アミ姫で釣りたい!海でサビキ釣りを楽しむための配合エサ!常温保存でフルーティーな香り
サビキ釣りを楽しんでいる家族連れを、釣り場でよく見かけます。 カゴに撒き餌のオキアミを入れるのですが、手元にあるのはブルーカラーのパッケージ。 ブロックを解凍したオキアミでは…
FISHING JAPAN 編集部漁港に出向くと、堤防周辺に多くのアングラーが集まっています。
手に携えているロッドには、サビキ仕掛けがズラリ。
接岸してきたアジやイワシを狙って、もっと多くのアングラーが釣り座を構えるでしょう。
ここでは、サビキ釣りの特徴や釣り方について、初心者の人にも分かりやすくご紹介します。
目次
サビキ釣りとは、サビキ仕掛けと撒きエサを用いて、群れで接岸してきた魚を効率よく獲っていく釣り方のことです。
サビキ仕掛けを拡大して見てみると、フックに魚皮やスキンなどが結び付けられていて、蛍光玉が目印の役割を果たしているのが分かります。
フックそのものが疑似餌となり、仕掛けの幹糸に複数で連なっているので、群れにも見えるのです。
しかも幹糸の下端、ボトムに最も近い側には、カゴが付いています。
ここにオキアミなどの撒きエサを入れ、水中に沈めることで、カゴから解き放たれます。
サビキ仕掛けのフックと撒きエサが入り混じり、広範囲から魚を引き寄せるわけです。
全く魚が居ない場所では、引き寄せるのは難しいでしょう。
アジやイワシの群れか接岸してくる時期に合わせておこなうことが、サビキ釣りの基本といえそうです。
魚の群れの接岸時期は、毎年ゴールデンウィーク明けの5月ぐらいから。
6月から10月にかけてが、サビキ釣りを楽しめる時期のピークとなるでしょう。
釣りをするのに都合のいい場所は、やはり足場が高く、ある程度水深のあるところ。
そういう場所なら、サビキ仕掛けを足元へ降ろして、誘いをかけることができるからです。
延べ竿を使ってサビキ釣りをしている人も見かけますが、足場が高いところで上手く対処するためには、振出式の磯竿にスピニングリールを装着したタックルのほうが、釣りやすく感じます。
まずはサビキ仕掛けを着水、表層で上下に振ってみます。
そうするとカゴから撒きエサが飛び出し、辺り一面を撒きエサだらけにしてくれます。
そして自重によって、ゆっくりとボトムへ向けて沈み始めるのです。
ボトムに到達するまでの間、各レンジは撒きエサだらけに。
ニオイも拡散されるので集魚効果はかなり高く、アジやイワシが食い付いてくるのは、時間の問題でしょう。
一度サビキ仕掛けを引き上げて、空っぽになったカゴに撒き餌を詰め込み直します。
そして再投入、表層を突き抜けて、中層やボトム付近で誘いをかけてください。
上下にサビキ仕掛けを振れば、撒きエサが放出されて、フックも踊ります。
それを見つけた魚が、次から次へと食い付いてくるでしょう。
サビキ釣りは、水温が低いと魚の活性が上がらず、次から次へと食い付いてくる展開になりにくいです。
6月になれば、かなり広い範囲で水温が上がるので、難なく魚に遭遇できるでしょう。
飛ばしウキを装着すれば、足元を探るだけでなく、沖合いを回遊する魚の群れまでもターゲットにできます。
もし沖合いに潮目が発生していたら、その場所までロングキャストできる飛ばしウキ仕掛けを組んでみましょう。
風の抵抗を受けにくいウキや、重めのオモリの付いたカゴを用意すれば、潮目の帯まで届けられるかもしれません。
サビキ釣りに用いる撒きエサは、これまでなら凍らせたオキアミブロックを解かしながら使っていました。
でも最近では、常温保存可能なチューブパッケージ入りの撒きエサが販売されています。
小さめのキャップを開けて、その先端をカゴに入れて中身を注入。
オキアミだけでなく、集魚効果を高めるためのニオイの付いた液体が出てきます。
でも独特の臭い感じはなく、どちらかといえばフルーティーな香りが辺りに満ち溢れる感じです。
オキアミエサが苦手な女性や子供も、積極的のサビキ釣りを楽しめるようになるのではないでしょうか。
サビキ釣りに使ってみたくなる、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
足元を探れるのはもちろん、沖合いの潮目も叩こうと考えたら、ロッドは振出式の磯竿が合います。
3号前後のブランクスで、長さは4.0m前後のものなら、さまざまな使い方が可能になります。
リールは、3000番前後のサイズなら、サビキ釣り仕掛けを飛ばしウキと一緒に、ロングキャストしやすいでしょう。
シマノからリリースされている振出式の遠投磯竿・ホリデー磯シリーズの中から、3号450PTSを選んでみました。
全長は、4.45mまで伸ばすことができます。
継数は5本で、仕舞寸法は103.0cmにまで縮まります。
ここまで短くなるのなら、クルマに積み込みやすいですし、堤防などの釣り場まで持ち込みやすいでしょう。
ウエイトは205gで、先径/元径は1.5/20.0mmです。
錘負荷は、5号から8号まで。
これに合わせて、飛ばしウキやカゴの重さを決めてください。
適合するハリスは、3号から7号まで。
実際に釣り場で使ってみると、とてもしなやかに曲がるブランクスに好感が持てます。
アジやイワシがサビキに食い付いても、ブランクスが硬くて弾いてしまう心配は要らないでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
釣れたアジを活けエサとして使い、そのまま背掛けにして海に投入すると、泳がせ釣りを実践できます。
ブランクスにじゅうぶんなパワーが備わっているので、青物やヒラメが掛かっても、しっかり対応できるのが嬉しいです。
背掛け用に、大きめのセイゴ針やカイズ針を持参しておきましょう。
水面まで届く長さのランディング用ネットも、足元へ置いておきたいものです。
シマノから発売中の汎用型スピニングリール・ナスキーシリーズの中から、C3000番サイズのハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は6.2対1ですから、ハンドル1回転につき91cmものラインを巻き取ることができるように作られています。
実用ドラグ力は3.5kgで、最大ドラグ力は9.0kg。
ウエイトは240gで、スプール寸法は直径46.5mmで、ストロークは14.5mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら4.0号を100m、PEラインなら2.0号を200m巻けます。
ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは5個装備しています。
実際に手に取ってみると、意外と軽めでハンドル回転は滑らかそのもの。
ローター回転の追従もスムーズなので、糸フケが出てもカンタンに巻き取れるでしょう。
実売価格は9千円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
活けエサによる泳がせ釣りで、大型の青物が掛かったとしても、きっちり耐えて魚とのやり取りを楽しめるはずです。
サビキ釣りの際には、ハンドル・ローターが回らないように、人差し指を伸ばしてローターを固定してから、ロッドを上げ下げしましょう。
サビキ釣りの特徴や道具・アプローチ方法、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
6月ともなると、堤防にはたくさんのアングラーが足を運んできます。
自分が先着していたら、できるだけ持ち込んだタックルを引き寄せて、他のアングラーに釣り場スペースを与えるようにしましょう。
泳がせ釣りに切り換える場合は、掛かった魚が横走りして他のサビキ仕掛けを巻き込まないように、弱らせてから引き寄せて、速やかにランディングをおこないたいものです。
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