メタルバイブサビキセットで中小型青物を釣り上げたい！2022年新登場の投げて巻くサビキ

メタルジグを仕掛けの真下にぶら下げてキャストする、ジグサビキ釣りの人気が高まっています。

2022年にダイワから新発売されるメタルバイブサビキセットには、なんとメタルジグの代わりにメタルバイブレーションルアーを装着。

その特徴や使い方、キャストするのにマッチしそうなおすすめタックルをご紹介しましょう。

メタルバイブサビキセットとは、2022年にダイワからリリースされる、キャスティングゲーム用のサビキ仕掛けのことです。

ジグサビキと同じ要領で、太いラインで強化されたキャティング用サビキ仕掛けの真下に、メタルバイブレーションを装着して操ります。

タックルは、ライトショアジギングゲーム用のスピニングタックルがベストマッチ。

サーフエリアや防波堤から、しっかりとロングキャストを決めてリトリーブしてみましょう。

メタルジグならそのままスルスルとスイミングしますが、メタルバイブレーションルアーなので激しく左右にに振動します。

発生する波動は強めで、光を反射するフラッシング効果もじゅうぶん見込めるでしょう。

そしてメタルバイブレーションルアーで増幅された振動は、そのままサビキ仕掛けを水中で躍らせ、生命感溢れる連続アクションに切り替わっていきます。

サビキが上下に揺れるのではなく、横方向に泳ぎながら強振動するわけですから、青物やシーバス・ヒラメ・ロックフィッシュなどのフィッシュイーターたちにとって、とても魅力的に映るのは間違いなさそうです。

サビキのフックには、チヌ針の4号が用いられていて、ハリスはフロロカーボンラインの4号と太目になっています。

幹糸は、フロロカーボンラインのなんと6号ですから、24lbの強度を誇っています。

これならフルパワーでキャストを繰り返しても、破断してしまうトラブルを防げるでしょう。

全長は、56cmのショートレングスなので、仕掛けが絡み付いてしまうのも抑えられます。

メタルバイブレーションルアーのウエイトは、3種類から選べるようになっていて、15g・20g・25gの中から釣り場に合わせて使い分けましょう。

例えば、風の強い日や水深のある場所なら、最も重い25gが使いやすくなります。

浅い水深が広がっている場所や、スローに誘いたいなら、15gのメタルバイブレーションルアーがおすすめです。

メタルバイブサビキセットを使ってみたいシチュエーションを考えてみましょう。

まず釣り場に降り立ったなら、メタルジグのキャストから入って、フィッシュイーターたちの反応を見てみましょう。

ショートバイトが頻発したり、しっかり食い付いて来なかったりしたら、メタルバイブサビキセットの出番です。

サビキ部分には、ケイムラ天然魚皮やティンセル・オーロラ糸がボリュームたっぷりに装着されていて、夜光留めでアピール力も増しています。

これならタフコンディションでも、バイトを誘発することが可能でしょう。

メタルバイブサビキセットに同封されているメタルバイブレーションルアーのカラーは、2種類の中から選ぶことができます。

●ブルピンカラー

●赤金カラー

どちらも青物釣りでは、とても有効なカラーとして知られています。

魚の反応を見て、ローテーションしながら使うと、より一層バイトを呼び込めるはずです。

メタルバイブレーションルアーにもフックが装着されているので、サビキではなくここに噛み付いてくるフィッシュイーターたちもいるでしょう。

きっちりロッドを立てて、フッキングパワーを伝えるようにしたいものです。

それではメタルバイブサビキセットをフルキャストして操るのに、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。

ライトショアジギングゲームに用いる程度の、やや柔らかいブランクスのロッドのほうが、サビキ仕掛けに過度な負荷をかけずに済むかもしれません。

最初は緩やかにロッドを振るようにして、キャストのコツをつかみ、慣れてきたらフルキャストに移ってください。

ダイワから発売中のショアジギングゲーム用スピニングロッドです。

Mパワーブランクスなので、ガチガチに硬めのロッドではありませんから、キャストしやすく感じるでしょう。

メタルバイブサビキセットの操作にも、柔軟に対応できるはずです。

全長は2.92mと、取り回ししやすい長さになっています。

継数は2本で、仕舞寸法は151cmです。

自重は172gと、ショアジギングゲーム用ロッドにしては軽めの設定です。

先径/元径は、2.2/16.4mmとやや太目で、適合するジグウエイトは、10gから50gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまで、PEラインなら0.8号から2.0号までです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、88%です。

実際に手に取って振ってみると、ブランクスは軽くてよく曲がり込む印象です。

しっかり胴に乗せてメタルジグを遠くへ運ぶイメージですから、メタルバイブサビキセットに強い負荷をかけずにロングキャストを敢行できそうです。

青物の急な走りにも、きっちり曲がって対応できるので、バラシを抑えつつ安定したやり取りを楽しめるでしょう。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

防波堤やサーフエリアでキャストする場合には、周囲に他のアングラーがいないか確認してください。

サビキ仕掛けの分、長めの垂らしになるので、じゅうぶん注意してロッドを振るようにしましょう。

ブラストLTシリーズの4000番モデル、エクストラハイギア仕様のスピニングリールです。

ギア比は6.2対1になっていて、ハンドル1巻きにつき99cmのラインを巻き取ることができるように作られています。

自重は270gとやや重めで、最大ドラグ力は12kgあります。

ラインキャパは、PEラインなら1.5号を200m巻けます。

ボールベアリングは6個搭載されていて、ハンドルの長さは60mmです。

実際に手に取ってハンドルを回してみると、滑らかな巻き心地で扱いやすい印象です。

ローター回転もスムーズで、カチッとした剛性感も伝わってきます。

ライトショアジギングゲームを楽しむなら、丁度いいバランスを持ち合わせているといえるでしょう。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

ショアからのキャスティングゲームを始めたい人なら、購入を検討する選択肢に入れたもらいたい1台です。

ハンドルノブも保持しやすい形状で、濡れた手・指でも滑りを抑えてくれるでしょう。

メタルバイブサビキセットの気になる発売日は、2022年の4月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、900円から960円です。

仕掛けをキャストしたら、着底するまで待つようにしてください。

ただし、そのままズル引きしてしまうと根掛かりが多発するので、ロッドを立ててからリトリーブをスタートさせましょう。

振動が手元に伝わってきたら、上手く泳いでいる証しです。

青物のバイトはとても明確で、ガツン！と強い衝撃がありますから、ラインテンションを維持しながら、ラインが走る方向とは真逆にロッドを振って、確実にフッキングを決めるようにしましょう。