シマノのSLX MGLを使い続けてみた!信頼+コスパ優秀なベイトリール
2019年にシマノから発売されたベイトリール、SLX MGL。 ベーシックなスペックなので、実売価格は2万円を下回る設定になっています。 その使い心地はどのようなものなのか、発売当初から…
FISHING JAPAN 編集部温帯地域を活発に回遊しているシイラは、オフショアシーンで遭遇するキャスティングゲームの好対象魚です。
積極的にルアーに反応し、バイト直後から豪快な走りを見せてくれますから、多くのアングラーが求めるゲームフィッシュでもあります。
そんなシイラの特徴や釣り方について、詳しくご紹介しましょう。
目次
シイラとは、スズキ目シイラ科の海水魚のことで、世界中の温帯や熱帯エリアでその姿を見ることができます。
体長は最大でなんと2mにも及び、体重は40kg近くにまで達する個体も。
特徴的なのは、頭部の額部分。
特にオスは、見た目で分かるぐらい隆起してきます。
マグロと同じ赤身魚として分類されていますが、さばいてみるとさほど赤いとは感じません。
ほんのりピンク色がかかっている身で、鮮度が高ければ刺身で食べると美味しいでしょう。
でもすぐに傷み始めますから、塩焼き・フライ・ムニエル・バター焼きなどに調理して食べるのが一般的でしょう。
以前高知県へ出向いたとき、タタキや寿司ネタになっていたシイラを食べた経験があります。
それでは、シイラの釣り方について、詳しくチェックしていきましょう。
生息しているのは温帯エリアから南の沖合いで、日本なら相模湾・駿河湾・遠州灘・伊勢志摩・日向灘などで、オフショアゲームのターゲットになっています。
キャスティングゲームでアプローチするのですが、使うルアーは飛距離の伸びるものが一般的。
中でもシイラ用ルアーとして人気が高いのが、フローティング仕様のダイビングペンシルです。
全長160mm前後で、ウエイトが50gもあれば、シイラの興味を引き付けるのにじゅうぶんでしょう。
おすすめは、タックルハウスのブリットペンシルやヤマリアのラピードでしょうか。
ボディ剛性・耐久性を考慮すると、じゅうぶんな強度が確保されています。
キャスティングゲーム用のスピニングロッドでフルキャストすれば、沖合いのボイルや浮きゴミ・浮き漁礁などを的確に撃つことができます。
フローティングのポッパーも有効で、ロッドティップを下向きにしてトゥイッチやジャークをおこない、スプラッシュを発生させて誘いをかけます。
タックルハウスのフィードポッパーなら、実績も高く安定した釣果につながるでしょう。
サイズは、150mmで60gのタイプがベストマッチです。
その他ジャークベイトやジグでも反応してきますが、シンキングタイプのルアーをキャストすると、シイラもつられて沈んでしまいます。
フローティング系のルアーで押し通すことで、豪快なシイラのバイトを目視し続けられるでしょう。
タックルハウス(Tacklehouse) ナローリフレクトフィードポッパー150フックレス CFP150 NR5 NRクリア
シイラを沖合いで探すには、水温が高めのほうが発見しやすいです。
目安は、24℃以上でしょうか。
前述の浮き漁礁や漂流物などに、潮目が絡んでいると、シイラが潜んでいる確率がアップします。
実際に水面を見て、そこにシイラの姿が無くても、結構下の水深から一気に浮上してバイトしてくることも。
浮き物のそばにルアーをキャストして、引っ掛からないようにドッグウォークなどで通してくると、大きな水柱が立ち上がるかもしれません。
ガッチリ食い付くこともありますが、顔の横にフックが引っ掛かるだけのときもあるので、いきなり強めのフッキングをする必要はありません。
ルアーを噛んだシイラが走り出したら、ラインテンションMAXになるまで待ってみましょう。
それからリールハンドルを回しながらフッキング動作に移れば、ガッチリ掛かってくれるはずです。
シイラ用のタックルを、具体的に揃えてみましょう。
ロッドは、7ft前後の長さを持ったスピニングロッドが向いています。
オーバーヘッドキャストするのに、あまりに長いブランクスだとボートデッキ上では危険だからです。
船べりよりも前に出てアンダーハンドキャストをおこなうなら、安全は確保されやすいでしょう。
リールは、SW系の6000番から8000番サイズぐらいのスピニングリールが、ちょうど扱いやすいといえそうです。
シイラのオフショアキャスティングゲームを楽しむのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
前述の通り、張りのあるブランクスを持ったスピニングタックルなら、遠いポイントにもルアーを届けられます。
PEラインは2号以上を巻いて、暴れるシイラに対処できるようにしておきたいものです。
シマノ(SHIMANO) キャスティングロッド オシアプラッガー フルスロットル S74ML テクニカルロッド 青物 シイラ カツオ
シマノからリリースされている、オシアプラッガーシリーズの中から、7.4ftのスピニングロッドを選んでみました。
全長は2.23mなので、ボートデッキ上で取り回ししやすいでしょう。
継数は2本で、仕舞寸法は172.1cmにまで縮まります。
やや長めの仕舞寸法ですから、ロッドティップやガイドなどを干渉させないようにしましょう。
先径/元径は、2.3/13.4mmとガッチリ系。
適合するルアーウエイトは、20gから70gまで。
ペンシルベイトやポッパーをロングキャストするのに、ちょうどいいでしょう。
適合するラインは、PEラインなら最大で4号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、91.4%になっています。
トゥイッチやジャークなどを繰り出して誘う、テクニカルなロッドだと考えてください。
アンダーハンドキャストやサイドハンドキャストを、積極的に実践しやすいでしょう。
シイラはもちろん、カツオや他の青物などを狙うのにベストマッチかもしれません。
実売価格は4万円台と、ハイスペックに見合った価格帯に設定されています。
細部に渡って作り込まれた名竿なので、長く使い続けるのにいいでしょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ステラ SW 8000HG ショア/オフショア兼用 ジギング キャスティング
シマノから発売中のハイエンドスペックモデル・ステラSWシリーズの中から、8000番サイズのハイギア仕様を選んでみました。
ギア比は5.6対1なので、ハンドル1巻きにつき107cmのラインを回収することができるようになっています。
実用ドラグ力は18.0kgで、最大ドラグ力は25.0kgもあります。
ウエイトは625gで、スプール寸法は直径61mm、ストローク22mmです。
ラインキャパは、PEラインなら4号を300m巻けます。
ハンドルの長さは75mmで、ボールベアリングは13個搭載しています。
実際にフィールドで使ってみると、2号から5号ぐらいのPEラインを扱いのに、とても便利なスピニングリールでした。
掛かってからよく走るシイラなら、ラインは多めにストックしておきたいもの。
この8000番なら、安心して魚とのやり取りを楽しめるでしょう。
実売価格は10万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
2号から3号のPEラインをメインに使うつもりなら、6000番サイズでも対応できるのではないでしょうか。
シイラの特徴や釣り方、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
乗合船やガイド船では、他のアングラーの行動や立ち位置にも気を配るようにしましょう。
特にシイラのルアーキャスティングゲームでは、オーバーヘッドキャストによるスイングが、他のアングラーに干渉してしまう可能性があります。
キャストのたびに後方確認をして、安全最優先で釣りを楽しむようにしたいものです。
基本的にはダイビングペンシルをキャストしてゲームを組み立てて、シイラの反応がよくなければポッパーなど他のルアーへシフトしてみてください。
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