボディを押すと、カンタンに変形してくれるフロッグルアー。
雷魚が食い付いてきて、指の代わりに口先で押し潰せば、口の中でフックの鋭利な先端がむき出しになります。
あとはアングラーが、目一杯のチカラを込めてフッキングすれば、雷魚を水面カバーの中から引きずり出せるはずです。
では、このフロッグルアー以外に、雷魚に効果的なルアーはないのでしょうか?
例えば水路に出向いて、そこに広がっている水面カバーをフロッグルアーで探ってみたとしましょう。
運よく雷魚に遭遇できればいいのですが、全く反応が無かった場合。
フロッグで釣れないのだから!と、その場を立ち去っていいわけではありません。
実は雷魚は、不定期に水面カバーを離れます。
理由は、春先に産卵して孵化した稚魚が、群れとなってオープンウォーターで泳いでいるからです。
まさに無防備な状態なので、さまざまな生き物から狙われることに。
雷魚の成魚は、この稚魚の群れを守るべく、そばに付いて一緒に泳ぐ習性を持っているのです。
オープンウォーターなら、引っ掛かりにくいフロッグルアーは必要ないでしょう。
稚魚を襲うフィッシュイーターである、ブルーギルのカタチをしたミノー・クランクベイト・シャッド・ビッグベイトなどを投入すれば、あっという間に雷魚が食い付いてくるはずです。
水面カバー周りで釣るよりも、フッキング・ランディングともに確実におこなえそうです。
ただし、稚魚の群れを守っている成魚を引き剥がすのですから、稚魚が全滅してしまう危険性があります。
その点を気にするなら、敢えて稚魚の群れに向かってルアーは投げないようにすること。
もしくは、誤って成魚を釣ってしまったら、すぐにフックを外して、稚魚の群れのそばに成魚をリリースしてやることが望ましいでしょう。
雷魚ルアーでフロッグ以外のルアーを使うケースが、他にも考えられます。
雷魚が、日陰やオープンウォーターをゆっくり泳いでいるところに、遭遇することが結構あるからです。
水路でナマズをターゲットに釣りをしていると、そういう場面に出くわすことが多いように感じます。
そんなときは、トップウォータープラグやエラストマー製の軟質ワームのノーシンカーリグを投入してください。
ポッパーやペンシルベイトをアクションさせていると、豪快に食い付いてくることがあります。
雷魚が水中のカバーに潜むことも、実はひんぱんに発生します。
それを専門に狙っているアングラーが少ないので、攻略法も広まっていないのが実情です。
時折空気呼吸をおこなう雷魚ですから、水面からかなり離れたディープレンジに潜むことはほぼないのですが、水深1m以内ならじゅうぶん範囲内でしょう。
そういう水中カバー潜伏状態の雷魚をターゲットにするとき、おすすめのルアーは、スピナーベイトです。
引っ掛かり・根掛かり回避に長けていて、ブレードによるフラッシング効果で雷魚を引き付けることができます。
雷魚は、フラッシングによる刺激に対し、威嚇に近い反応を示すことがあります。
スピーディーに探りたいならウィローリーフブレード、スローに誘いたいならビッグコロラドブレードを使ってみてください。
ブレードに噛み付いてくることもあるので、ラインが横方向に引っ張られるまで、フッキング動作に移らないようにしましょう。
ノリーズ(Nories) ルアー ウインドレンジデカコロ 5/8oz 748 ライブゴールドアユ.
雷魚ルアーを操るのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
中空構造のフロッグルアーはもちろん、スピナーベイトのキャスティングアプローチにも兼用可能な、Hパワーブランクスのベイトロッドがマッチします。
リールは、16lb以上のモノフィラメントラインを豊富に巻けるベイトリールが、扱いやすいでしょう。
シマノから発売されているバス釣り用ベイトロッド・エクスプライドシリーズの中から、172H-2を選んでみました。
全長が2.18mもあるので、キャスティングはもちろん、ピッチングやサイドハンド・バックハンドアプローチも難なくこなせます。
継数は2本で、仕舞寸法は112cmにまで縮まります。
ウエイトは120gと軽めで、ブランクスの先径は2.0mmです。
適合するルアーウェイトは、14gから42gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら12lbから25lbまで、PEラインなら最大5.0号まで使えます。
グリップの長さは263mmで、ブランクスのカーボン素材含有率は、97.6%になっています。
実際に手に取って振ってみると、とても張りのあるブランクスに仕上がっている印象を持ちました。
雷魚専用ロッドのような持ち重り感は無く、軽快に振り回せるのが大きなメリットでしょう。
実売価格は2万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
水面カバーでも水中カバーでも、雷魚に潜り込まれたら強引に引きずり出せるバットパワーが備わっているので、安心して各種ルアーをキャストし続けることができるはずです。
シマノ(SHIMANO) 両軸リール 22 カルカッタコンクエスト 200XG カルカッタ バス釣り
シマノからリリースされている丸型ベイトリール・カルカッタコンクエストシリーズの中から、200番サイズのエクストラハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は7.5対1なので、ハンドル1回転につき89cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は6kgで、スプール寸法は直径38mm、幅21mmです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら20lbを100m巻けます。
ウエイトは235gで、ハンドルの長さは45mm。
ボールベアリングは、13個採用しています。
実際に手に取って使ってみると、エクストラハイギアの割りには滑らかな巻き心地に落ち着いている印象を受けました。
カチッとした剛性感は、雷魚の強い引きにじゅうぶん対応できるでしょう。
キャストフィールは申し分なく、ロングキャストもショートキャストも容易にこなせます。
実売価格は5万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
太いラインでアプローチして、一気に巻き上げて引き寄せたいときに、頼りになるベイトリールではないでしょうか。
雷魚ルアーの性質や推奨アイテムの活用法、適合する装備の詳細を説明致しましたが、如何でしたでしょうか?
かつては雷魚の数が少なくなってしまうのではないかと心配されていましたが、近ごろでは川や運河でその存在を確認できるようになりました。
ルアーフィッシングの狙いとなる魚種で、人気が高いため、その生存可能な環境を保つことが希望です。
食物連鎖の一環でもあるので、在来種との関連性をすべて把握し、無理な魚の放流などは絶対に避けるべきです。
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