宵姫エクボ2.2inchでメバル&アジを釣りたい！がまかつのライトゲーム用ワーム

ライトゲームのターゲットであるメバルやアジは、細身ストレート系ワームで誘うことができます。

がまかつから発売中の人気ワーム・宵姫エクボ2.2inchを使って、ジク単やフロートリグでビッグサイズを狙ってみましょう。

実釣インプレを絡めながら、宵姫エクボ2.2inchの特徴や使い方についてご紹介します。

宵姫エクボ2.2inchとは、がまかつからリリースされている、ライトゲーム用のワームのことです。

細身ストレート系ワームで、全長は2.2inch。

アジングに使うワームとしては、やや長めな印象がありますが、実際にジグヘッドに装着して泳がせてみると、豆アジもきっちりバイトしてきます。

最後尾の微細な振動に、かなり強く惹かれているように感じました。

既存のストレート系ワームには、複数のリブが刻まれているものが多いです。

リブが水をつかんで、ワーム全体を揺らすアクションにつながっていくわけですが、実はこれが意外とデメリットを生むことも。

リブによって発生したアクションには、メリハリがあり、メバル・アジに気づいてもらいやすいです。

水押し効果や、水を掻き回す効果も得られるからでしょう。

でも、それらの効果が強過ぎて、ナチュラルさからやや外れてしまうケースがあるのです。

高活性なメバルやアジならOKなのですが、そうではない個体もいますし、釣り場のシチュエーションによっては、低活性にならざるを得ない展開があります。

そういうタフな状況を打破するには、ワームの最後尾のみがプルプルと微振動するタイプが効くのです。

何故なら、メバルやアジが好んで捕食しているシラスなどの稚魚を見てください。

身体全体を使って豪快に泳いでいるのではなく、最後尾のみを微細に振ってスルスルと泳いでいます。

このナチュラルな泳ぎを再現するために開発されたのが、宵姫エクボ2.2inchなのです。

宵姫エクボ2.2inchのボディ表面に注目してください。

ゴルフボールの表面とよく似た凹み＝ディンプルが設けられています。

これにより、空気や水に対して細かな渦流を作り出します。

計32個のディンプルが優しい渦流をボディにまとわせながら、その振動を受けた最後尾が、とても細やかに振動を繰り返します。

また宵姫エクボ2.2inchの頭部先端には、ショートガイドホール＝穴が開いています。

ここからジグヘッドのフックを刺し込めば、真っ直ぐにセットできるようになっています。

ナイトゲームのような見えにくい環境下でも、ライトを照らせば穴の位置が分かりやすく、ジグヘッドに真っ直ぐ付けることができるでしょう。

宵姫エクボ2.2inchのジグ単を実際にキャストしてみました。

着水してリトリーブを開始すると、適度な引き感が伝わってきます。

これならただ巻きリトリーブを続けやすいですし、メバルやアジがバイトしてきた瞬間をとらえやすいでしょう。

フロートリグにセットして、沖合いの潮目を叩いてみました。

魚からよく見えているようで、バイトがひんぱんに発生します。

セイゴやフッコクラスのシーバスがよく掛かるのは、宵姫エクボ2.2inchが稚魚に見えている証しでしょう。

レンジを深いところに切り換えても、しっかりとバイトをとらえてくれました。

ボディサイズがやや長めなので、アジが上手く飲み込めるか心配でしたが、いい感じに折れ曲がるので、その状態で口の中に収まっています。

宵姫エクボ2.2inchを操作するのに向いている、おすすめのロッドをご紹介しましょう。

がまかつからリリースされているライトゲーム用スピニングロッド・ラグゼ宵姫爽シリーズの中から、S53FL-solidを選んでみました。

全長は161.5cmで、ウエイトは45g。

2ピース仕様で、仕舞寸法は85cmにまで縮まります。

適合するルアーウェイトは、0.1gから2gまで。

適合するラインは、PEラインなら0.1号から0.3号までで、モノフィラメントラインなら0.8lbから1.5lbまでです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、99.5%に設計されています。

チタンフレーム+SICSリングガイドを採用していて、小口径セッティングで軽量化を図っています。

カーボンソリッドティップを搭載しています。

実売価格は2万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっているのが嬉しいです。

宵姫エクボ2.2inchの特徴や使い方、おすすめのロッドを取り上げましたが、いかがでしたか？

メバルやアジを積極的に誘って、数多くのバイトをフッキングに持ち込んでみましょう。

ジグヘッドのウエイトを切り換えても、基本的な泳ぎにあまり変化が表われないのも、このワームの特徴といえそうです。