OSPの人気ワーム【MMZ】実釣インプレ特集!使い方やおすすめタックル
バス釣りの人気メーカー・OSPからリリースされている湾曲したストレート系ワーム・MMZ。 いったいどのように操ればいいのか、その使い方をご紹介しましょう。 見えバスは口を使わない!…
FISHING JAPAN 編集部
全長7cmクラスの小振りなミノーなら、タフコンディション下でもバスに口を使わせることができます。
特にospからリリースされているドゥルガ73SPなら、独特なフラットサイドデザインにより、アクションのキレやアピール度はバツグン!
2023年には、新しいカラーバリエーションが追加されます。
そんなドゥルガ73SPの特徴や使い方、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
目次
ドゥルガ73SPとは、ospから発売中のバス釣り用サスペンドミノーのことです。
全長は73.0mmと、コンパクトなひと口サイズに絞られています。
ウエイトは、4.7gも与えられていて、マグネット式の重心移動システムが内蔵されているので、飛距離を伸ばすことができます。
これまでの円筒形ミノーなら、スピニングタックルでキャストするのがセオリーでしたが、容積の大きいドゥルガ73SPならウエイトを上げることが可能で、それが飛距に直結しています。
なぜ容積が大きいのかというと、ボディ側面がフラットで、正面から見ると円筒形ではないからです。
当然ウエイトパーツを入れる空間が増えていますから、トータルウエイトを増やせることになり、ロングキャストが可能になっています。
ドゥルガ73SPの側面フラット形状には、水押し効果やフラッシング効果を高める要素も含まれています。
ロッドワークを積極的に駆使して、トゥイッチやジャークを繰り出すことで、さまざまなシチュエーションを攻略できるでしょう。
実際にドゥルガ73SPをフィールドで使ってみました。
最初に足を運んだのは、山間部のリザーバー。
上流エリアは水の流れがあり、崩れた崖や岩場に強く当たっているのが分かります。
バスは自らの身体を水の流れに晒すのではなく、その裏側、つまり流れが澱む側に陣取る習性を持っています。
ドゥルガ73SPを投入するなら、その裏側をユルユルと通過できるエリアがいいでしょう。
岬のような地形変化があれば、水が直接当たらない下流側にバスが潜んでいるとして、まずは上流側へキャスト。
そのままドリフトさせてから、岬を越えて下流側に入った瞬間に、トゥイッチ。
それでバスが浮いて来なければ、スロースピードで等速リトリーブ。
2投目で標準サイズのバスが飛び出してきて、その次に食い付いてきたバスのほうが大きかったです。
場荒れすることなく、複数のバスが獲れたのも、ドゥルガ73SPがコンパクトなおかげ。
キャスト数に比例してプレッシャーがみるみる高まるような、ビッグベイトの釣りとは真逆の釣り方を楽しめるでしょう。
ドゥルガ73SPを平野部の水路で使ってみました。
キャストすれば対岸までカンタンに届くような、小規模水路です。
水深は最深部でも2.5mほど、ベイトフィッシュの魚影は濃い感じです。
ただし、岸際のカバーが痩せていて、定着タイプのバスは見込めない雰囲気。
水路の真ん中辺りに広がるフラットボトムに、ベイトフィッシュが群れているのが分かったので、ドゥルガ73SPをキャスト。
丁寧にトゥイッチを入れても食い付かないので、ボディ真ん中よりやや後方に、薄い板オモリを少量貼ってからまたキャスト。
トゥイッチはせずに、超スローリトリーブで中層を泳がせてくると、追従してきたバスが葉巻食いしました。
リアフックにしか掛からないバイトが、計4発。
全てバラシ無しでフッキングに持ち込めたのは、ドゥルガ73SPの引きの強さのおかげでしょう。
ドゥルガ73SPには、2023年に2種類の新しいカラーバリエーションが追加ラインナップされます。
●旨ワカサギ PC91
●リアルゴールドワカサギ RP91
どこから見てもベイトフィッシュそのものな配色は、ospならではの丁寧さで仕上げられています。
それではドゥルガ73SPをキャストして操作するのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
スピニングタックルなら飛距離は稼げますが、太いラインを用いたカバー周りのアプローチが難しくなります。
ここは、ベイトフィネスタックルを選んで、大胆に攻めてみましょう。
ダイワのバスロッド・ブレイゾンシリーズの中から、軽めハードルアーをキャストするのに適している、Lパワーブランクスのベイトフィネスロッドを選んでみました。
全長は1.93mなので、さほど長くはなく、取り回ししやすい印象です。
2ピース仕様なので、仕舞寸法は165cmに設定されています。
ウエイトは103gと軽めで、先径/元径は1.2/10.9mmと細め。
適合するルアーウエイトは1.8gから11gまで、適合するラインは、モノフィラメントラインなら5lbから12lbまでです。
岩の絡んだカバー周りを積極的に攻めるなら、10lb以上の強度は欲しいところでしょう。
ブランクスのカーボン素材含有率は、88%です。
実際に手に取って使ってみると、とてもしなやかでキレイに曲がり込むテイストです。
ショートバイトでも、これなら弾かずにフッキングに持ち込めるように感じました。
ガイドは小径なので、ライトラインでも絡まりにくいのではないでしょうか。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
ベイトフィネスロッドをまだ1本も持っていないようなら、このロッドから始めてみるのもいいかもしれません。
グリップは細身で握りやすいので、大物が掛かってもロッドを立てて支え続けやすいでしょう。
ダイワ(DAIWA) ベイトキャスティングリール アルファス AIR TW 7.1R
ダイワのベイトフィネスリール・アルファスAIRシリーズの中から、低いほうのギアを選んでみました。
ギア比は7.1対1なので、ハンドル1巻きにつき62cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は3.5kgで、ウエイトは160gとかなり軽めの設計です。
スプール寸法は、直径が28mmで幅が21mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら8lbを45m巻けます。
ハンドルの長さは80mmで、ボールベアリングは6個搭載しています。
実際に手に取ってみるととてもコンパクトで、安定したパーミングをおこなえるリールに仕上がっています。
ハンドルが短いですから、手首の回転で回せてしまうのが嬉しいです。
ロッドがバタつかないことで、スローリトリーブを実践しやすく感じます。
実売価格は3万円台と、ハイスペックに見合った価格帯に設定されています。
TWSを搭載しているリールなので、バックラッシュトラブルがほぼ抑えられていて使いやすいです。
大物が掛かったときにクラッチを切って、親指ドラグを実践する人がいますが、リールを壊してしまう原因になるかもしれません。
ドラグノブをきっちり操って、ラインを送り出すようにしましょう。
スピニングリールほどではありませんが、ライトラインの破断を防いでくれるはずです。
ドゥルガ73SP追加カラーの気になる発売日は、2023年の2月上旬を予定しています。
メーカー希望販売価格は、1,870円です。
バスの居場所を絞り込めたら、誘い+食わせ要素の強いこのミノーを投入して、バイトまで持ち込んでください。
8番サイズのトレブルフックが付いていますから、もっと細軸のフッ素コーティングフックに換装するのも面白いでしょう。
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